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    虚無のオペラ  小池 真理子

    • 2004.03.15 Monday
    • 02:15
    虚無のオペラ
    虚無のオペラ
    小池 真理子

    【虚無のオペラ】 小池真理子 著

    《京都の山間・やまあいも楽しい》

    《山間の雪の宿に籠ったふたり。
    「別れ」のための四日間》
    恋についての何気ない男女の仕草の描写がうまい
    絵画のモデルとピアニストの恋
    題名【虚無のオペラ】がわからない

    天の刻(とき)  小池 真理子

    • 2003.06.10 Tuesday
    • 23:05
    天の刻(とき)
    天の刻(とき)
    小池 真理子

    【天の刻】 小池真理子 著

    【天の刻】は、こんな物語です。

    『 ここのところ、蕗子はせっせと死に支度をしている。
     いつ死んでもいいように、身のまわりに余計なものは増やさない。見苦しいもの、人任せにできないようなものはそのつど、整理し、処分する。下着類は古くなった順に惜しげもなく捨ててしまう。………………・

    四十七歳。いいことよりも、いやなこと、不快なこと、不条理なことがより多く起こりがちな年代でもあった。起こったことは、とりあえず黙って受け入れていかねばならない。たとえ悪性腫瘍だ、と言われても、はあ、そうなんですか。とうなずくだけで、大して自分は驚かなかったかもしれない、と蕗子は思う。
     天の刻、という言葉が蕗子は好きだった。何にでも天の刻というものがある。いいことが起こるのも、悪いことが起こるのも、全部それは天の刻なのである。そう思って生きてきたせいか、蕗子はあまり物事に動じない。何か起こるたびに、ああ、これは天の刻なのだ、と思う。逆わらずに受け入れる。そういう生き方が板についている。………………………・・

    …………………目を閉じると、昔関わった男たちの顔が甦る。
     あれも恋だった、これも恋だった、と一つ一つ、丹念に思い返す。そのすべてにからだの関係があったというのに、からだのことを何ひとつ思い出せないのは不思議である。思い出すのは、その男と交わした会話、その男の汗ばんだ手のぬくもり、肌を合わせた時にふと足にあたった膝の堅さ、その男の笑い声、二人の間に漂った空気、そんなささやかなものばかりである。・・………………………

     いずれにしても、悪くない人生だった、と蕗子は思う。もう欲しいものは何もないし、失うものも何もない。家の中はいつもきれいに片づいているし、いつ死んでも心残りはない。そう思って、蕗子はうっとりする。………………………・

    恋  小池 真理子

    • 2003.05.05 Monday
    • 22:49
    恋

    小池 真理子

    【恋】 小池真理子 著

    《何でもいいから恋をしたい気分に》

    春夏秋冬、恋する気分でいたい。官能作家とも言われているが、読んで見ても、どこがそういう言われなのか、よくわからなかった。この作品で小池真理子さんは直木.賞をとっている。
    【恋】といっても、一般的なものでなく、特殊なものである。
    大学の助教授夫妻に恋する、その生活感覚に恋する、その恋愛感覚に恋する若き女性の物語である。
    小説なので、これにいろいろなことが加わり、二転三転していくのである。
    この女性の心の叫びが聞こえるようであり、女性の気持ちがわかる気もするが、この感覚はその場に、そのときにいなくてはわかりえないだろう。
    この小説の始まりといい、結末といい、以外な方向だが、小説の作り方や文章が上手い。

    自分の次元の世界と、それと別の次元の世界に興味を持つのは当たり前である。
    たとえば、他人の生活感覚、生活空間などがわかりやすい。私なども、子供の頃、友達の家に遊びに行き、食事を出される、そこには、スプーン、フォークなどが並べられていると、もう異次元の世界にきた思いになるのである。こんな暮らしもあるのかと、あこがれる感情がおきるのだ。
    いままで、畳に座ることの日常が、テーブルで椅子に座る、それだけでも子供の頃は別世界にきた思いになった。
    異次元に生活する人に《恋》して、しまうのか?


    【恋】でも、妻が自由恋愛することを夫が容認するというのは理解に苦しむが、【愛才】大石 静著でも同じことが綴られていたが、文学的に普通なのか、一般的に普通なのだろうか、よくわからない。
    【恋】では、ちょっと考えられないことでこの事を一応意味づけしてあった。これを明かすと、これから読む人にネタバレになるので差し控える。


    【恋】の批評を見ると、すごい文学的香りの高い作品と評してあるのもあれば、陳腐化した作品だともあるが、文章が読みやすく、最後まで読ませる作品であった。
    この作品は、映像化になってはいないのだろうか、映画、テレビドラマでも十分に話題に
    なる作品であるように思える。《恋》に《恋》したいが、あやふやにときは流れ、年月だけが過ぎていくと思うのは、私だけだろうか。

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