スポンサーサイト

  • 2013.07.17 Wednesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -

    夜の公園  川上 弘美

    • 2006.05.22 Monday
    • 23:46
    夜の公園
    夜の公園
    川上 弘美

    113 ★★★☆☆
    【夜の公園】 川上弘美 著  中央公論新社

    《恋愛って、幸せなのかな…》

    (著者からの内容紹介より)
     わたしいま、しあわせなのかな――寄り添っているのに、届かないのはなぜ。恋愛の現実に深く分け入る、の新たなる傑作長篇。


     一組の夫婦と3人の恋愛心情・模様を描いている。
     恋愛とか、結婚とか何を持ってそこに至るのだろうか。たとえば結婚しても、これで良かったんだろうか、という思いはいつかは頭を持ち上げてくる。95%好きでも、あるときに5%の嫌いが現れてくる。もうどうにもならなくなってくる。そこを我慢できるか、通り過ぎるのを待つかは、昔の話なのか。愛というものの本質はどこにあるのかを問うているのだろうか、この本は、…。
     夜の公園、井の頭公園みたいだが。
     何だか、この作品は、川上ワールド、弘美節とは、ちょっと違うような感じだが……。

    パレード  川上 弘美

    • 2006.01.02 Monday
    • 18:23
    パレード
    パレード
    川上 弘美

    2 ★★★☆☆
    【パレード】 川上弘美 著  平凡社

    《この作品も川上ワールドの不思議空間です》


     この本は、【センセイの鞄】のツキコさんとセンセイの梅雨明けの暑い日のことです。二人は、そうめんを食べるとセンセイは言いました。「昔の話をしてください」で始まる話です。
     天狗、あなぐま、小さなおばあさん・砂かけばばあ、ろくろ首などが小学生と一緒に出てきます。
    ツキコさんには、濃い赤の男の天狗とうすい赤のほうが女の天狗が一緒にいます。不思議な物語ですが、妙に納得させられる感じなのです。

     川上さんがあとがきに書いているように、川上さんも知らないツキコさんとセンセイの物語の背後にはこんな物語もあったのでしょうか。   

    光ってみえるもの、あれは  川上 弘美

    • 2005.07.11 Monday
    • 18:34
    光ってみえるもの、あれは
    光ってみえるもの、あれは
    川上 弘美


    132 ★★★☆☆
     【光ってみえるものは、あれは】 川上弘美 著  中央公論新社

     川上弘美作品 持っているもの一覧

    <太> 蛇を踏む (文藝春秋) ○
     神様 (中央公論社) 未読
     溺レる (文藝春秋) ◎
     おめでとう (新潮社) ○
     センセイの鞄 (平凡社) ◎
     ゆっくりさよならをとなえる (新潮社) 未読
     龍宮 (文藝春秋) △
     ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮社) △
     いとしい (幻冬舎) △
     物語が始まる (中央公論新社) △
     古道具 中野商店 (新潮社) △


     


     川上作品は、不思議な文章で比喩されている。ここでは、シミジミをシメシメと使っている。ほかにも一杯でてくので一部を列記してみた。

    「ヒトはうろうろ生きて、で、それで?」
    祖母はおほほと笑った。
    平山水絵はずけずけものを言うが、反面磯の蟹のように用心深いところがある。
    台所から祖母と母のささめきが聞こえてくる。
    昔は山手線はまみどりだったんだよな、と花田が言った。
    不精髭が頬から顎にかけてをくろずませていた。
    それからカーテンをしゅっといわせて、閉じた。(本文より)


     この作品は、高校生・主人公・江戸翠(男)と母、祖母の三人家族とこの家に出入りする大鳥さん、友人の花田くん、恋人の平山水絵嬢の日常の物語である。高校生の思春期の話がメインなのか。【光ってみえるものは、あれは】が何かを探しきれなかった。ただ、読んでいるだけで、読み込んでいないのだ。もったいないことだ。


     主人公の友人・花田くんがある日セーラー服を着て登校するのだ。
    それを担任の先生(やるきがあるようでないな中年教師)がやめるように言うのだが。
    教師の言葉。
    「その服は似合わないから、やめたほうがいい」
    「不躾なことを言っていることは自分でも承知している」
    「女装をする者は、女の服装、女のしぐさを、愛していなければならない。わたくしの親友がつねづね強調するのは、その点である」
    「花田、きみは果して、女の服装、しぐさを、あいしているのか?」
    「たとえ説明を受けても、ほんとうのほんとのところは、本人にしか、わからないだろう」

     川上作品は、あくまでもゆっくりした流れなのだ。

    古道具 中野商店  川上 弘美

    • 2005.04.24 Sunday
    • 17:37
    古道具 中野商店
    古道具 中野商店
    川上 弘美


     ★★★☆☆

     【古道具 中野商店】 川上弘美 著  新潮社

    《ほんわかエロチズム?》

     この作家の本を読んでいる人は、どんな感じに受け取っているのだろうか、とふと思う。本を読んで、元気をもらう作家、センチメンタルにしてくれる作家、変に勇気を頂く作家などなど。この作家は、何時しか何故か読みたくなる作家のひとりである。それが、どうしたと言う事もないのだが。つい、新刊を手に取って買ってしまった。

     帯文に

     東京の西の近郊の小さな古道具屋でアルバイトをする「わたし」。
     ダメ男感漂う店主・中野さん。きりっと女っぷりのいい姉マサヨさん。
     わたしと恋仲であるようなないような、むっつり屋のタケオ。どこか
     あやしい常連たち……。不器用でスケールちいさく、けれど奥の深い
     人々と、懐かしくもチーフな品々。中野商店を舞台に繰り広げられる
     なんともじれったい恋、世代をこえた友情。幸福感あふれた最新長編。

     いつも出てくる爬虫類は、出てきませんが、人間くさい話です。恋愛・恋の話がやんわりとして鋭く、描かれています。

     『好きをつきつめると、からっぽの世界にいってしまうんだな。』帯文より


     この本の最後の章にも出てきますが、私が利用する西荻窪は、骨董の街です。駅を降りて商店街を行くと骨董屋さんが並んでいます。いろんな骨董屋さんがあります。骨董屋はなかなか入りづらいですが、ここのお店は入りやすく感じます。たまに店を覗きますが、よくわかりません。いつか、小さな皿か、手のひらサイズの仏像を買いたいと思っていますが、今一歩が踏み出せないでいます。
     また、この本に出てくるトウゴウセイジの絵が掲げられている喫茶店は、たぶん吉祥寺の駅の近くにある店だろうと思います。

    龍宮  川上 弘美

    • 2004.12.15 Wednesday
    • 14:42
    龍宮
    龍宮
    川上 弘美

    【龍宮】 川上弘美 著  文藝春秋

    《人間は、何かの生まれ変わりかなー》

    何かの記事で、本屋は吉祥寺の駅ビルのところ
    とか、西荻窪の古本屋に良く行きます、と書いて
    あったのを見ると、私のエリアだと思い急に
    親しみみたいなものが湧いてきました。
    その前から、あの容姿には憧れている部分が
    ありましたが。
    川上さんの作品は、爬虫類が人間になったり、
    植物が人間になったりで、頭のなかは、どういう
    ふうになっているのだろうか、と思ってしまいます。

    【龍宮】は、いくつかの短編が収められています。
    川上さんのは、エロチックで艶のある文章が多い
    ような気がします。書き方はソフトだが?文その
    ものは、凄い表現だなと感心してしまいます。
    タコが夜這したりと大変です。そんな話の中にも
    引き付けられるものがあるからでしょうか、川上
    ファンは多いようです。

    ニシノユキヒコの恋と冒険  川上 弘美

    • 2004.10.07 Thursday
    • 13:30
    ニシノユキヒコの恋と冒険
    ニシノユキヒコの恋と冒険
    川上 弘美

    【ニシノユキヒコの恋と冒険】 川上弘美 著  新潮社

    《こんな男になりたいと切に思う》

    今日も本屋に行ってカフェに寄ってしまった。
    夕食のサンドイッチをつまみながら、この本を読む。
    コーヒーがぬるくなってしまったので、相当に時間が
    経ってしまったのだろう。

    西野幸彦に関わった10人の女性が西野幸彦の恋の
    思い出を語っている。

    この男がモテルのである。
    やたらモテルのである。
    それでも切ないのである。
    なぜなんだろうか?

    川上節か、弘美節か、文章が独特である。

    溺レる  川上 弘美

    • 2003.01.02 Thursday
    • 23:18
    溺レる
    溺レる
    川上 弘美

    【溺レる】 川上弘美 著

    《バラの香り》

    川上弘美著【溺レる】の短編集の中に[さやさや]という題名のなかにこんなシーンが描かれている。料理屋で恋人らしき人とたらふく食べて、飲んで、遠い道程を歩く途中に彼女が草むらのなかで放尿する場面でかがんでなかなかでなくて、彼氏の声を聞いて『さやさやと音をたてて』と放尿するとあるのである。独特の表現であるが、[さやさや]とは『ウーン、ウーン』と唸ってしまった。
    この本を読んで、何年前のことを思い出していた。それは池袋の山手線のホームで見た。夜11時過ぎで新宿あたりでなにかの会のあと、池袋駅に着いた。ホームを歩いていると、階段の立上り壁の陰で女性がしゃがみこんで用を足している光景をみた。超長めのスカートなので、下半身はすっぽり隠れているので、何をしいているのかはわからないが尿だけがセンターからホームに際に到達しそうになっていた。
    女性は40歳前後というところか、今までガマンしたのが解放されたのか、なにかはればれして微笑んでいるようでもある。ホームでするとは余程のことであろう。
    話は変るが寮に入る頃、ドーンとおおきな音がした。後でわかったのだが、トイレブースに人間がぶつかった音なのであった。頭を押えて出てきたのは同期の人間だったので、どうしたのかと聞いたら、用を足して気持ちよくなってしまった。要するに失神してお尻をついて頭を後ろのひっくり返って、トイレブースにぶつけたというのである。(和風なのでしゃがんで用を足す)年に2,3回はなるのだそうだ。
    放尿とか、放糞とか、気持ちよく出るときが年に何回か、人生に何回か、おきるのだろうか。
    トイレにバラの飾りを置いてあるのはなぜだろうか。

    PR

    calendar

    S M T W T F S
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
    << August 2019 >>

    BLOG LIST

    カウンター

    本・読書ブログが一杯

    にほんブログ村 本ブログへ

    emo

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recent trackback

    recommend

    始祖鳥記
    始祖鳥記 (JUGEMレビュー »)
    飯嶋 和一
    読みたい作家がいる。
    読みたい、読みたいでとき(時間)が過ぎる。

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM