読書記録 4月
11-007【小さな町にて】 野呂邦暢:著 文藝春秋
11-008【今日も、本さがし】 高橋英夫:著 新潮社
11-009【どこから行っても遠い町】 川上弘美:著 新潮社
*人生って、最後はひとりだけなのか、人人とが繋がっているのか、よく分からない。亡くなっても誰かの胸のうちにはいるんだろうか。そんなことを感じた。
*久しぶりに、小説みたいなもの読んだ気がします。この作品も短いものの組み合わせみたいなもものですが。人生って、分からないものです。東大を出たからと言っても、その人が幸福な人生だったも分かりませんし、何んで生きているんでしょうか。その辺の答えが、この本にあるようにも思えます。本当かいな!ちょっとしたこで知り合い、愛したり、別れたりで、感情とか、感性とかで生きていたら楽なような気がしますが、なかなか踏み切れるものではありませんが、でもどこかにその核もあったりします。人は、誰かのために生きて、誰かのために死んでいくのか、やはり自分の為に生きて、自分のために死んでいくのか。亡くなっても、誰かの胸のうちに生きていけることができたら、やはりいい人生だったということでしょうか。
11-010【暗渠の宿】 西村賢太:著 新潮文庫