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    恋愛嫌い  平安寿子

    • 2009.06.18 Thursday
    • 23:57
    JUGEMテーマ:読書
     09−70 ★★★☆☆
     【恋愛嫌い】  平安寿子 著  集英社

     《三人の恋愛模様…》

     出版社 / 著者からの内容紹介
    女子の痛快な本音炸裂の「アンチ恋愛」小説
    「諦めるのは何より上手」「感情が足りないと言われる」「前向きという言葉が嫌い」「いざとなると尻込みする」等、恋が苦手な女性達を描いた、痛いほどリアルでじんわりと勇気をくれる連作短編集。

    内容(「BOOK」データベースより)
    恋愛は、難しい。面倒くさい。上手くいかない…。それならいっそ、一人で生きちゃ、ダメですか?痛いほどリアルで、じんわりと勇気をくれる3人の女たちの物語。

    小説の散歩みち  池波正太郎

    • 2009.06.18 Thursday
    • 23:52
    JUGEMテーマ:読書
     09−69 ★★★☆☆
     【小説の散歩みち】  池波正太郎 著  朝日文庫

     《師匠・長谷川伸との交流がいい…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    ふたりの祖母に恐るべき悪童と言われながらも慈しまれた幼年期から戦争体験を経て、今日、時代小説の名手となるまでの懐しき日々、思い出の人々。そして小説作法の秘密、歴史の主役たち、旅の楽しさ、季節の味…。単行本『一年の風景』『新年の二つの別れ』から、著者ならではの感覚と語り口が楽しい秀篇を集めたエッセイ集。

     あのひととここだけのおしゃべり   よしながふみ

    • 2009.06.18 Thursday
    • 23:46
    JUGEMテーマ:読書
     09−067 ★★★☆☆
     【あのひととここだけのおしゃべり】  よしながふみ 著  太田出版

     《BLがうーん、わからない…》

     内容紹介
    語れども語れども……
    マンガ界の名手・よしながふみ、待望の初対談集!
    対談相手は、やまだないと、福田里香、三浦しをん、こだか和麻、羽海野チカ、志村貴子、萩尾望都の豪華7名!!!
    『西洋骨董洋菓子店』『大奥』などのヒット作でますます注目が集まり、青年誌・女性誌ともに大活躍中のマンガ家、よしながふみが、リスペクトする作家たちと繰り広げる、ファン垂涎のマンガ・トーク・マラソン。
    創作秘話から、表現論、男女論、マンガヒストリー、個人的な萌え話まで……爆笑&含蓄&貴重なお話満載!名言連発!
    楽しくてためになる、大好きなおしゃべりの時間です――。

    内容(「BOOK」データベースより)
    語れども語れども…マンガ界の名手よしながふみ、待望の初対談集!!爆笑&含蓄&貴重なお話満載、ファン垂涎のマンガ・トーク。

    彼女について   よしもとばなな

    • 2009.06.10 Wednesday
    • 11:10
    JUGEMテーマ:読書
     09−066 ★★★☆☆
     【彼女について】 よしもとばなな 著   文藝春秋

     《人間の世界はどこまでだろうか、…》


     内容(「BOOK」データベースより)
    幸せの魔女が、復讐の旅にでた。どこまでも暗く、哀しみに満ちた世界を最後に救ったものとは―大きな愛に包まれる、ばななワールドの新境地。

    うたの心に生きた人々  茨木のり子

    • 2009.06.07 Sunday
    • 08:04
    JUGEMテーマ:読書 
      
     09−064 ★★★★☆
     【うたの心に生きた人々】 茨木のり子 著  ちくま文庫

     《詩人、生き方がそのものが詩人だ…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    タイプの全く違う詩人4人、しかしいずれ劣らぬ世渡りべた、貧乏、もうれつな反逆者―存分に理知と情熱を生きた晶子、忠君愛国に眩惑された自分の罪を負って戦後を生きた光太郎、ルンペン詩人と呼ばれながら気高い精神を詩に賭けた貘、アジア・パリを放浪し、プロレタリア詩にも戦争詩にも組みせず、自分自身の思考力を大切にした光晴。詩にとって時代とは、国家とは。詩人にとって家族とは。詩人の筆によって描破された鮮烈な詩人像。






     与謝野晶子、高村光太郎、山之口貘、金子光晴の四人が取り上げられている。山之口貘の項に惹きつけられる。一度、読んだような気がするが、こういう詩人もいたんだと改めて思う。ボヘミアン詩人、いわく貧乏詩人の貘さん、いわく借金屋貘さん、便所の汲み取り人だった貘さん。それでも「精神の貴族」と呼ばれているのです。佐藤春夫、金子光晴にときには援助してもらいながらの生活。そのエピソードが愉快だ。元気なころに「告別式」というものも書いている。彼の詩は簡単に出来ているのかと思ったら、推敲しながら書いているという。ある日、文学散歩で娘さんと三鷹の禅林寺に行ったとき、『鴎外は森林太郎之墓と本名で刻まれてるからいいけれど、太宰治はかわいそうだね。ペンネームで刻まれちゃったりして。』(森鴎外と太宰治の墓は向かい合って立っている。)このことを娘さんが覚えていて、山之口でなく山口家の墓と本名で書かれているようだ。この本は今年初めて★4つです。他の3人のもいいです。


      『妹へおくる手紙 』  山之口貘

     なんという妹なんだろう
     ― 兄さんはきっと成功なさると信じています。 とか
     ― 兄さんはいま東京のどこにいるのでしょう。 とか
     人づてによこしたその音信のなかに
     妹の眼をかんじながら
     僕もまた、六、七年ぶりに手紙を書こうとはするのです
     この兄さんは
     成功しようかどうしょうか結婚でもしたいと思うのです
     そんなことは書けないのです
     東京にいて兄さんは犬のようにものほしげな顔しています
     そんなことも書かないのです
     兄さんは、住所不定なのです
     とはますます書けないのです
     如実敵な一切を書けなくなって
     といつめられているかのように身動きも出来なくなってしまい、満身の力をこめて
      やっとの思いで書いたのです。
     ミンナゲンキカ
     と、書いたのです。





     この詩を読んで、茨木のり子さんは『なんだかおかしくなって、くりかえし読むと哀しくなってきて、人間そのもへのいとしさがふつふつとわいてきて、忘れがたい詩だ』、と書いています。

    タタド   小池昌代

    • 2009.06.06 Saturday
    • 11:09
    JUGEMテーマ:読書
     09−063  ★★★☆☆ 
     【タタド】 小池昌代 著   新潮社

     《小池さんのものは、いつ読んでも言葉の使い方が上手い、…》
     
     内容(「BOOK」データベースより)
    20年連れ添った夫婦とそれぞれの友人。50代の男女4人が海辺のセカンドハウスに集まってくる。海藻を拾ったり、夏みかんを齧ったり、あどけないような時間のなか、倦怠と淡い官能が交差して、やがて「決壊」の朝がやってくる―。川端賞受賞作「タタド」、海辺で夫を待つ女と、風、砂、水、光による侵食を描く「波を待って」、同級生夫婦の家での奇妙な住みこみの仕事を描く「45文字」。全3篇収録の傑作短篇集。川端康成文学賞受賞。

     

    鍋の中   村田喜代子

    • 2009.06.05 Friday
    • 08:48
    JUGEMテーマ:読書
      09−061 ★★★☆☆
     【鍋の中】 村田喜代子 著   文春文庫

     《初めて読む作家、芥川賞作品。四人と孫と過ごす中で、…》

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