スポンサーサイト

  • 2013.07.17 Wednesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -

    海と川の恋文  松本 侑子

    • 2007.05.31 Thursday
    • 07:35
    海と川の恋文
    海と川の恋文
    松本 侑子
     07−150 ★★☆☆☆
     【海と川の恋文】 松本 侑子 著  角川書店

     《メロドラマ、…読み物な感じだ。 》

     出版社 / 著者からの内容紹介より
    忘れられるものなら忘れたい。人生をかけたこの恋の行方は!?
    谷川と如月からアプローチを受けた大学生の遥香。谷川を選んでまもなく、思いがけず芸能界への道が開ける。心ならずも別れた二人だったが、運命は遥香を如月との結婚へと導く……。グランド・メロドラマの極致!

     内容(「BOOK」データベースより)
    二人の上級生からアプローチを受けて、遥香の初恋は始まった。男らしく洗練された修平と、個性的で翳りのある徳明。しかし遥香に「女優」の道が開けて、心ならずも別れていく…。それは17年間、忘れられない恋とすれ違いのはじまりだった。別れたからこそ、果てしなく思い続ける。真実の純愛小説。


     『ニュースステーション』のお天気お姉さんが作家になったときには驚いた。
     メロドラマです、昼時に流れるメロドラマだ。純愛小説、主人公・遥香の運命は、…。
     えー、松本さんって、こんな感じで書いていたのかなー、ちょっとミーハーな感じだ。
     二人の男性から愛されて、「女優」への道へ、どうなっていくのか、メロドラマだ。

    恋愛日和  唯川 恵

    • 2007.05.30 Wednesday
    • 23:17
    恋愛日和
    恋愛日和
    唯川 恵
     07−149 ★★★☆☆
     【恋愛日和】 唯川 恵 著  小学館

     《恋は理不尽なもの。だからこそ、…》

     出版社/著者からの内容紹介
    恋愛小説の名手として、多くの女性たちに支持されている作家・唯川恵の恋愛エッセイ集。いい恋をするには? あるいは、自分らしく生きるためのヒント…など、恋や人生に悩み、惑う女性たちへのポジティブな応援メッセージになっています。読むと元気になれるステキな言葉がいっぱい!chr(10) また唯川恵原作のコミック『東京絵日記』も同日発売! こちらは、東京を舞台に、年齢も環境も異なる3人のヒロインたちが、それぞれ壁にぶつかりながらも幸せを見つけていく物語です。2冊セットで読めば、いろんな悩みがスッキリ解消!? chr(10) 女性にとっての“サプリ”のような本です。


     女に最低はない。
     女は自分の最低な部分を知っているから。
     女は自分が浴深くて、
     意地悪だと自覚していて、
     そういう自分でありたくないと思っている。
     自分の最高なところしか知らない男とは
     そこが違う。  
     (本文より)

     唯川さんの恋愛エッセイ、これを読むと賢い恋愛が出来るでしょうか。

    もうおうちへかえりましょう  穂村 弘

    • 2007.05.29 Tuesday
    • 23:07
    もうおうちへかえりましょう
    もうおうちへかえりましょう
    穂村 弘
     07−148 ★★★☆☆
     【もうおうちへかえりましょう】 穂村 弘 著 小学館

     《さかのぼり嫉妬、…》

     出版社 / 著者からの内容紹介より
    なりたいものは「素敵なひと」、だけど読むのは「月刊連続殺人鬼」。憧れは互いに高めあう恋愛、だけどするのは「さかのぼり嫉妬」。破壊的「ダメ人間」ぶりの告白が話題を呼んだ『世界音痴』に続く、気鋭の歌人穂村弘の第2エッセイ集です。 今回は恋愛や生活をめぐる情けなくも恐ろしいエッセイや、本や読書にまつわるさまざまなエピソードに加えて、バブル崩壊後の「バブル世代」と若者たちの対比、時代精神と表現の関係などをめぐる考察を収録、「史上最もダメな世代」の代表として、自分たちの心情を赤裸々に告白します。高度成長期に生まれてバブル時代に青春を送った「甘やかされゼネレーション」の中年たちは、このデフレ時代をどう生きるのか?

    内容(「MARC」データベースより)
    正義の味方はもういない。金利はまったくゼロに近い。高度成長期に育ち、バブル期に青春を過ごした41歳独身歌人は、デフレとスタバとケータイに囲まれて、ぼろぼろの21世紀を生きている…。第2エッセイ集。


     うーん、やっぱり穂村さんのエッセイは面白い。
     短歌も載っているぞー、…。

     ねむりながら笑うおまえの好物は天使のちんこみたいなマカロニ  穂村弘

    未完成の友情  佐藤 洋二郎

    • 2007.05.28 Monday
    • 23:29
    未完成の友情
    未完成の友情
    佐藤 洋二郎
     07−147 ★★★☆☆
     【未完成の友情】 佐藤 洋二郎 著 講談社

     《友情とは、…何が本当な友情なのか》

     出版社 / 著者からの内容紹介より
    人間と情念を精緻に濃密に描いた大人の文学
    親友が死んだ。彼の妻は、かつてわたしが愛した女性だった。彼から「裏切り」を打ち明けられたわたし、決して語られることのなかった彼女の秘密。文芸書き下ろし

     内容(「BOOK」データベースより)
    自分の人生はこれでいいのかと心に隙間風が吹くことは、誰にだってあるし何度かはある。それでもまた気を取り直して生きていくのが、わたしたちの人生だ。濃密な人間関係と情念を精緻に描いた甘口ではない、大人の文学。あなたには、親友がいますか。


     佐藤さんの本は、久しぶりに読んだ。
     私小説な形で友情を書いている。
     親友とはどんなものを言うのだろうか。
     差別などを乗り越えた友情、そこには濃厚な友情が生まれた。
     最後に彼が亡くなったときに意外な真実が、…。

    百鼠  吉田 篤弘

    • 2007.05.27 Sunday
    • 23:16
    百鼠
    百鼠
    吉田 篤弘
     07−146 ★★★☆☆
     【百鼠】 吉田 篤弘 著 筑摩書房

     《ゆったりした感覚、…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    僕らは空の上から物語を始める。神様でも天使でもないけれど。笑いと哀しみをくぐりぬける三つの小さな冒険。


         <百鼠>はいにしえの地上の言葉で、
        江戸の粋人たちがつくり出したさまざまな鼠色に
          片っ端から命名していったものだ。
     銀鼠、桜鼠、鉄鼠、鳩羽鼠、深川鼠、小豆鼠、利休鼠、薄雲鼠――
          挙げていったらどこまでもきりがない。
        正式な名前を持っていない無名の鼠も合わせれば、
          実際、ゆうに百は越すだろう。


      「一角獣」 「百鼠」 「到来」  3編

     不思議な空間、不思議な間、不思議な世界でした。

    本棚バトン

    • 2007.05.27 Sunday
    • 13:27
     じゃじゃままさにより、本棚バトンが廻ってきましたが
     書いてみたが、内容がないなー。
     偶然か、明日、本をトランクルームへ(ダンボール箱30個)

    ☆1. あなたの本棚にある恥ずかしい本は?
    ○○さんの写真集、2冊あったがどこへいったのか、にんにん。

    ☆2. あなたの本棚にある自慢できる本は?
      自慢ではないが、村上春樹さんの本を集めています。
      【モンガの独り言 読書日記 旧跡地 】を見てくだされ。
       56冊ほど。

    ☆3. あなたの本棚にある、手放したいのにいつまでもある本は?
       『アイアコッカ わが闘魂の経営』

    ☆4. あなたの本棚にある、あなたが頻繁に読み返す本は?
       ブログを書くために読み返すことがなくなってしまった。
       違う意味だが、今『太宰治の短篇集』を読んでいます。

    ☆5. 本棚の中を見てみたい15人に回して下さい。
        15人?
        ちょっとかんべんを、にんにん。
        拙者で終わりでござる。

     なお、このブログは、読書専用のために2,3日後に消滅します。
     じゃじゃままさんすみません。

    水のなかの螢  池永 陽

    • 2007.05.26 Saturday
    • 20:39
    水のなかの螢
    水のなかの螢
    池永 陽
     07−145 ★★★☆☆
     【水のなかの螢】 池永 陽 著 集英社

     《堕胎をテーマにした物語、…》

     出版社/著者からの内容紹介より
    悲しい過去を持つ少女に、僕は恋をした。
    堕ろした子供に捧げるような文章を書いた蛍という少女。同じ暗い過去を持つ僕は彼女に惹かれてゆき、一緒にダイナマイトで心中する約束をする…。究極の「愛のかたち」を問う切なくも感動の物語。

     内容(「BOOK」データベースより)
    大切なものとはぐれてしまった痛み。ダイナマイト心中を誓う二人。『コンビニ・ララバイ』の著者が奏でる、したたかで至純な愛の物語。


           「一緒に死んでくれる?」
            「いいさ」
           「嬉しい」
            「方法……睡眠薬か何かで?」
           「ダイナマイト」
            「ダイナマイトって、あのダイナマイト?」
           「そう、そのダイナマイトで爆死するのよ」
      優しいだけが取り柄の大学生である僕は、謎めいた高校生にそう誘われた。
      そして古びた洋館アパートの住人、寂れた喫茶店に集う面々の現在・過去・未来。
      やさしく抱きしめてくれるメロディが、きっとあるはず。       
     

     不倫相手が堕胎したことで悩む男子大学生・小峰。
     堕胎したことで悩む女子高校生・螢。
     この二人が知り合いダイナマイトで自殺しようと言うわけである。
     大学生・小峰の不倫相手・由紀さん。
     そこに洋館アパートの住人・亀さん、イイコさん。
     寂れた喫茶店にのマスター津村さん、志保さん。
     寂れた喫茶店に集う面々、ヤクザの剛士さん、ニューハーフの香織さん。
     大学生・小峰君の先輩・山倉さん、と恋人の典子さん。

     以上のみなさんの現在・過去・未来が出てくる。
     何か、いい話が出てきますよ一杯に。

     6人堕胎したイイコさんが言います、大学生・小峰に。
     「誰でもいいから、人の肌を抱きしめて、そのぬくみを共有すればいいと思います。人の肌って不思議なもので、ほどよい暖かさと、ほどよい柔らかさに満ちています。人の肌というものはお互いが抱きあうのに、いちばん都合のいいようにできているのだと私は思います」
    「お互いが抱きあうのに?」
    「そうですよ。人の肌と肌とを触れ合せ、強く抱きしめあえば、それだけで心は幸せ色に染まり、生きていく元気が湧いてくるものなんです。ほどよいぬくみは、人を平和で穏やかな気持ちにさせてくれる特効薬なんですよ。中略…」
    (本文より)

      

    芥子の花  西條 奈加

    • 2007.05.25 Friday
    • 00:05
    芥子の花
    芥子の花
    西條 奈加
     07−144 ★★★☆☆
     【芥子の花】 西條 奈加 著 新潮社

     《華のお江戸の名(怪)物奉行 「金春屋ゴメス」たぁ おれのことだ!》
     
    内容(「BOOK」データベースより)
    上質の阿片が海外に出回り、その産地として、日本をはじめ諸外国から槍玉に挙げられた江戸国。老中から探索を命じられたのはご存知「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守。ゴメスは、異人たちの住む麻衣椰村に目をつけるが…。辰次郎、NY出身の時代劇オタク・松吉、海外旅行マニア・奈美といった面々はもちろん、女剣士朱緒をはじめ新メンバーも登場し、ますますパワーアップした異色時代小説。


     何か、今度は国際的な話になってきた。
     江戸の話に日本がときどき出てきて、ちょっと愉快です。
     辰次郎の活躍は、いかに! 松吉も奈美の出番が少ない。
     その代わりに朱緒という女剣士が出てくる。
     それでも、やっぱり「金春屋ゴメス」は凄いキャラだ。
     

    ジョン・レノンを信じるな  片山 恭一

    • 2007.05.24 Thursday
    • 00:20
    ジョン・レノンを信じるな
    ジョン・レノンを信じるな
    片山 恭一
     07−143 ★★★☆☆
     【ジョン・レノンを信じるな】 片山 恭一 著 角川書店

     《ジョン・レノンの死は、何かを変えたのか》

     出版社/著者からの内容紹介より
    中学時代からの恋人と別れ、自らの存在根拠を失ったぼくが夢の中で出会ったジョンとの会話を通して、確かな場所を求めて彷徨いつづける…。変わりたい、けっして変わらない自分へ…魂との邂逅の物語。

     内容(「BOOK」データベースより)
    大学院進学をひかえ、理想の人物ジョン・レノンの死と中学時代からの恋人との別離を体験したぼくは、自分の世界が終わったかのように感じていた。ロック喫茶、テニスコート、夏の海岸、野球場…。現実への違和感をかかえながら彷徨するぼくの目のまえに、ジョン・レノンがあらわれた。彼は言った。「わたしは自分だけのために歌を作り、自分だけのためにうたうんだ」変わりたい、けっして変わらない自分へ…。ぼくはたしかな場所をもとめて彷徨いつづけた。清冽で切実な魂との邂逅の物語。



     ジョン・レノンの死がもたらしたのは何か。
     若者は彷徨う続ける、…。

    しずく  西 加奈子

    • 2007.05.23 Wednesday
    • 00:14
    しずく
    しずく
    西 加奈子
     07−142 ★★★☆☆
     【しずく】 西 加奈子 著 光文社
     
     《女と女の物語、…女どうしの物語》

     出版社/著者からの内容紹介より
    『さくら』『きいろいゾウ』の西加奈子、待望の最新刊は初めて
    の短編集!
    ・・・・・・・・・・・・・・
    そうか、あなたがいたんだ。

    迷っても、つまずいても、泣きそうでも。
    人生って、そう悪くない
    ・・・・・・・・・・・・・・

    ・幼なじみ
    ・三十女と恋人(バツイチ)の娘
    ・老婦人と若い小説家
    ・旅行者と嘘つき女
    ・二匹の雌猫
    ・母と娘
    少し笑えて、結構泣ける、「女どうし」を描く六つの物語

    出版社からのコメントより
    読んでいて、気づくと少し元気になっている、そんな本です。
    大きな事件も、びっくりするような奇跡も起こりません。
    それでも、読み終えた後には、心の凝りがほぐれたような、
    あたたかい気持ちになれました。
    どうかひとりでも多くの方が、この本と出会ってくれますように。
    心からそう願っています。


     いろんな組み合わせの女と女の物語6編です。

    PR

    calendar

    S M T W T F S
      12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
    << May 2007 >>

    BLOG LIST

    カウンター

    本・読書ブログが一杯

    にほんブログ村 本ブログへ

    emo

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recent trackback

    recommend

    始祖鳥記
    始祖鳥記 (JUGEMレビュー »)
    飯嶋 和一
    読みたい作家がいる。
    読みたい、読みたいでとき(時間)が過ぎる。

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM