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    思いわずらうことなく愉しく生きよ  江國 香織

    • 2004.12.27 Monday
    • 14:48
    思いわずらうことなく愉しく生きよ
    思いわずらうことなく愉しく生きよ
    江國 香織

    【思いわずらうことなく 愉しく生きよ】 江國香織 著 光文社

    《久し振りに江國節を堪能》

    日常生活に何かが少しずつ変化していく。
    長女、麻子として、次女、治子として、三女、育子として
    同じ家族に育って、それぞれの性格を持ち、又環境を
    変えることでも微妙に感情や考え方も変える。
    長女の夫の暴力は、夫婦の立場というのを上手く
    書きすぎてあった。
    次女の同棲相手の熊木という男の感覚は、私には
    わかりやすい。誰でも寝るという次女にこの俺が
    いるのにと思うのは今や単純なだけだろうか?
    三女の天真爛漫な生き方は、良く、何もかも興味が
    あり、逆に行く着く先は純真な男性かも?
    三姉妹、三様だがお互いを思いやる気持ちがある
    ことは嬉しい。
    《思いわずらうことなく 愉しく生きよ》
    こんな額が飾ってある家はありそうな気がする。

    インコは戻ってきたか  篠田 節子

    • 2004.12.25 Saturday
    • 14:45
    インコは戻ってきたか
    インコは戻ってきたか
    篠田 節子

    【インコは戻ってきたか】 篠田節子 著  集英社

    《紛争はどこにでもあるんだ》

    女性誌のキャリアウーマンとフリーカメラマンがキプロスに
    限られた予算で取材に行く話だ。
    キプロスがどういう場所か、この本でわかった。
    あとがきに書いてあったが、冒険小説には、ちょっと?な
    気がした。紛争に巻き込まれ、臨場感もあるのだが、前もって
    調べて行かないのだろうか、と思ってしまう。
    女性の心理は、上手く描かれているが、立派すぎるような
    感じでもある。

    龍宮  川上 弘美

    • 2004.12.15 Wednesday
    • 14:42
    龍宮
    龍宮
    川上 弘美

    【龍宮】 川上弘美 著  文藝春秋

    《人間は、何かの生まれ変わりかなー》

    何かの記事で、本屋は吉祥寺の駅ビルのところ
    とか、西荻窪の古本屋に良く行きます、と書いて
    あったのを見ると、私のエリアだと思い急に
    親しみみたいなものが湧いてきました。
    その前から、あの容姿には憧れている部分が
    ありましたが。
    川上さんの作品は、爬虫類が人間になったり、
    植物が人間になったりで、頭のなかは、どういう
    ふうになっているのだろうか、と思ってしまいます。

    【龍宮】は、いくつかの短編が収められています。
    川上さんのは、エロチックで艶のある文章が多い
    ような気がします。書き方はソフトだが?文その
    ものは、凄い表現だなと感心してしまいます。
    タコが夜這したりと大変です。そんな話の中にも
    引き付けられるものがあるからでしょうか、川上
    ファンは多いようです。

    向田邦子の恋文  向田 和子

    • 2004.12.05 Sunday
    • 14:40
    向田邦子の恋文
    向田邦子の恋文
    向田 和子

    【向田邦子の恋文】 向田和子 著  新潮社

    《向田邦子さんは、まさしく長女だ》

    向田邦子さんが亡くなって、二十年経ち妹の和子さんが
    邦子さんとN氏との日記を公開している本です。
    後半は和子さんが邦子さんの思いを家族の思いが
    書いてある本です。
    もう、飛行機事故から20年以上経つのかと改めて、
    思う。向田さんには、強烈な衝撃うけたことがある。
    ちょっとニュアンスは違うがこんなことを聞いたことが
    ある。山本周五郎さんみたいな泣ける作品は造作に
    書けるという内容だ。当時、私のなかでは第2次的に
    本を読んでいた時期で、それも圧倒的に山本周五郎
    さんにハマッテ、全部とは言わないがかなり読んで
    いたので、これを聞いた時にはショックであった。
    このことがあって向田作品も読み始めたが、そこに
    あるのは、わたしの中には勝気の性格という印象
    だけが残っていた。【向田邦子の恋文】を読むと
    一女性であり、可愛い部分もあるが家庭の事情で
    私に勝気に思える作用がある生まれていったように
    思える。

    湾岸ラプソディ  盛田 隆二

    • 2004.12.02 Thursday
    • 14:37
    湾岸ラプソディ
    湾岸ラプソディ
    盛田 隆二

    【湾岸ラプソディ】 盛田隆二 著  角川書店

    《うーん、女の心理が…》

    恋愛小説名手と言われている作家の一人と聞いて
    読み出した。結果的には、今日一日で読み終えた
    ので、やはり小説に引き込む力があったのだろう。
    物語は、北大生が12歳上の人妻に惚れ、複雑な
    環境の人妻と東京に駆け落ちするが、3ケ月で
    人妻は、元の場所に戻ってきた。簡単なあらすじ
    だと、こんなことだが、この中にいろんな事情や
    心の動きが面白い作品だ。
    後半に出てくるスリ夫婦が、何か人生のアクセントを
    出している気がした。
    男性の心理は非常にわかるが、女性の心理は
    わからないが、プロローグで出しているのか?

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