もうおうちへかえりましょう
穂村 弘
07−148 ★★★☆☆
【もうおうちへかえりましょう】 穂村 弘 著 小学館
《さかのぼり嫉妬、…》
出版社 / 著者からの内容紹介より
なりたいものは「素敵なひと」、だけど読むのは「月刊連続殺人鬼」。憧れは互いに高めあう恋愛、だけどするのは「さかのぼり嫉妬」。破壊的「ダメ人間」ぶりの告白が話題を呼んだ『世界音痴』に続く、気鋭の歌人穂村弘の第2エッセイ集です。 今回は恋愛や生活をめぐる情けなくも恐ろしいエッセイや、本や読書にまつわるさまざまなエピソードに加えて、バブル崩壊後の「バブル世代」と若者たちの対比、時代精神と表現の関係などをめぐる考察を収録、「史上最もダメな世代」の代表として、自分たちの心情を赤裸々に告白します。高度成長期に生まれてバブル時代に青春を送った「甘やかされゼネレーション」の中年たちは、このデフレ時代をどう生きるのか?
内容(「MARC」データベースより)
正義の味方はもういない。金利はまったくゼロに近い。高度成長期に育ち、バブル期に青春を過ごした41歳独身歌人は、デフレとスタバとケータイに囲まれて、ぼろぼろの21世紀を生きている…。第2エッセイ集。
うーん、やっぱり穂村さんのエッセイは面白い。
短歌も載っているぞー、…。
ねむりながら笑うおまえの好物は天使のちんこみたいなマカロニ 穂村弘
偶然手にした「にょっ記」で穂村さんのエッセイブームがきていたので立て続けに読んでしまいました。
続けて読んだために気づいてしまった内容の重なり(微々なのに)、ダメ人間とはいうもののかなり前向きな人であることを残念に思ったり、とわがままな自分を発見しました。
とことんダメ人間であることを期待しているようです。
こんなことを思うのも穂村さんのエッセイが面白いが故なのだと思います。
TB・コメントありがとうございます。
穂村さんのエッセイ好きで読んでいます。
「にょっ記」はまだ読んでないなー。