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    信さん  辻内 智貴

    • 2006.04.20 Thursday
    • 20:01
    信さん
    信さん
    辻内 智貴

    87 ★★★☆☆
    【信さん】 辻内智貴 著
      
    《九州、筑豊の匂い・郷愁を感じます。》

      「信さん」
      「遙い町」 2編

     郷里・福岡の炭鉱町。数十年前、小学生だった私のそばには、いつも町いちばんの“頼れる悪童”信さんがいた――。太宰治賞作家が贈る、全世代対応、どこまでも透明な色彩で描かれた、ある名もない魂の物語。

      その男、信さんは、小学生時代、2年先輩で、町で知らないものはいない悪ガキだった。そんなある日、私はいじめられている現場で信さんに助けてもらう。私の母は、誰もが恐れる信さんに丁寧にお礼をいった。信さんは泣き出してしまった。彼の父親は早くに他界し、叔父夫婦の養子になっていた。しかし、それからすぐに叔父夫婦には待望の娘が生まれ、信さんはいわば厄介者のような扱いを受けていた。私の母を慕う信さんは次第に本来の明るさを取り戻していった。しかしやがて叔父が早逝し、代わりに一家を支えるため、最愛の義妹を憧れの高校に行かせるため、信さんは上京を決意した。そして、3年が経ち、“その日”はやってきた――。「著者の内容紹介より」


     二つの作品とも40代の主人公が子供時代を振り返る物語だ。
     九州・筑豊が舞台である。炭鉱で活気ある時代ではなく、石油に押されてしまったころの話だ。
     二つとも良かった。こういう話、貧しい時代の話は誰からか聞いたことがある話だ。昔は、「信さん」みたいな人がいたような記憶がある。兄弟の為、仕事をし、仕送りをする。それが当たり前の時代もあったのです。そのころは自分だけという思いより家族のことを第一に考えていた。
     「信さん」を読んでいると最後には涙が込み上げて来てどうしようもありませんでした。
     人間は環境や出会いで心の持ちようが変わることを、この本で改めて感じました。

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