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    恋愛旅人  角田 光代

    • 2007.03.06 Tuesday
    • 19:44
    恋愛旅人
    恋愛旅人
    角田 光代
     07−64 ★★★☆☆
     【恋愛旅人】 角田 光代 著  求龍堂

     《女ひとり旅、何を求めて旅にでるのか》

     内容(「MARC」データベースより)
    地図の読めない女ですから-。誰にでも、心のなかにめちゃくちゃな地図があるから…タイ、ベトナム、ラオス、ネパール、スリランカ、モロッコ、アイルランド。小説家カクタミツヨの、せつなく笑える旅の18景。


     さっき男に教わったばかりなのにやっぱり自分の宿には帰れなくて、路地から路地をぐるぐる歩きながら、おっぱいも触られなかったし唇も奪われなかった、言葉が通じるってないいことだ、不幸中の幸いだ、ひとりつぶやき、はたと気づいて立ち止まる。詳しい地図なんかないじゃん。私はやっぱり、ただの方向音痴ってわけか? (本文より)帯文より

     前へ前へと歩いて、歩いて、道が分かれて曲がって、さらに前方へ進んで、それで数メートル先にまたバケツ男を見つけてどっと疲れが押し寄せる。空間を横に移動しているのではなくて、時間を縦に移動しているんじゃないかと本気で思う。このメディナのなかは時間が渦巻き状に道をつくっていて、私自身がこわれたレコードみたいに、渦の同じところでひっかってもとに戻る、そのくりかえし。しまいには私は数歩先を歩いている自分の後ろ姿を見た気分になる。足を引きずって、不安を押し殺すために不必要に背筋を伸ばして、それでも落ち着きなく目線をあちこちにさまよわせて歩く、たよりなげな自分自身の後ろ姿に、私は追いついてしまう。 (本文より)

     角田さんは、なにを求めて旅に出るのか。
     街角で出会う老人たちの穏やかな笑顔か、砂埃が舞う広場で遊ぶ子供たちの屈託ない笑顔に会うためなのか。
     旅に出て感じることで知る自分という存在、自分探しの旅なのか。
     それは、読者にも伝わってくる、異国・外国にも人間が住んでいて時間を共有して過ごしていることがわかってくるのだ。

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