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    ざらざら  川上 弘美

    • 2007.02.15 Thursday
    • 18:36
    ざらざら
    ざらざら
    川上 弘美
     07−47 ★★★☆☆
     【ざらざら】 川上 弘美 著  マガジンハウス
     
     《一杯の女性が出て来て、その一人ひとりの感情に思いを馳せる》

     出版社 / 著者からの内容紹介より
    熱愛・不倫・失恋・片思い・男嫌い・処女、そしてくされ縁・友愛・レズビアン。さまざまな女性の揺れ動く心情を独特のタッチで描いた名品揃い。クウネル連載20篇に他誌発表作3篇を加えた、ファン注目の川上ワールド。


     「ラジオの夏」「びんちょうまぐろ」「ハッカ」「菊ちゃんのおむすび」「コーヒーメーカー」「ざらざら」「月世界」「トリスを飲んで」「ときどき、きらいで」「山羊のいる草原」「オルゴール」「同行二人」「パステル」「春の絵」「淋しいな」「椰子の実」「えいっ」「笹の葉さらさら」「桃サンド」「草色の便箋、草色の封筒」「クレヨンの花束」「月火水木金土日」「卒業」  23編

       あいたいよ。あいたいよ。
        二回、言ってみる。
     それからもう一回。あいたいよ。
      (帯文より)

     川上さんの初期の作品には、この帯文のように、繰り返してでてくる言葉が多いので、こういうのが一杯でてくるかと思ったが、この部分だけだった。
     女性の感情が一杯出てきて楽しい、コーヒーを飲みながら、午後のひと時に読む、心地よい。「淋しいな」がいい。

     彼にふられたのは、火曜日の夜だった。火曜日という日が、あたしは一週間の中でいちばん好きだったのに。月曜日はまだまだ熟していない、青くさいメロンみたいな日。水曜日木曜日は、少し熟しはじめたバナナ。金曜土曜ならば、今にも枝から離れようとしているパパイヤ。そのどれでもない、匂いもほとんどしないような、けれどかすかな甘みのある、フルーツトマトみたいな火曜日が、あたしはいちばん好きだった。清潔で、ちょっとよそよそしくて、きりっとした日。  (本文より)
     
     

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      さまざまな女性の恋愛を、独特の世界観で見事に描いた短編・23編。 色々なタイプの恋愛がギュッと詰め込まれるように描かれ、短編でありながらも一編一編がとても濃密で鮮やか。 描かれている女性もどこかしら魅力的で、十人十色の恋愛の形が、とても興味深かった。
      • かみさまの贈りもの〜読書日記〜
      • 2007/02/17 9:36 PM
      ざらざら この本はふっても、はれても。のびびこさんにオススメいただきました。ありがとうございました。 ■やぎっちょ書評 あ〜。あ〜。しまった。 超短編集。。。超短編ってニガテなんです。びびこさんごめん。 もう超短編というだけで、精神が肉体と分離す
      • "やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!
      • 2007/08/05 12:32 PM
      ぬらぬらで ざらざらいきなり ぱちんかな   久しぶりに川上弘美の本を手に入れた。私の部屋に並ぶ本たちは、私の居場所も追いやるほどに所狭しと溢れ出しそうなので、本来ならば、新しくそこに新入りを参加させるスペースなど、ないのだ。でも、「真鶴」を読ん
      • 空想俳人日記
      • 2007/10/06 2:39 PM

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