スポンサーサイト

  • 2013.07.17 Wednesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -

    東京公園  小路 幸也

    • 2007.01.29 Monday
    • 10:16
    東京公園
    東京公園
    小路 幸也
     07−29 ★★★★☆
     【東京公園】 小路 幸也 著  新潮社

     《ファインダー越しに見る、柔らかな恋とは、……》

     内容(「BOOK」データベースより)
    「幼い娘と公園に出かける妻を尾行して、写真を撮ってほしい」―くつろぐ親子の写真を撮ることを趣味にしている大学生の圭司は、ある日偶然出会った男から奇妙な頼み事をされる。バイト感覚で引き受けた圭司だが、いつのまにかファインダーを通して、話したこともない美しい被写体に恋をしている自分に気づく…。すれ違ったり、ぶつかったり、絡まったりしながらも暖かい光を浴びて芽吹く、柔らかな恋の物語。


     この本は、好きだ。
     私が趣味と大袈裟に言えないが、写真だからである。主人公・圭司がカメラマンを目指す大学生なので、題名の公園というより写真の方が合っているのかも知れない、と私は思ってしまった。

     いい写真にはね、
     「ホントの気持ち」が写っちゃうんだよ。
     (帯文より)
     人間はファインダー越しに嘘はつけない。カメラマンが切り取ったその一瞬は、確かにその人の本当の姿を伝えているんだと思っている。 (本文より)

    写真・ファインダーから見られるものは何か。家族というものの本当な姿を見つけ出せるか。公園に出続ける親子をファインダーから何を感じ取るのか。全体に流れる雰囲気が良い本だ。主人公・圭司、姉・咲実、ヒロ、真山、夫・初島、妻・百合香、娘・かりんちゃん、そして富永ちゃんがいい味を出しています。静かに暖かいものが込み上げてくる本だった。

     ここに出てくる映画をほとんど見ているのもポイントが高い。
     <小さな恋のメロディ> <修羅がゆく> <Lost in translation> <ビルリン・天使の詩> <Coffee and cigarettes>
     
     ここに出てくる公園も書いておく。
     <水元公園> <日比谷公園> <砧公園> <洗足池公園> <世田谷公園> <和田掘公園> <行船公園> <井の頭公園>

    スポンサーサイト

    • 2013.07.17 Wednesday
    • 10:16
    • 0
      • -
      • -
      • -
      • -
      コメント
      コメント&TB ありがとうございます。

      >静かに暖かいものが込み上げてくる

      ほんとうにそのとおりですね。
      読み終えてもしばらく浸っていたい、陽だまりのようなあたたかな物語でした。
      • ふらっと
      • 2007/01/31 7:24 AM
      モンガさん、こんにちは。

      穏やかな気持ちにさせてくれる、温かい物語でしたね。

      写真を趣味にしてらっしゃるんですね。
      ファインダー越しに撮影する圭司の姿
      リアルに感じられたのでは?。

      映画、「修羅がゆく」、「Lost in translation」、
      「Coffee and cigarettes」を見ていないで、
      つながりがわからなくて、残念です。
      物語の中に浸っていると心地よい作品でしたね。
      公園に行ってみたくなります〜
      モンガさんは写真を趣味にしていらっしゃるんですね〜
      ファインダー越しに見える風景って、きっと素敵なんだろうなぁと想像してます。
      こんばんは、ふらっとさん。
      《》陽だまりのようなあたたかな物語でした《》
      何でしょうか、ただただ良かった、
      そういうより言葉がないですね。
      • ふらっとさんへ
      • 2007/01/31 11:18 PM
      こんばんは、藍色さん。
      写真というのは、人柄がでますね。
      でも、本当に良かった。
      • 藍色さんへ
      • 2007/01/31 11:22 PM
      こんばんは、エビノートさん。
      趣味と言えるほどではありませんが、
      写真は、本当に嘘を付かないような気がします。
      • エビノートさんへ
      • 2007/01/31 11:25 PM
      おはようございます。

      登場人物、それぞれが個性的で優しくて、描かれてる景色もキラキラと光っていて。素敵な物語でした。

      出てくる映画全部見ているんですね。
      それは物語の中に入っていけて羨ましいです。
      モンガさんは、写真を撮られるんですね。私も時々やってみますが、全然あきません・・。「目」が私には欠けているようです。
      圭司の写真が見てみたい、私です。
      こんばんは、ななさん。
      登場人物が実にいいですね。
      「修羅がゆく」は、見ていませんですた。
      違うのと勘違いしてました。
      • ななさんへ
      • 2007/02/02 12:52 AM
      こんばんは、ERIさん。
      この本は、カメラ・写真が出てきて良かったですよ。
      写真が上手くなるのは、何枚も何枚も撮ることでしょうか。
      その1枚がきっと素晴らしいものが撮れると思っています。
      • ERIさんへ
      • 2007/02/02 12:56 AM
      モンガさん☆おはようございます。
      わたしも3人が見ていた映画が気になってました。(*^_^*)
      どれもいい感じの映画ですよね。
      行船公園へは時々散歩に行くので、何だか嬉しかったですよ。
      東京の西の方に住んでいる百合香さんなのに、ここまでやって来るとは!
      なかなかの公園通だったんですね!
      • Roko
      • 2007/04/07 11:15 AM
      こんばんは、Rokoさん。
      この本は、良かったです。
      映画、写真、公園、出てきた人たち、
      みんな良かったです。
      • Rokoさんへ
      • 2007/04/07 7:27 PM
      モンガさん、こんばんは。
      この本は好きです、私も。
      写真、絵本『ぼくを探しに』、映画『ベルリン天使の詩』
      好きなもの、大切に心のどこかに止めていたものが話の中にあって、
      それだけで嬉しくなってしまいました。
      作品全体の穏やかな空気もよかったです。
      こんばんは、雪芽さん。
      TB・コメントありがとうございます。
      公園、写真、映画と何だか嬉しくなりました。
      • 雪芽さんへ
      • 2007/09/05 12:40 AM
      すごくお好みでした。
      ああ、いいなあ、とじんわり心に浸みました。

      それにしても東京って公園が多いのですね。
      知らなかったです。
      こんにちは、しんちゃん。
      こういうのって、いいですね。
      東京は、いい公園が一杯ありますよ。
      まだまだ、行っていないところばかりです。
      • しんちゃんへ
      • 2007/10/16 12:29 PM
      「ベルリン天使の詩」は、学生時代有楽町で学校帰りに見て、寝ちゃったんですよ〜。起きたら、モノクロからカラーに変わってて、多分映画のほとんどが眠りの中。
      私も写真って好きなんですけど、デジカメよりもやっぱりフィルムの方がいいな〜って思ってしまいます。
      現像はできませんが。(苦笑)
      • じゃじゃまま
      • 2008/03/25 4:34 PM
      こんにちは。
      この本を読むと、初めてカメラ買って、それを持って、東京の公園を廻ったことを思い出します。
      • じゃじゃままさんへ
      • 2008/04/03 12:18 PM
      コメントする








          
      この記事のトラックバックURL
      トラックバック
      ☆☆☆☆・ 東京公園小路 幸也 (2006/10/28)新潮社 この商品の詳細を見る 「幼い娘と公園に出かける妻を尾行して、写真を撮ってほしい」―くつろぐ親子の写真を撮ることを趣味にしている大学生の圭司は、ある日偶然出会った男か
      • +++ こんな一冊 +++
      • 2007/01/31 7:12 AM
      公園の家族を写真に撮る圭司。彼が写し出す昼下がりの公園の空気をそのまま切り取ったようなお話でした。光に満ちていて暖かくて穏やかで。彼がレンズを通して見る、百合香さんやかりんちゃんの笑顔の描写は読んでいてドキッとするくらい美しくて、愛らしいです。 でも
      • 宙の本棚
      • 2007/01/31 1:39 PM
      カバー写真は広瀬達郎(新潮社写真部)。装幀は新潮社装幀室。書き下ろし。 主人公で語り手の志田圭司は、旭川出身でカメラマン志望の大学生。建築工学を学びながら「家族」を自分のテーマに決めて、公園でくつろぐ家族写真の撮影をし
      • 粋な提案
      • 2007/01/31 2:38 PM
      東京公園 ≪内容≫ 「幼い娘と公園に出かける妻を尾行して、写真を撮ってほしい」 ―くつろぐ親子の写真を撮ることを趣味にしている大学生の圭司は、ある日偶然出会った男から奇妙な頼み事をされる。 バイト感覚で引き受けた圭司だが、いつのまにかファインダーを
      • まったり読書日記
      • 2007/01/31 8:06 PM
      東京公園 小路 幸也 カメラマン志望の圭司は大学で建築の勉強をしながら休みの日には公園に出かけていって「家族」の写真を撮る。ある日、カメラを向けた母と子。その夫・初島さんから「平日、公園に出かけていく二人を見つからないように撮影して欲しい」と頼ま
      • ナナメモ
      • 2007/02/01 9:13 AM
      「写真を撮る」ということが、私にはどうも苦手だ。 これは絵を描く、ということにも繋がるのかもしれないけれど、 私が写真を撮ると、なにやらボケる。いや、ピンボケではなくて ちゃんと写ってるんですが、自分の撮りたい、と思ったものは写っていない んですよ。
      • おいしい本箱Diary
      • 2007/02/01 9:44 AM
      東京公園posted with 簡単リンクくん at 2006.12. 2小路 幸也〔著〕新潮社 (2006.10)通常24時間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る
      • 今日何読んだ?どうだった??
      • 2007/02/01 8:33 PM
      母親の遺した一眼レフを手にカメラマンを目指している志田圭司。 彼はいくつもの公園を渡り歩いては、そこにいる家族の写真を撮っていた。 ある日、水元公園でベビーカーを押す若い母親の姿を見つけた圭司は思わずシャッターを切った。 彼はその母娘にきちんと撮影
      • 今更なんですがの本の話
      • 2007/02/02 7:58 PM
      東京公園 読み終えた今、なんだか優しくて穏やかな気持ちです。悪人が出てこなかったというのもあるけれど、ゆるゆると進む話が心地よくて、読んでいる間に気持ちがやわらかくほぐれた気がします。さらりとした話ですが、とってもよかったです。 「幼い娘と公園に
      • 本のある生活
      • 2007/03/16 10:49 PM
      東京公園発売元: 新潮社価格: ¥ 1,470発売日: 2006/10/28
      • ついてる日記?
      • 2007/04/07 11:09 AM
      著者:小路幸也 東京公園価格:¥ 1,470(税込)発売日:2006-10-28
      • たこの感想文
      • 2007/05/17 10:00 PM
      東京公園小路 幸也 / 新潮社(2006/10/28)Amazonランキング:37742位Amazonおすすめ度:Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by Booklog シャッターを切る。流れゆく一瞬が切り取られて一枚の写真となる。 写し取られたのは被写体となった人や風景なのか、ある
      • コンパス・ローズ  compass rose
      • 2007/09/04 11:32 PM
      東京公園小路 幸也 (2006/10/28)新潮社 この商品の詳細を見る まだ自分が小さい頃に死んでしまった母親のことを思うとき、いつも最初に浮かんでくる光景は、一眼レフのカメラを構える姿だった。カメラマン志望の大学生、志田圭司
      • しんちゃんの買い物帳
      • 2007/10/13 5:19 PM
      東京公園 出版社: 新潮社 (2006/10/28) ISBN-10: 4104718025 評価:86点 穏やかで心地よい小説だった。 心ゆるがせるような大事件は起きないが(富永の言動は結構派手だが)、淡々と書かれる日常の中に、人が人とかかわっていくなかで大事にするべきものがし
      • デコ親父はいつも減量中
      • 2008/01/06 1:15 AM
      ≪★★★★≫ 今まで小路氏は、面白くないわけじゃないし、でも感性の相性はまあまあかなって程度だったんだけど、これでグンと近づいた。 幼い頃に母を亡くした圭司。フォトグラファーだった母の影響もあって写真を撮ることが大好き。とくに、公園で心の感じるままに家
      • じゃじゃままブックレビュー
      • 2008/03/25 4:31 PM

      PR

      calendar

      S M T W T F S
       123456
      78910111213
      14151617181920
      21222324252627
      28293031   
      << July 2019 >>

      BLOG LIST

      カウンター

      本・読書ブログが一杯

      にほんブログ村 本ブログへ

      emo

      selected entries

      categories

      archives

      recent comment

      recent trackback

      recommend

      始祖鳥記
      始祖鳥記 (JUGEMレビュー »)
      飯嶋 和一
      読みたい作家がいる。
      読みたい、読みたいでとき(時間)が過ぎる。

      links

      profile

      search this site.

      others

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM