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    野の風  辻内 智貴

    • 2006.12.31 Sunday
    • 15:37
    野の風
    野の風
    辻内 智貴
     334 ★★★☆☆
     【野の風】 辻内 智貴 著  小学館

     《故郷のなかに哀愁を感じる》

     出版社/著者からの内容紹介より
    ロングセラー「セイジ」著者待望の最新作
    『セイジ』が累計10万部の書店発超ロングセラーとなっている辻内智貴氏の最新刊です。性善説に近い場所から発信される、簡潔さ、清新さ、温かさを通奏低音として持つ氏の作風は本作でも健在であり、読後、タイトル通り、ふっと風が通り過ぎる様を感得することのできる作品です。夏。仕事中心の日々を送る会社員・宇田川勇一は、打ち合わせ先で、父が病に倒れたことを知る。妻、そして心を閉ざしてしまった息子とともに急ぎ広島へ帰郷する勇一だったが、すでに脳死状態と医師に宣告された変わり果てた父の姿に絶句する。元気だった頃、「鳥はええぞお。わしは今度は鳥に生まれかわってくるけえの」そういっていた父の言葉が胸に突き刺さる。勇一はある選択を決意する。


     ただ、手に取って読んで見る。
     じんわりして懐かしくなる小説だ。
     都会とは、田舎とは、…。
     家族って、何かを感じさせる。
     親子愛、兄弟愛、子供愛、教え子愛、そこには昔の家族の風景がある。
     辻内作品には、子供ころの近所のお兄さんが出てくる、その人がやっぱりいい味を出しています。

     病室で主人公・勇一が脳死状態の父親に語りかける。
     (……きいた風な事を言ってるかい?……だけど、こうしていると、それが、良く分かる気がするんだ……都会で仕事漬けになっていると、それに気付けないよ……いや、都会ばかりじゃ無い、……そんな毒が、もう、この国じゅうを覆い尽くしかけている様にも思うよ……英一のような子供の中まで、それは、もう、入りこんでいるんだ。……このまま行けば、今に世界中が、一個の「欲望」になってしまうんじゃないかな。……妙な話さ、「欲望」が「欲望」ただ一つの存在になってしまったら、……その欲望を充たすものを、欲望は、一体、何処に探すつもりなんだろう。……何時か、そんな矛盾に灼かれて、……世界ごと壊れて行くのかな………俺達は、……そういうことを、やっているのかな……) (本文より)

     「ナコちゃん」も超短篇でアッタカクて良い。

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