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    凍  沢木 耕太郎

    • 2006.12.03 Sunday
    • 18:11
    凍

    沢木 耕太郎
     307 ★★★★☆
     【凍】 沢木 耕太郎 著  新潮社

     《読書って凄い、過酷な8000mの山にも連れってくれるのだ》

     内容(「BOOK」データベースより)
    極限のクライミングを描く、究極の筆致。『檀』から十年、最新長編作品。最強の呼び声高いクライマー・山野井夫妻が挑んだ、ヒマラヤの高峰・ギャチュンカン。雪崩による「一瞬の魔」は、美しい氷壁を死の壁に変えた。宙吊りになった妻の頭上で、生きて帰るために迫られた後戻りできない選択とは―。フィクション・ノンフィクションの枠を超え、圧倒的存在感で屹立する、ある登山の物語。


    私が毎週これだけは見る番組に「情熱大陸」があります。この番組は、一人の人物を焦点に当てて紹介するものです。有名人から、世間には知られてないが、その方では有名な人ばかりです。そこで、この本の主人公・山野井康史と奥さん・妙子を見たのである。

     <情熱語録> 山野井康史の言葉より

     山登りっていうものを知ったときから
    ずっと発狂状態みたいな感じなんだよね

    僕ってね(笑)
    誰かが止めてくれないと
    どこまでいっちゃうのか……
    --------------------------------------------------------------------------------

    登ること、生きること、同じです。
    同じだけども、なんか生きることっていうと、
    生活の匂いを感じるでしょ。
    ・・・ないね、オレには。

    登ること=呼吸すること、心臓を動かすこと
    に近いかな。


     この本にも出てくるが根っからの山登りが好きな二人・夫婦である。
     ヒマラヤの高峰・ギャチュンカン挑む二人・登山家の壮絶な物語だ、いやノンフィクションだ。実話である。山野井夫妻の山への思いの歴史などを織り込みながら物語は進んでいく。
     これは、凄い圧倒的な物語だ(帯より)、読んでいて、なぜ人は山に登るかを自問自答している私がいるのだ。

     《最新の装備に囲まれ、ピンク・フロイドを聞きながら、生きて帰れないかもしれない山に挑戦する私。
     かたや、父を亡くした十三歳の少女は、ヤク・ドライバーとして厳しい環境で働かなくてはならない。一枚のビスケットに幸福を感じながら。
     これでいいのか。
     自分の人生は間違っていなのか。
     しかし、残念ながら、あの山を見ると、登らざるをえない自分がいる》
    (本文より)

     8000mの山に登るということが想像が出来ない。登るに従って酸素が薄くなる、呼吸困難、高山病、それよりも自然環境の厳しさにある。風、雪、寒さなど等、想像を列するものばかりだ。これは、読んで実感して欲しい。
     登頂に成功して、下山に合う過酷な状況、死と隣り合う世界、そして凍傷の為に病院行きに、それが現実であるから、なおさら圧倒されるのだ。
     山野井康史さんも凄いが、妙子さんも凄いのだ。手足20本のうちで18本が凍傷でないのだ、それでも山に向き合うのだ。

     ここが『山野井通信』のサイトだ。

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