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    FUTON  中島 京子

    • 2006.11.24 Friday
    • 23:24
    FUTON
    FUTON
    中島 京子
     297 ★★★☆☆
     【FUTON】 中島 京子 著  講談社
     
      《蒲団を日光に干して寝るのが一番気持ちよい!》

     出版社/著者からの内容紹介より
    「滑稽で愛らしく、哀しくてセンチメンタルだ」
    ――高橋源一郎氏絶賛の大型新人登場!

    「『蒲団』?あの、変態の先生が女弟子のフトンに顔をうずめて泣く話?」
    田山花袋「蒲団」の書き直しを図る中年アメリカ人と愛人の日系女子学生。
    95歳の曾祖父の戦後史と現在。知的ユーモア溢れる書き下ろし長篇!

    百年前に書かれた小説、田山花袋の『蒲団』が、現代の日本で『FUTON』として甦った。新たにアメリカからの登場人物も加えたこのニューヴァージョンは、花袋のオリジナルがそうであったように、滑稽で愛らしく、哀しくてセンチメンタルだ。そしてはじめて読むのに、なぜか懐かしい気がするのである。――(高橋源一郎)


     この本は、面白かった。
     だが、読みづらくもあり、読めやすくもあるのだ。

     田山花袋の『蒲団』をモチーフにした作品だ。私も試験に出てきたから、田山花袋が『蒲団』の作者くらいしか知らない。本の内容などほとんど知らない。この本のおかげで、そういう話なのか、と知ることが出来た。今の感覚で言うと随分滑稽な内容のストーリだ。でも、当時としては前衛的な?内容の作品だったようだ。

     日本文学のデイブ・マッコーリー教授の<蒲団の打つ直し>として、,ら海蛤埜紊諒犬泙覇れると、20箇所挿入されている。これが、『蒲団』を書き直しか、英訳して和訳した文章で書いているのだろうか。これが面白かった。昔のオヤジ、先生は、こうであったのか、若い女弟子にフラレ、女弟子の使っていた蒲団に顔をうずめて泣く、人前では、そんな素振りもしないのに。それを冷静に見ている奥さん・美穂。筆者は、あとがきで憎めない先生と奥さんの気持ちもを書きたかった、と述べている。
     出てくる人たちは、デイブ・マッコーリー教授、教え子エミ、エミの曽祖父ウメキチ、ウメキチを画くイズミなど。この人たちが、『蒲団』という作品にどう絡み合ってくるのか。実に構成が巧い。ダブル、トリプル構造になっている。それは、時代、時間も伴って描いているのだ。
     最後のオチ・文章は、私が思っていた通りだった。(多分、皆こう考えるだろうけど)





     
     

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