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    美丘  石田 衣良

    • 2006.11.21 Tuesday
    • 18:40
    美丘
    美丘
    石田 衣良
     294 ★★☆☆☆
     【美丘】 石田 衣良 著  角川書店

     《彼女の病気は救えない、でも彼女からもらったものは、…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    美丘、きみは覚えているだろうか。ぼくときみがいっしょに暮らしはじめた八月。あの夏の光と夜のやさしさを―。残された命を見つめ、限りある生を全力が走り抜けた美丘。彼女が生きたことの証として最期を見届ける太一。奇跡のラストシーンに向かって魂を燃焼しつくした恋人たちを描く


    究極の恋愛小説か、どこかで見て、聞いて、読んだことのあるような物語だった。
     石田さんの都会的な乾いた文章が、もうひとつ人間の持つもの・独特な業を描き出してくれてない、読み取れないだけなのか。彼女が生きてきたこと・葛藤が少ない。それを突飛な行動で出しているのだろうが、もっと内面なるものが欲しかった。

     恋を始めるには、春が一番いい季節だとぼくは思う。夏はがつがつしすぎる。秋はちょっと寂しい。冬では気もちも身体もかじかんでいる。でも、春にはなにかが動きだす予感と理由のない幸福感があるのだ。長い冬にもなんとか耐えた。季節の新しいサイクルが始まって、自分にだってなにかいいことがやってくるかもしれない。
     あの春、ぼくはそんなふうに思っていた。中略 (本文より)
     

     美丘、きみとぼくのあいだで、七月は一番甘い季節だ。
     まだ梅雨は開け切らず、湿った日々は続いていた。だが、ぼくもきみも天気のことなど気にしなかった。雨など降るならいくらでも、降ればいい。きみとぼくは恋のスタートの熱気のなかにいた。東京中に雨を、ふたりの力で乾かしてみせる。そう覚悟させるほど、熱くて甘い七月だった。(本文より)

     
     こんな文章が続いていると石田ファンであっても、読みたくなる人と、こんどのはいいやと敬遠してしまう人に分かれてしまうような気がする。ただ、すんなりと読めるからそれだけは有難いのだ。
     
     

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