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    ボトルネック  米澤 穂信

    • 2006.10.16 Monday
    • 21:14
    ボトルネック
    ボトルネック
    米澤 穂信
     257 ★★★★☆
     【ボトルネック】 米澤 穂信 著  新潮社

     《この若さで書けるのか、やはり傑作???なのか、…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    恋人を弔うため東尋坊に来ていた僕は、強い眩暈に襲われ、そのまま崖下へ落ちてしまった。―はずだった。ところが、気づけば見慣れた金沢の街中にいる。不可解な想いを胸に自宅へ戻ると、存在しないはずの「姉」に出迎えられた。どうやらここは、「僕の産まれなかった世界」らしい。


     懐かしくなんかない。爽やかでもない。
     若さとは、かくも冷徹に痛ましい。
     ただ美しく清々しい青春など、どこにもありはしない。
    (帯文より)

     この本は、何を言いたかったのか。善と考えれば、人生は、自分ひとりだけで生きているだけでなく、いろんな人たちに生かされている。それは、先祖から代々に受け継げられていたりするのだ。そんな人生だから真摯に生きなきゃだめだと言っているのだろうか、と思う。
     その反面、人生そのものが衝撃的なものだ、と言うこと教えている。これは、読む読者にはちょっとじゃなく、強烈なダメージが残る本でもある。【ボトルネック】の解釈がどう取るかが難しいところだ。

     【天使の代理人】山田宗樹 著を読むと年間300万から500万の中絶が行われていると言う。その生命というか、魂はどこかで存在していて成仏していなく至る所・空間に浮遊しているのだろうか。この本では、流産としているのだが。流産していなかったら、本当に違った家族・家庭だったのか。【花まんま】などに出てくる前世の話は、成仏してあげる本だったように思うが、この本の帯文は、「若さとは、かくも冷徹に痛ましい。」と断定的だ。若さとはでなく、人間とは、言っているような気もするのだ。人間とは、残酷であるからこそ、また喜びも一杯溢れているのだろうか、と考えてしまったが。
     自分が生まれた世界、自分が生まれなかった世界、そこの違いは愛情だろうか。


     

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    • 2013.07.17 Wednesday
    • 21:14
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      コメント
      TBありがとうございます。
      来ましたか?ダメージ・・。
      ブログリスト、ありがとうございます。
      こちらからもリンクさせていただきますね。
      あ、すぐできなくても待っててくださいね(弱気・・)
      • ERI
      • 2006/10/16 11:59 PM
      モンガさん、こんばんは。
      ご訪問、コメント、トラバありがとうございます。
      衝撃が強烈で、大きなダメージが残りましたね。
      モンガさんが早めに回復できますように・・。
      ブログリスト登録、ありがとうございます。
      こちらも登録させていただきました。
      今後ともよろしくお願いいたします。
      モンガさん、こんばんは!
      強烈なダメージを受けちゃう一冊でした。
      読み終わってしばらくたって、ようやく冷静に分析できるかもしれないなぁという心境になってきたところです。
      こんばんは。
      TB・コメントありがとうございます。
      トラックバック、いろいろあるんですね。
      衝撃的でダメージを受けましたよ。
      • ERIさんへ
      • 2006/10/17 9:46 PM
      こんばんは。
      TB・コメントありがとうございます。
      ラストは強烈でしたよ。
      でも、読んで良かった気がします。
      • 藍色さんへ
      • 2006/10/17 9:50 PM
      こんばんは。
      TB・コメントありがとうございます。
      読んであとを振り返るとちゃんと伏線があるような気がしました。
      • エビノートさんへ
      • 2006/10/17 9:52 PM
      この本は、やっぱりそういうことを言いたかったんでしょうか。
      でも、それにしてもここまでのラストを用意することないと思うんですが・・。と、いまだにショックでぐちぐちと考えています。
      • june
      • 2006/11/03 11:59 PM
      こんばんは、juneさん。
      ラストは、強烈でしたね。
      米澤さんの初読みですが、「古典部」「小市民」などの違いは何かあるんですか。
      • juneさんへ
      • 2006/11/04 2:00 AM
      米澤さんの作品は、「小市民シリーズ」の「夏期限定〜」以外は読んでいるのですが、一見地味でほのぼのとしているものでも、ビターなところがあって、そこが好きでもあります。でも、これはビターを通り越して絶望だったので、かなり戸惑いました。ほんと強烈でした。
      • june
      • 2006/11/04 10:20 PM
      おはようございます。
      米澤さんの本を読んでみます。
      この本は、米澤さんの本でもかなり違っていたのでしょうね。
      • juneさんへ
      • 2006/11/05 10:52 AM
      モンガさん☆こんばんは
      親がいい加減だなんてのはよくある話だから、それに流されてしまうのか、強く生きるのか、それは本人の問題。
      リョウはきっと何かを掴んだと、私は信じたいです。
      • Roko
      • 2006/11/30 10:36 PM
      こんばんは、Rokoさん。
      全くその通りで、本人の問題ですよね。
      終わり方が…ですが、リョウが何かを掴んで、真直ぐに進んでもらいたいものです。
      • Rokoさんへ
      • 2006/12/01 12:57 AM
      こんにちは。
      こういう黒いのは大好きで、快感を感じてしまいました。
      変てこなヤツですかね(笑)
      こんばんは。
      ストーリーもへんてこでした。
      ミステリーもいろいろあるなーと思わせてくれる本でした。
      • しんちゃんへ
      • 2008/05/22 9:05 PM
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      • 本を読んだら・・・by ゆうき
      • 2006/10/16 11:44 PM
      「ボトルネックは排除しなければならない」
      • おいしい本箱Diary
      • 2006/10/16 11:52 PM
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