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    夜市  恒川 光太郎

    • 2006.09.18 Monday
    • 11:52
    夜市
    夜市
    恒川 光太郎
     228 ★★★★☆
     【夜市】 恒川 光太郎 著  角川書店 日本ホラー小説大賞受賞作

     《幻想的で、怖く、悲しく、心に沁みる作品》

     内容(「BOOK」データベースより)
    大学生のいずみは、高校時代の同級生・裕司から「夜市にいかないか」と誘われた。裕司に連れられて出かけた岬の森では、妖怪たちがさまざまな品物を売る、この世ならぬ不思議な市場が開かれていた。夜市では望むものが何でも手に入る。小学生のころに夜市に迷い込んだ裕司は、自分の幼い弟と引き換えに「野球の才能」を買ったのだという。野球部のヒーローとして成長し、甲子園にも出場した裕司だが、弟を売ったことにずっと罪悪感を抱いていた。そして今夜、弟を買い戻すために夜市を訪れたというのだが―。第12回日本ホラー小説大賞受賞作。


     「夜市」
     子供ころ、夜市は特別な日だった。社に屋台が並んで、いつも見ている社が華やかな舞台となり異次元のように感じていた。周りは、暗闇でそこだけがほのかに輝いていた。
     この作品は、直木賞候補作にもなって話題になった。それほど完成されていて、無駄の無い文章なのだ。アッーと驚く構成も巧い。これが第一作品なのだろうか。
     この本を読んで、人間の持つ創造性の豊かさを憶え、人間の愛愛しさを感じる。

     「風の古道」
     どちらかと言うとこちらが良いと言う人の方が多いようだ。
     こんな発想は、どこから来るのだろうか。日本の叙情的なところからか。
     小金井公園から吉祥寺北町、エーッ、わたしでも行けそうな場所だ。このどこかに綻びがあり、古道に入って行ける。現実感が出て、古道の世界に手が届きそうである。ほんのそこの壁を乗り越えると本当にありそうだ。きっと見えないだけかもわからない。
     あちらの世界、そちらの世界、いろんな世界があって人間の世界・現況を見ているのだろうか。
     
     これほど楽しめる作品に出会うことがあるからやめられないのだ、本を読むことを。

     

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    • 2013.07.17 Wednesday
    • 11:52
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      コメント
      これは怖いというよりも、情緒的なところにひかれました。
      古道の世界観とか、すごく好きです。
      • june
      • 2006/09/18 9:36 PM
      こんばんは。
      そうですね。
      ホラーというよりファンタージーの面の方が強いようようですね。
      「風の古道」には、まいりました。
      • Juneさんへ
      • 2006/09/18 11:56 PM
      こんにちは!モンガさん、初めまして!
      「雑板屋」のゆきちでございます。
      ブログリストに登録いただきありがとうございます。こちらからも登録させていただきますね♪
      TOPページの記事がちょうど「夜市」ですので、TBさせていただきました!
      また今後ともよろしくお願いします〜☆
      「夜市」「風の古道」どちらとも良かったですね。
      今後ともよろしくお願いします。
      • ゆきちさんへ
      • 2006/09/19 10:43 PM
      すぐそこに自分の知らない世界があるのかもしれない…って想像、どきどきしますよね、大好きです!
      どちらかと言うと「風の古道」の方が良かった、というより身近に感じました。
      • chiekoaさんへ
      • 2006/09/20 6:52 PM
      モンガさん、こんばんは。

      「風の古道」は本当にありそうですよね。
      車で走っていて大きな木を見つけると
      もしかして、そこには道があるのかも?って考えていたりします。
      「風の古道」は本当にありそうですよね。《

      本当にそう思えますよね。
      井の頭や善福寺公園から清水が湧き出るように、どうもその先が怪しいような感じがするんですが。
      • ななさんへ
      • 2006/09/21 12:15 AM
      はじめまして。
      私もこの著者には期待しています。
      風の古道がヤングサンデーで短期連載中のようです。
      よければ、読んでみてはいかがでしょうか。
      • やす
      • 2006/09/24 11:36 PM
      初めまして。
      ヤングサンデーに風の古道が。
      本屋でちょっと覗いてみます。
      • やすさんへ
      • 2006/09/25 12:53 PM
      モンガさん☆こんばんは
      わたしが夜市へ行ったら、きっと帰れなくなるような気がします。
      怖いけど、行きたい!
      • Roko
      • 2006/10/07 9:46 PM
      夜市へ行ったら、私も帰れなくなってしまいそうです。
      欲望に勝てそうにないからなー。
      でも、夜市を覗いてみたいです。
      • Rokoさんへ
      • 2006/10/08 9:03 AM
      はじめまして!sonatineといいます。
      TBさせていただきました。
      夜市、見るだけなら行ってみたい(^^)
      こんばんは。
      sonatinaさん、いいお名前ですね。
      小さいときに夜市があったことを覚えています。あの懐かしさを思い出します。
      • sonatinaさんへ
      • 2006/10/24 10:34 PM
      こんばんは。
      日常の中にぽっかり異世界への入り口が開いて、というところが魅惑的です。
      妖しく美しい描写に惹かれました。
      夜市も古道も迷子になること必死なので、近づかないようにしなくては。
      こんばんは、雪芽さん。
      どこかに、こんな世界への入り口があるんでしょうか。
      何か、ファンタジーに文章も合って魅力的でした。
      • 雪芽さんへ
      • 2006/12/10 11:48 PM
      モンガさんこんばんは。
      >それほど完成されて、無駄のない文章なのだ
      まさにその通りだと思います。
      だから短編でもあれだけの衝撃と魅力を感じる事ができるんでしょうね。
      2作品ともに魅力満載の作品でした。
      こんばんは、琉歌さん。
      TB・コメントありがとうございました。
      2作品共、読んで驚いた本でした。
      これが初めての作品なのでしょうか。
      構想も文章も良かった。
      • 琉歌さんへ
      • 2007/01/03 9:46 PM
      よかったですね〜。ホラーでこんな懐かしく切ない作品、いいですね。古道は、こんなに発達してしまった今は道どんどん塞がれてそうですけど、自分が子どもだった頃には、本当に「綻び」とかありそうな感じしますね。
      恒川さんはお初でしたけど、いいなって思いました。
      「風の古道」に「夜市」がちょこっと出てきて、この世界観もっと読みたいですね。
      • じゃじゃまま
      • 2007/10/08 6:15 PM
      「綻び」を覗いてみたいですが、
      怖さもあります。
      どの空間に、あの道はあるんでしょうか。
      • じゃじゃままさんへ
      • 2007/10/10 9:48 AM
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