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    再婚  吉村 昭

    • 2003.07.25 Friday
    • 23:25
    再婚
    再婚
    吉村 昭

    【再婚】 吉村昭 著

     一時期、吉村昭さんに凝ったことがあり、懐かしく読んでみた。
    【再婚】を読んでいて、あれこれはどこかで聞いたことがあると思った。最後の
    場面で思い出した。いまでも、NHKラジオの日曜日の午後9時ころから、「日曜名作座」と言っただろうか、森繁久弥さんと加藤道子さんとでやられている番組で聞いた記憶がある。

     小説のあらすじはこうである、奥さんが亡くなり、ずっと一人身だった主人公の男(60代)が回りの薦めもあり、再婚しようと決意して、何回か、見合いをするのである。そして、以前同じ会社にいて、その当時気に入っていた女性も旦那に先立たれ、一人身であり、会って食事をするのである。
    最後の場面とは、金を払おうとテーブルから先にたち、何気なく後ろを振り向くと、女性が爪楊枝を何本かを、ハンドバックに忍ばせているところを見てしまうのである。それで、男はどうするのかは、読者に問いかけて終わっている。

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                                        吉村昭の遺作「死顔」が「新潮」10月号に発表されるそうだ(昨日の朝日夕刊による)。「死顔」は吉村の兄の衰弱死(87歳)を扱う。兄は病院で延命措置を断って死んだ。 吉村昭(膵臓
      • 試稿錯誤
      • 2006/12/29 11:20 AM

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