スポンサーサイト

  • 2013.07.17 Wednesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -

    体は全部知っている  吉本 ばなな

    • 2003.01.22 Wednesday
    • 23:37
    体は全部知っている
    体は全部知っている
    吉本 ばなな

    【体は全部知っている】 吉本ばなな 著

    これは短編集ですが、ひとつ、ひとつが癒される物語です。

    「ボート」という題名のは、公園のボートを見るとたまらない気持になるので、催眠療法で回復をはかるというものです。子供時代での、あたらしい母親との関わりがボートが関わっているのです。あたらしい母親が父のところに来て、去っていくまでの物語ですが、子供には強烈に残っているのでしょう。それが公園のボートに現れてくるのです。

    「 ・・・・・・・・
     いろいろな明かりが映っている水面・・・・・・・・池だ。池のふちにはボートが並んでいて、わずかに風が揺れていた。水際は蓮に覆われ、闇の中に大きなピンクの花がぽかんと開いていた。いくつも、いくつもはるか向うで岸まで、蓮の花が見えた。空には月が小さく光っていた。その蓮のあまりにも淡いピンクの美しさが目の中に焼き付いて、視界がかすんでみえた。
    『天国ってきっとこういうところね。』
     私は誰かと手をつないでいて、その人がそう言った。
    『そうね。ママ。』
     私は答えて、その人を見上げた。ほとんど忘れていたその顔を私ははっきりと思い出した。・・・・・・・・・・・・・・・・・」(本文より)



    僕も月夜のなか、湖面のボートに乗って天国に行くような場面を、ふと思い出します。
    天国に行けるか、どうかは分かりませんが、ボートに乗っているのです。ひとりではありません、誰かがいます。湖面は永遠につづくのです。天国は果てしなく遠いところにあるようです。
    何かのビデオ(アニメ)で見たものが頭のなかのどこかに残っていて、これがときどき出てくるのです。ビデオでは、男がひとりでボートに乗ったものです。

    夜の水面をボートに乗って、天国へ行こう。 

    僕は、このことがあってからか、ボートには決して乗れないのです。

    スポンサーサイト

    • 2013.07.17 Wednesday
    • 23:37
    • 0
      • -
      • -
      • -
      • -
      コメント
      コメントする








          
      この記事のトラックバックURL
      トラックバック

      PR

      calendar

      S M T W T F S
      1234567
      891011121314
      15161718192021
      22232425262728
      293031    
      << March 2020 >>

      BLOG LIST

      カウンター

      本・読書ブログが一杯

      にほんブログ村 本ブログへ

      emo

      selected entries

      categories

      archives

      recent comment

      recent trackback

      recommend

      始祖鳥記
      始祖鳥記 (JUGEMレビュー »)
      飯嶋 和一
      読みたい作家がいる。
      読みたい、読みたいでとき(時間)が過ぎる。

      links

      profile

      search this site.

      others

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM