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    玉蘭  桐野 夏生

    • 2005.11.06 Sunday
    • 22:27
    玉蘭
    玉蘭
    桐野 夏生

    219 ★★★☆☆
    【玉蘭】 桐野夏生 著  朝日新聞社

     男がいて、女がいて何十万人、何千万人の中から夫婦となって、そして片方が死するときにあーあ、こんな男・女で在ったがまた生まれ変わるとしたら、もう一度夫婦になろう。これが、ちょっと前の夫婦像の感覚ではなかっただろうか。それが、今や熟年離婚と称し女性も生き方・死に方を考える時代になっている。世の中の変化や環境がそうさせているのだろうが、何か釈然としないものが残る。それは、現代の男女の愛情というものの価値観・純粋観みたいなものが薄れてきて、一時の感情に満たされるのを良しとする劇場型になってきてしまっているのか、そんな思いがしないでもない時代になってきた。
     
     桐野作品は、いつも衝撃を受けるテーマが多い。人間の持つ醜さが語られているからだ。だが、今回の作品はちょっと違った印象だった。 
     地方出身者・有子が東京に出てきて、W大学を出て出版社に勤め、東京戦争を経験し、恋人・仕事・キャリアのすべてを捨てて上海に留学する。そこで大伯父が幽霊となって会いに来るのだ。大伯父(73年前)と有子との恋愛模様は何を言いたいのか……。
     
     有子の気持ちがちょっとわかりづらいし、上海という神秘性が恋愛を不思議なものにしているのだ。有子の堕ちていくさまは現代の恋愛事情を現しているのか。帯分に恋愛の本質に迫るとあるが、それがわかるのは最後の章ではないかと考えてしまうのだ。  

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