スポンサーサイト

  • 2013.07.17 Wednesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -

    自転車少年記  竹内 真

    • 2005.11.23 Wednesday
    • 22:17
    自転車少年記
    自転車少年記
    竹内 真

    229 ★★★★★
    【自転車少年記】 竹内真 著  新潮社

     この本をようやく見つけ出した。田舎に帰る時間に読んだ。良かった、うーん良かった。爽やかな感じが通り抜けていく感じである。爽快無類の成長小説。
     若い時期に読んだ、井上靖【夏草冬涛】を思い出していた。分厚い本であったが一気に読んだ記憶が甦ってくるのだ。少年が大人になるまでの成長小説。

     昇平と草太の二人が自転車を通して、成長していく物語だ。4歳から29歳まで話だ。そこには、常に自転車が登場してくる。これを読んで、感動するか、しないか、そんな問題ではなく、子供の頃の郷愁を感じるのだ。読み出したら止められなくなる。それは、男性ならわかる何かを感じるからであろう。

     でも、ここでは草太の彼女・奏さんのことを書いておく。
     奏さんは、オーケストラのクラリネット奏者である。ツアーでドイツに行き、いろいろなことがあって、ベイエ先が演奏を指導してくれることになる。演奏を聴いてのこれが感想・指導なのだ。
     「……少し、楽譜を追いかけすぎているんじゃないかな。ミスタッチを恐がって、音が縮こまってるみたいだった」
     「そうだね。表面的に言えばそういうことになる。別に言い方をすれば、それは間違えないための演奏なんだ。聴き手に何かを伝えるための音楽じゃない」
     「いいかい、間違えないための演奏をしていると、ただ楽譜をなぞっているだけになってしまう。楽譜を忠実に再現することだけをを目指すから、たった一音ミスがあっただけでその曲全体が死んでしまうんだ。だけどね、何かを伝えようとする音楽は、ちょっとくらいのミスがあっても崩れない。むしろその失敗さえも魅力に変えていくことができるんだよ」


    スポンサーサイト

    • 2013.07.17 Wednesday
    • 22:17
    • 0
      • -
      • -
      • -
      • -
      コメント
      モンガさん、こんばんは。

      モンガさんが読んだのは単行本のほうなんですね。
      私が読んだ文庫本はこの本の8章あたりから物語が始まっているようです。そして昇平の一人語り。

      こちらもすごく興味があります。
      こんばんは、ななさん。
      文庫本は、8章からですか、
      最初の方もいいんですがね。
      これは、楽しく面白かった。
      • ななさんへ
      • 2007/01/08 12:30 AM
      こんばんは。モンガさん。
      本当に素晴らしい物語でした。女の私にも郷愁が感じられましたよ(笑)
      しばらく竹内さんにのめりこみたいと思ってます!
      • ゆう
      • 2007/03/22 9:41 PM
      こんばんは、ゆうさん。
      この本は、良かったですよ。
      こういう青春成長小説は好きです。
      竹内さんの本で読みたい本が1冊あるのですが、なかなか見つかりません。
      気長に出てくるのを待っています。
      • ゆうさんへ
      • 2007/03/23 12:06 AM
      こんにちは、文庫本版でーす。
      ななさんを補足すると、単行本の終章のあとのお話も追加されている。
      と、解説に書いてました。続編のような本だそうです。
      次は単行本版を読まなくちゃ。
      • しんちゃん
      • 2007/06/02 6:29 PM
      こんばんば、単行本版で〜す。
      この本は、楽しく良かったですよ。
      こういう物語は好きです。
      • しんちゃんへ
      • 2007/06/02 7:14 PM
      コメントする








          
      この記事のトラックバックURL
      トラックバック
      自転車少年記―あの風の中へ 竹内 真 最初に自転車に乗れるようになった日。昇平は坂道を落ちて行き、生垣に突っ込んだのだった。それが草太との出会いだった。18歳の昇平は草太と伸男と一緒に東京まで自転車で行く。昇平を中心にした物語。 一人の男の人
      • ナナメモ
      • 2007/01/07 9:08 PM
      昇平と草太―自転車と共に歩んだ25年という歳月を、リアルに鮮やかに描いた成長小説。 幼い頃から二人の間には自転車という掛け替えのない宝物があり、それを通じて出来た仲間や、生きる喜びを感じるという素晴らしさが、淡々とではあるが鮮やかに綴られていて、途切れ
      • かみさまの贈りもの〜読書日記〜
      • 2007/03/22 9:40 PM
      自転車少年記―あの風の中へ竹内 真 (2006/10)新潮社 この商品の詳細を見る 単行本の構想を元に新たに書き下ろされた本だってさ。 単行本の前半部分を削り、終章のあとの物語を追加されているそうです。 それと昇平の視線で
      • しんちゃんの買い物帳
      • 2007/06/02 6:25 PM

      PR

      calendar

      S M T W T F S
       123456
      78910111213
      14151617181920
      21222324252627
      28293031   
      << July 2019 >>

      BLOG LIST

      カウンター

      本・読書ブログが一杯

      にほんブログ村 本ブログへ

      emo

      selected entries

      categories

      archives

      recent comment

      recent trackback

      recommend

      始祖鳥記
      始祖鳥記 (JUGEMレビュー »)
      飯嶋 和一
      読みたい作家がいる。
      読みたい、読みたいでとき(時間)が過ぎる。

      links

      profile

      search this site.

      others

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM