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    生きている小説   長谷川 伸

    • 2009.05.28 Thursday
    • 20:50
    生きている小説 (中公文庫)
    長谷川 伸
    JUGEMテーマ:読書


     09−061 ★★★☆☆
     【生きている小説】 長谷川 伸 著   中公文庫

     《どれもが心に残るものだった》
     
     内容(「BOOK」データベースより)
    見聞のはしり書き、人の語った挿話の留め書き、読んだ新古の書籍からの抄記など、手控帖に書きとどめられた数多くの覚え書きから選ばれた、心にしみる生きた小説のタネ集。

    贅沢な読書   福田 和也

    • 2009.05.10 Sunday
    • 10:22
    贅沢な読書 (ちくま文庫)
    贅沢な読書 (ちくま文庫)
    福田 和也
    JUGEMテーマ:読書


     09−054 ★★★☆☆
     【贅沢な読書】 福田 和也 著   ちくま文庫

     《この本を読んで、もっと深く読まなくてはと反省する》

     内容(「BOOK」データベースより)
    本を読むこと、書物を愉しむことにも、きちんとしたやり方がある。それを考えることが書物との関係を決定的なものにし、結果として、人は甘美で幸福な時間を手に入れることができるようになるのだ。では、人生に不可欠な部分としての読書とは、どのようなものなのだろうか。『作家の値うち』や『悪の読書術』などで話題を呼んだ著者が、最高の文章だと考えるものを厳選し、その味わい方を丁寧に紹介する。


    日々の過ぎ方―ヨーロッパさまざま   堀田 善衛

    • 2009.04.10 Friday
    • 00:02
    日々の過ぎ方―ヨーロッパさまざま (ちくま文庫)
    堀田 善衛
    JUGEMテーマ:読書


     09−045 ★★★☆☆
     【日々の過ぎ方 ヨーロッパさまざま】 堀田善衛 著  ちくま文庫

     《ヨーロッパの文化と日本の文化との違いとは、…》

      内容(「BOOK」データベースより)
    スペインに長期滞在するなかで、ヨーロッパの骨格を大づかみにとらえ、かつ、細々とした部分に固有の文化を発見する日々の記録。窓についての考察、広場での思いが、やがてヨーロッパ文化論となりひいては日本論となる。円熟した筆法と若々しい思考にみちた本。


      長くスペインで過ごされた作家のエッセイ本。スペインはもちろんフランス、イタリアなどの事情が出ていて、日本との比較をされていて楽しい本だ。終わりになると、ちょっと退屈になり流し読み。あとがきの回答がいい。


    乱歩の幻影    日下三蔵編

    • 2009.04.04 Saturday
    • 19:35
    乱歩の幻影 (ちくま文庫)
    乱歩の幻影 (ちくま文庫)


    JUGEMテーマ:読書


     09−042 ★★★☆☆
     【乱歩の幻影】 日下三蔵 編   ちくま文庫

     《乱歩の人間像がオリジナル・アンソロジーで分かる気が…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    幼い頃に見た写真によって江戸川乱歩の小説にとりつかれたように成長した女性が、夫の書棚で発見した一本のエッセイ。そのエッセイに導かれた彼女がたどりつく乱歩にまつわる衝撃の事実を描く表題作(「乱歩の幻影」)。江戸川乱歩の作品、その人柄、性向、趣味を題材とした小説、あるいは乱歩自身が登場する作品十篇を収録する乱歩ファン必読のオリジナル・アンソロジー。


      高木彬光   『小説 江戸川乱歩』
     山田風太郎  『伊賀の散歩者』
     角田喜久雄  『沼垂の女』
     竹本健治   『月の下の鏡のような犯罪』
     中井英夫   『緑青期』
     蘭光生    『乱歩を読みすぎた男』
     服部正    『龍の玉』
     芦辺拓    『屋根裏の乱歩者』
     島田荘司   『乱歩の幻影』
     中島河太郎 『伝記小説 江戸川乱歩』

     乱歩にまつわる話を集めたもの。
     恥ずかしながら名前はおおいに知っているが乱歩を読んだことがないので興味があった。昔的なミステリーな匂い・感じがした。この才、ちょっと読んでみたい気がする。 



    東京城残影  平山 寿三郎

    • 2009.03.04 Wednesday
    • 23:46
    東京城残影
    東京城残影
    平山 寿三郎
    JUGEMテーマ:読書

     09−032 ★★★☆☆
     【東京城残影】 平山 寿三郎 著  講談社

     《時代が変わるときに起きる恋愛劇…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    夫が箱館戦争から生還した夜、妻は大川に身を投げた。江戸から東京へ、混乱の時代をしたたかに生き抜いた男と女を描く感動の長編。時代小説大賞(第9回)受賞作。


     話題になった作品だが、予想していた話とは違っていた。江戸から東京に変わる時代の話。何かメロドラマみたいな恋愛ものだった。いつ、二人が会うのかという一点だけになって、これをどう収めるのかと思っていたら、最後はそう来たのか、という感じだった。女性というのがわからないと感じたが混乱の時代だから仕方ないのか。筆者が定年退職後に書かれて、読みやすく、読む楽しみもあり、時代小説大賞に満場一致で決まったのも頷ける作品だった。


    日本のいちばん長い日―運命の八月十五日  半藤 一利

    • 2009.02.18 Wednesday
    • 23:22
    日本のいちばん長い日―運命の八月十五日
    半藤 一利
    JUGEMテーマ:読書

     09−025 ★★★☆☆
     【日本のいちばん長い日―運命の八月十五日】 半藤 一利 著  文藝春秋

     《映画で何回か見たが、読んだのは初めて、…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    「聖断」に従い和平への努力を続ける人々と、徹底抗戦を主張して蹶起せんとした青年将校たち―。そのあまりにも対照的な動きこそ、この一日の長さを象徴するものであった。昭和二十年八月十五日正午に至る一昼夜に繰り広げられた二十四幕の人間ドラマ。


     この作品、映画では何回か見たことがあるが本で初めて読んだ。
     この国の運命の8月十五日という日はどういう感じだったのか。
     天皇、各大臣の様子が分かる、若手の決起などがリアルタイムで記されている。玉音放送に至る過程にそれぞれに気持ちが格闘する。





    秋の目玉   福田 清人

    • 2009.01.29 Thursday
    • 23:07
    秋の目玉 (講談社文庫)
    福田 清人
    JUGEMテーマ:読書

     09−015 ★★★☆☆ 
     【秋の目玉】 福田 清人 著  講談社文庫

     《青春時代の空はキラキラ輝いていた…》
     
     買った本を眺めていると、たまには向こうから『この本読むとたのしいよ』と囁きかけられることがあります。それが、この本です。【春の目玉】の続編だ。中学1年、2年のころを描いています。福田清人なる人物は、1904年長崎生まれで、児童文学作家、文芸評論家とある。この本は自伝的なものだろうから、1920年代のころの中学生、田舎なのでエリートなんでしょうか。後に東京大学を出ています。昭和43年に本が出ているから、60歳過ぎてから、この本は書かれたのだろうか。子供から大人への成長が目に見える時期なのか、大人になって本人が振り返ればですが。中学生時代の話は好みなので、すんなりと読めていいです。その時代が、どんな時代だったかはわかりませんが、いつの時代でも後で振り替えると、あーあこれが青春時代だったのかと思い出される時期があるものです。


    言わなければよかったのに日記  深沢 七郎

    • 2008.12.15 Monday
    • 00:34
    言わなければよかったのに日記 (中公文庫)
    深沢 七郎
    JUGEMテーマ:読書

     08−162 ★★★☆☆
     【言わなければよかったのに日記】 深沢 七郎 著  中公文庫

     《おもしろさが溢れている、思いのままの日記に感動、…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    小説「楢山節考」で中央公論新人賞を受賞し、異色の文壇デビューをした著者が、畏敬する作家たち正宗白鳥、武田泰淳、井伏鱒二などとの奇妙でおかしい交流を綴る。生涯を自然流に生きた異才の抱腹絶倒の文壇登場日記他。



    荷風さんの戦後   半藤 一利

    • 2008.08.22 Friday
    • 13:18
    荷風さんの戦後
    荷風さんの戦後
    半藤 一利
    JUGEMテーマ:読書


     08−126 ★★★☆☆
     【荷風さんの戦後】 半藤 一利 著  筑摩書房

     《荷風の沢山のエピソードが面白い…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    高度成長直前の1959(昭和34)年まで戦後を生き、時代には背を向けながらも自身の生活を徹底して記録し続けた文豪永井荷風。その孤高の姿を愛情溢れる筆致で描いた傑作評伝。

    俺はあやまらない  福田 和也

    • 2008.04.07 Monday
    • 00:18
    俺はあやまらない
    俺はあやまらない
    福田 和也
    JUGEMテーマ:読書

     08−063 ★★★☆☆
     【俺はあやまらない】 福田 和也 著  扶桑社

     《福田和也のパワーを感じた…》

     出版社/著者からの内容紹介より
    博覧強記の評論家、福田和也渾身の一冊。画家・大竹伸朗から、
    建築家・磯崎新、落語家・立川談春など、現代の巨匠ら10名を解剖。彼らの芸
    の力と秘密を、文学の根源を暴く名作、ここに誕生。保田與重郎、吉田明、角川
    春樹、大江慎也、洲之内徹、中島貞夫らも登場。季刊文芸誌「en-taxi」の名評
    論、遂に単行本化。


     洲之内徹、中島貞夫を読んでいたら、興奮してきた。
     福田和也をもっと読んでみよう。



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