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    崩れる―結婚にまつわる八つの風景  貫井 徳郎

    • 2007.02.23 Friday
    • 00:33
    崩れる―結婚にまつわる八つの風景
    崩れる―結婚にまつわる八つの風景
    貫井 徳郎
     07−53 ★★★☆☆
     【崩れる―結婚にまつわる八つの風景】 貫井 徳郎 著  集英社

     《夫婦に起きるものとは、……貫井さんは何を捕らえているのか》

     内容(「BOOK」データベースより)
    こんな生活、もう我慢できない…。自堕落な夫と身勝手な息子に翻弄される主婦の救いのない日々。昔、捨てた女が新婚家庭にかけてきた電話。突然、高校時代の友人から招待された披露宴。公園デビューした若い母親を苦しめる得体の知れない知人。マンションの隣室から臭う腐臭…。平穏な日常にひそむ狂気と恐怖を描きだす八編。平凡で幸せな結婚や家庭に退屈しているあなたへ贈る傑作短編集。


    出版社/著者からの内容紹介より
    こんな生活、もう我慢できない……。自堕落な夫と息子に苛立つ妻に訪れた殺意。日常の狂気を描きだす8編。平凡で幸せな結婚と家庭に退屈しているあなたへ贈る傑作短編集。(解説・桐野夏生)



     いろんな夫婦が出てきますが、いずれもが壊れかかっている人たちばかりです。平凡な日常が一番いいのですが、いつの間にか、狂気が住み着いてくるのかも知れません。狂気が住み着かないように、この本を読んだ方が良いかも知れないのです。

    愚行録  貫井 徳郎

    • 2006.10.18 Wednesday
    • 21:31
    愚行録
    愚行録
    貫井 徳郎
     259 ★★★☆☆
     【愚行録】 貫井 徳郎 著  東京創元社  直木賞候補作

     《人間って、何てグロテスクなんだろう》

     出版社 / 著者からの内容紹介より
    一家を惨殺した≪怪物≫はどこに潜んでいたのか? さまざまな証言を通して浮かび上がる家族の肖像、そして人間たちの愚行のカタログ。痛切にして哀切な、『慟哭』『プリズム』を凌駕する著者の真骨頂的作品、ついに登場!

     内容(「BOOK」データベースより)
    ほら、人間という生き物は、こんなにも愚かで、哀しい。数多のエピソードを通して浮かび上がる、人間たちの愚行のカタログ。『慟哭』『プリズム』に続く、第三の衝撃。


     都内で起きた一家惨殺事件。
     インタビュー形式で綴る作品ともう一つの物語、二つが合うときに起こる人間の哀しさとは、……。ひょっとしたら周辺にいた人たちとこの女性とは、あまり違わないことを言いたいのだろうか。
     この夫婦を見た周辺の人たちが物語るものとは、…。人には長所があり、短所もある、しかしそれは、見る人によってかなりの違い出てくる。夫・早稲田、妻・慶応、これってやはり何かの象徴か。亡くなった人を振り返るときフィルター越しに答える内容の虚しさ。他人が腹を割ってしゃべるときに、そこに真実はあるのだろうか。

     私は平和台に住んでいたことがあり、この本に出てくる城北公園にジョギングに行ってました。夜行くとそりゃ凄い人です。400mトラックに人間が一杯です。百人以上は、いつもいたように思いましたが、朝も大変な人数だと聞いていました。一番多いのはウォーキングしている主婦の人たちですが、50、60代の人たちです。5,6人のグループで何かを話しながら歩いています。それが、いくつもあるんです。午後9時ころまでトラックをライトアップしてくれるんです。野球場が3つ、テニスコートも何面もあり、サイクリングコースがあったりでかなりの大きさの公園で散歩するのにも良いところです。氷川台駅は、池袋から4つ目で近いですけど、畑が一杯あり、昔からある一戸建てが多い街ですが、こんなところに一流大学を出て、一流会社に入った人が住むのだろうか、と思ってしまいました。これは、昔のここを知っているからで今は違んでしょうけど。何か、城北公園の説明が長くなってしまった、懐かしいのだ。

    悪党たちは千里を走る  貫井 徳郎

    • 2006.05.03 Wednesday
    • 19:49
    悪党たちは千里を走る
    悪党たちは千里を走る
    貫井 徳郎

    96 ★★★☆☆
    【悪党たちは千里を走る】 貫井徳郎 著  光文社

    《悪党たち?、小悪党たちはただただ走るのだ》

     (「MARC」データベースより)
     「誘拐だと? 子供をさらって親を脅迫しようって言うのか。世の中で一番卑劣な犯罪じゃないか」 真面目に生きるのが嫌になった3人が企てる「人道的かつ絶対安全な」誘拐とは? ユーモアとスピードたっぷりの誘拐ミステリ。


     貫井さんの作品は、何冊か読んでいるがちょっと今までとは違った感じの物語だ。私が貫井作品を最初に読んだのが、【神のふたつの貌】だった。これを読んだときに衝撃を受けた。こういう作家もいるんだと感心したのだ。その後読んだ、【慟哭】、【追憶のかけら】とウーンと唸らせてくれる作家である。
     今回の作品は、貫井さんでもユーモアに満ちた作品も書くのか、と思わせてくれる本だ。面白くて、アーッという間に読んでしまった。

    プリズム  貫井 徳郎

    • 2005.12.22 Thursday
    • 00:35
    プリズム
    プリズム
    貫井 徳郎


    252 ★★★☆☆
    【プリズム】 貫井徳郎 著  実業之日本社


     本文にプリズムと言うのは、ここだけしか出てこない。そこを紹介する。
      美津子のお喋りは、手綱を解き放たれた駿馬のようにあちこちに飛んだ。音楽や絵画鑑賞など趣味の話かと思えば、若い女性らしくファッションや食事の話になる。そしてそこから派生していきなり哲学を論じたかと思えば、なぜか医学用語にも精通していたりする。私にとってそれは、目まぐるしく姿を変える万華鏡か、あるいは様々な色の光を乱舞させる<下線>プリズムのようだった。話をすればするほど、私の目には彼女は謎めいて映じた。(本文より)

     小学校の女性教師・美津子が自分のマンションで殺された。
     「虚飾の仮面」 クラスの子供たち 
    「仮面の裏側」 同僚の女性教師
     「裏側の感情」 元恋人
     「感情の虚飾」 クラスの子供の男親
     いろいろの視点から、殺された女性教師が語られているのだ。
     人間には、いろんな面があり、光線を通して屈折したりして光輝いているのだろうか。

    慟哭  貫井 徳郎

    • 2005.09.03 Saturday
    • 16:12
    慟哭
    慟哭
    貫井 徳郎

    170 ★★★☆☆
      【慟哭】 貫井徳郎 著  東京創元社 

     待望の【慟哭】を読んだ。
     貫井さんのデビュー作である。やはり、スゴイものを感じる。ただ、初めて読んだ【神のふたつの貎】の方が私には衝撃的だった。
     

     ミステリーであり、最後にあっと言わせる落ちがあるが、大概のミステリーファンなら思い付く感じがする。私も何となくわかってしまった。それでも読ませる本である。ストーリーがしっかりしているからだろうか。


     幼女誘拐事件を通して、警察内部の話、新興宗教の話、そして何もよりも現代の家族のあり方について語った本である。新興宗教にもすがっても娘も取り戻した気持ちは十分わかる。普通の親なら当然なものである。読んで損のない作品である。

    追憶のかけら  貫井 徳郎

    • 2005.07.05 Tuesday
    • 21:08
    追憶のかけら
    追憶のかけら
    貫井 徳郎


    127 ★★★★☆
     【追憶のかけら】 貫井徳郎 著  実業之日本社

     ○【神のふたつの貎】 文藝春秋
     △【光と影の誘惑】 集英社
     △【さよならの代わりに】 幻冬舎


     貫井作品は、4作品目である。
     さすがに478ページもあると読み応えがある。ミステリーなのかなー。先先を読まないではいられないが、今回は自重して深夜遅くまで読まなかった。読みたいのがやまやまなのだが、それほどに読みたくなる作品であるのだ。

     妻を交通事故で亡くした主人公・大学講師に50年前に亡くなった作家の手記が手にはいるのだが……。

     映画でよく使われている、過去・50年前と現在と、そして二つが融合して進んでいく物語である。主人公を陥れる動機が、こんなこともあるのかと思わせるが動機とは確たるものもなくてもよいのでは、という気もする作品なのだ。
     こんな話がある。映画帰りの若い二人の女性が殺された。犯人が見つかったのだが、動機が変わっていた。殺した動機というのは映画のシーンに出てきた母親が犯人の母親とダブって見えたのだ。それを後で見ていた二人の女性が笑い転げているのだ。一生懸命に働いている姿が映っている。ただユーモア・風刺的なつくりであったのだが、やはり犯人としては、許せなかったのだ。

     この作品は、いくつかの教訓も含んでいる。
     その一つが善意でしたことが、いつしかあらぬ方向に進んでいき自ら命を断つことになる。
     良かれと思いやったことが悪い方向に向かうこともある得るのである。

     この本を、どうやって構成を考えたのだろうか。
     最後にある「手紙」を読者の読んでもらうために、逆算して物語を考えたのだろうか。
     最後の「手紙」は、いままでのもやもやが吹き飛んで、一気に胸にジーンとくるものがあるのだ。

     
     

     

     

    さよならの代わりに  貫井 徳郎

    • 2005.04.22 Friday
    • 17:40
    さよならの代わりに
    さよならの代わりに
    貫井 徳郎

     ★★☆☆☆

     【さよならの代わりに】 貫井徳郎 著  幻冬舎

    《「またね」》

     どうもいけません、ミステリーは何で?と問いかけてしまいます。

     帯文は

     劇団《うさぎの眼》の看板女優が、上演中に控え室で殺害された。 事件と前後して、現れた、真犯人の存在をほのめかす謎の美少女。 駆け出しの僕は、彼女と共に事件の真相を追い始める。 彼女に振り回され、時折見せる曖昧な言動に戸惑いながらも、僕は、 その不思議な魅力に次第にひきつけられていく。 しかし、彼女は、誰にも言えない秘密をかくしていたー。

     ミステリーなので、何も書けないがこの本は途中がなくてもよい感じもする。事件の謎解きと彼女の謎解きがあればよい。切なさが込み上げるミステリー?こういうのは、映画の世界では、何回も見ている、「ドラえもん」でも出てくる。主人公にちょっと引かれるが。
     
     はやく、【慟哭】を読まないと【神のふたつの貌】の印象が良かっただけに。

    光と影の誘惑  貫井 徳郎

    • 2005.04.16 Saturday
    • 17:50
    光と影の誘惑
    光と影の誘惑
    貫井 徳郎

     ★★★☆☆

     【光と影の誘惑】 貫井徳郎 著  集英社

    《サスペンス》

     「長く孤独な誘惑」
     「二十四羽の目撃者」
     「光と影の誘惑」
     「我が母の教えたまいし歌」 4篇

     また、ミステリーを読んでしまった。
     「我が母の教えたまいし歌」の謎ときがわかった瞬間は、『えっー、ぎゃー、なるほど』とそんな驚きであった。主人公の父の葬儀に来た人が、『お姉さんはどうしていますか』と母に言った。母はアメリカに言っていると答えたが。お姉さんがいたのか?主人公は、一人息子だとばかりだと思っていたのだ。主人公の疑問が一つずつ解かれていくのだ。
     幼いときに亡くなったのか?
     主人公が、姉の存在を知らないことが?だが、そんな事情の言い訳は成立しているのだが
    ……。

    神のふたつの貌  貫井 徳郎

    • 2005.03.16 Wednesday
    • 11:20
    神のふたつの貌
    神のふたつの貌
    貫井 徳郎


    ★★★☆☆

    【神のふたつの貌】 貫井徳郎 著  文藝春秋

    《神様はどこに!》

     幼い時に感じた、『神様はどこにいるのか』と言う問いに答えが、いまだにその答えを見いだせなくている。新潟中越地震、スマトラ沖地震等の災害や、イラク戦争での市民の災難を見るたびに、神様はいるのだろうかと思うのだ。宗教のことはあまりオオヤケに喋ることが少なくない。私の実家も九州で一番多い、日本で一番多い宗教(浄土真宗)だが、宗教への感心も疑問も感じた事がない。特別にどうした、こうしたということもない。だが、人は信仰しどこかの宗派へ属している人もいる。
     倫理の時間に皮肉屋の教師が、毎朝、早く起きて掃除をし、お経をあげれば、おいしい飯が食べられて、年寄りも健康になる。からだを動かし、お腹から大きい声をあげれば身体に、良い影響を与えるというのである。そんなことを言ったが、他にも人が宗教を結ぶ何かがあるだろうとぼんやりと当時は考えていた。

     この本は、牧師の子と生まれた主人公を少年、青年、初老時代に分けて書いてある。素朴な『神様はどこにいるのか』と言う問いにも……。

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