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    冠・婚・葬・祭  中島 京子

    • 2008.06.17 Tuesday
    • 08:49
    冠・婚・葬・祭
    冠・婚・葬・祭
    中島 京子
    JUGEMテーマ:読書


     08−099 ★★★☆☆
     【冠・婚・葬・祭】 中島 京子 著  筑摩書房

     《連作、冠・婚・葬・祭…》

     出版社/著者からの内容紹介より
    人生の節目節目で、起こった出来事、出会った人、考えたこと。
    いろいろあるけど、ちゃんと生きよう。そんな気持ちになる4つの「今」を切り取る物語。
    冠...地方新聞の新米記者が成人式を取材。そこから事件が始まる。
    婚...引退したお見合いおばさんに持ち込まれた2枚の写真の行末。
    葬...社命で葬式に連れて行ったおばあちゃん。その人生とは。
    祭...取り壊しを決めた田舎家で姉妹は最後のお盆をする。

     

    均ちゃんの失踪  中島 京子

    • 2007.05.02 Wednesday
    • 19:26
    均ちゃんの失踪
    均ちゃんの失踪
    中島 京子
     07−122 ★★★☆☆
     【均ちゃんの失踪】 中島 京子 著  講談社

     《ひとりの男に三人の女が…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    均ちゃんはイラストレーターで、ガールフレンドが何人かいて、ふらふら失踪する癖があって、ともかくろくでもない男。その均ちゃんが失踪中に空き巣が入った。そして、三人の女が関係者として呼ばれた。均ちゃんの行方は?三人の女たちの恋の行方は?『FUTON』『イトウの恋』の中島京子が描く最新連作短編集。


     均ちゃんが付き合っていた、20代の編集者、30代の重役秘書、40代の美術教師の女性が登場してくる。それと角替まり、ユリカという親子が出てくる。均ちゃんとの話よりも女性独自の話が面白い。

     均ちゃんがいなくなった
     残されたのは三人の女
     「私はいったい均ちゃんの何?」
       「均ちゃんのいなくなった理由はわかっている。女ができたんやわ」
      「まあ、私には半分以上いない存在だったけど」
    (帯文より)

     中島さんの作品は、『FUTON』『イトウの恋』『ツアー1989』など構成の仕方にも工夫が施されている。『FUTON』は、これは田山花袋の『蒲団』が出て来て、これは実にいい作品だ。

    FUTON  中島 京子

    • 2006.11.24 Friday
    • 23:24
    FUTON
    FUTON
    中島 京子
     297 ★★★☆☆
     【FUTON】 中島 京子 著  講談社
     
      《蒲団を日光に干して寝るのが一番気持ちよい!》

     出版社/著者からの内容紹介より
    「滑稽で愛らしく、哀しくてセンチメンタルだ」
    ――高橋源一郎氏絶賛の大型新人登場!

    「『蒲団』?あの、変態の先生が女弟子のフトンに顔をうずめて泣く話?」
    田山花袋「蒲団」の書き直しを図る中年アメリカ人と愛人の日系女子学生。
    95歳の曾祖父の戦後史と現在。知的ユーモア溢れる書き下ろし長篇!

    百年前に書かれた小説、田山花袋の『蒲団』が、現代の日本で『FUTON』として甦った。新たにアメリカからの登場人物も加えたこのニューヴァージョンは、花袋のオリジナルがそうであったように、滑稽で愛らしく、哀しくてセンチメンタルだ。そしてはじめて読むのに、なぜか懐かしい気がするのである。――(高橋源一郎)


     この本は、面白かった。
     だが、読みづらくもあり、読めやすくもあるのだ。

     田山花袋の『蒲団』をモチーフにした作品だ。私も試験に出てきたから、田山花袋が『蒲団』の作者くらいしか知らない。本の内容などほとんど知らない。この本のおかげで、そういう話なのか、と知ることが出来た。今の感覚で言うと随分滑稽な内容のストーリだ。でも、当時としては前衛的な?内容の作品だったようだ。

     日本文学のデイブ・マッコーリー教授の<蒲団の打つ直し>として、,ら海蛤埜紊諒犬泙覇れると、20箇所挿入されている。これが、『蒲団』を書き直しか、英訳して和訳した文章で書いているのだろうか。これが面白かった。昔のオヤジ、先生は、こうであったのか、若い女弟子にフラレ、女弟子の使っていた蒲団に顔をうずめて泣く、人前では、そんな素振りもしないのに。それを冷静に見ている奥さん・美穂。筆者は、あとがきで憎めない先生と奥さんの気持ちもを書きたかった、と述べている。
     出てくる人たちは、デイブ・マッコーリー教授、教え子エミ、エミの曽祖父ウメキチ、ウメキチを画くイズミなど。この人たちが、『蒲団』という作品にどう絡み合ってくるのか。実に構成が巧い。ダブル、トリプル構造になっている。それは、時代、時間も伴って描いているのだ。
     最後のオチ・文章は、私が思っていた通りだった。(多分、皆こう考えるだろうけど)





     
     

    ツアー1989  中島 京子

    • 2006.09.26 Tuesday
    • 06:24
    ツアー1989
    ツアー1989
    中島 京子
     238 ★★★☆☆
     【ツアー1989】 中島 京子 著  集英社

     《あなたも迷子ツアーにようこそ!!》

     内容(「MARC」データベースより)
    記憶はときどき嘘をつく。15年前、香港3日間の旅の途上で消えた青年は何処へ? ブログ、日記、手紙に展開される出来事をたどり、記憶をめぐる微妙な心理をミステリタッチで描く。


     1989年バブル時代に「迷子ツアー」なるものが企画される。ツアーの参加した人物が一人、最後に消えてしまうというものだ。この真相を解いていくのだが、…。このツアーに関わった人の思いとは、…。「迷子ツアー」「リフレッシュ休暇」「ラディ・リーを探して」「吉田超人」4編からなっている。
     15年前の記憶を辿っていく。不思議な感じの小説だ。ミステリーと言うか、人間の記憶の曖昧さと真実とがどこにあるのか、最後は読者にツアーの余韻を与えているようだ。

    イトウの恋  中島 京子

    • 2006.04.18 Tuesday
    • 20:03
    イトウの恋
    イトウの恋
    中島 京子

    86 ★★★☆☆
    【イトウの恋】 中島京子 著  講談社

    《いつも一緒に行動すると、そこには情愛が生まれるのか》

     「旅の時間は夢の時間」とあの女(ひと)は言った。人生はいつも誰にも不可思議なもの。
    ヴィクトリアントラベラーに恋した男の手記をめぐる、心暖まるラヴストーリー。

    「ちっちゃな/ニッポンジン/そのクルマ 仔馬に/引かせて/カタカタと 歩いて/走って/丘を越えて やがて/消えてく/ヨコハマへ」
    彼女があの不思議な物語を読んでいて、私がそばにいって、なにが書いてあるの、と訊ねると、彼女は昔、昔のお話、と答えたものだ。昔、昔、ヨコハマのお話、と。昔、昔、ヨコハマのお話?そう。昔、昔。ヨコハマのお話。ちっちゃなニッポンジンの話? と私が言うと、彼女は私を抱き上げて笑った。そう。昔、昔、ヨコハマの、ちっちゃなニッポンジンのお話よ。<本文より>「著者からの内容紹介より」


     【イトウの恋】という題名からして現代的な恋愛の話かと思ったら、明治時代の話だ。イギリスのイザベラ・バード女史の日本紀行に伊藤鶴吉に同行する。このき事実を元にした作品だということです。それに関わる教師・久保耕平や漫画家・田中シゲルを現代に輩して物語を面白くしている。
     イザベラがイトウに下記のように言っているのが親密さが分かる。


    さようなら、コタツ  中島 京子

    • 2006.02.28 Tuesday
    • 14:27
    さようなら、コタツ
    さようなら、コタツ
    中島 京子

    47 ★★★☆☆
    【さようなら、コタツ】 中島京子 著  マガジンハウス

    《思いっきりに泣いたり、笑ったり出来るのは自分の部屋だけだ》

     「ハッピー・アニバーサリー」
     「さようなら、コタツ」
     「インタビュー」
     「陶器の靴の片割れ」
     「ダイエットマシーン」
     「八十畳」
     「私の彼らのやさしい声を聞く」  7編

     「部屋の数だけ人生がある」と、前書きに書いている。
     部屋にまつわる物語である。部屋に住む住人の物語だ。
     「さようなら、コタツ」
     今朝、梨崎由紀子は十五年間使っていたコタツを捨てた。
     この文章で始まる物語だ。36回目の誕生日なのだ。十五年間、コタツを使っていたときには、この部屋には男は来なかった。今日は、午後九時に山田伸夫がやってくるのだ。
     彼を待つ、由紀子の感情の流れを部屋と一緒におっている。風呂に入ったり、料理を作ったりして待つのだが、……。

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