スポンサーサイト

  • 2013.07.17 Wednesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -

    下妻物語・完―ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件 嶽本 野ばら

    • 2006.12.16 Saturday
    • 00:35
    下妻物語・完―ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件
    下妻物語・完―ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件
    嶽本 野ばら
     319 ★★★☆☆
     【下妻物語・完―ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件】 嶽本 野ばら 著  小学館

     《この本を読むと、下妻市のジャスコにものすごく行きたくなりました》

     内容(「BOOK」データベースより)
    ダメ親父のバッタもの商売が原因で尼崎を追われ、茨城県は下妻に越してきたロリータ少女・竜ヶ崎桃子は、絶滅寸前のヤンキー少女・白百合イチゴと出会い、ふたりは無二の親友となった(ここまで前作。ただし、親友については桃子は認めていない)。桃子は、大好きなブランドBABY、THE STARS SHINE BRIGHTでモデルをやるようになっていたイチゴと、連れだって代官山へ行くようになっていたが、ある日いつものように高速バスに乗ると殺人事件に巻き込まれ、足止めを食らってしまう。殺されたのは歌舞伎町のヤクザの幹部。アリバイがないのと疑惑たっぷりの見た目で、イチゴに容疑がかけられる。桃子探偵は真犯人捜しを始めるが…。


     野ばらさんは、こんなものも書けるからエライです。
     「下妻物語」の映画を見たときに本当にこんな物語を野ばらさんが書いたのかと疑いましたが、今回この作品読んで本当に野ばらさんの作品だった。
     ロリータファッションが良くわかりませんが、映画の場面を思い浮かべて読んでしまいました。高速バスでの殺人事件のミステリィがメインです。桃子とイチゴの会話が、漫才のボケとツッコミみたいで楽しい。
     この本は、映画化にならないのでしょうか。

     お祖母様が桃子に言う
     「ほら、あの暴走族の友達の特攻服に刺繍を入れた時、凡一日半、食べることも寝ることも忘れて作業に没頭していただろ。あたしとしてはそうやって身体を壊しやしないかが、心配といえば唯一の心配なんだけれどね。でも、それはあんたの生まれ持った気性ってやつだから、多分、変えようがないし、変える必要もないんだろうよ。無理して変えれば、きっとあんたはあんたじゃなくなるだろうからね。経験を重ねれば、バカじゃない限り、変わっていくさ。それは成長ってものだから、止める必要はない。でも、成長しても変わらず持ち続けていられる小さな宝石がある。その宝石が自分自身なんだよ。大抵の人間は、その宝石を途中で見失ったり、曇らせたりする。そして自分が何者なのか、何をしようとしていたのかが解らなくなる。あんたなら大丈夫だろうよ。もしかすると、お針子の仕事がどんどん調子に乗ってきて、忙しくなって、お金も名誉も手に入れた時、ふと虚しくなるかもしれない。思ったように上手く事が進まず、投げ出したくなることがあるかもしれない。そんな時は、あんた自身である宝石を見詰め直せばいい。そうすれば答は、進むべき道は見えるだろうよ。皆が思っているより、人生は、生きることは、チョロいもんなのさ」(本文より)

    ロリヰタ。  嶽本 野ばら

    • 2006.11.23 Thursday
    • 23:07
    ロリヰタ。
    ロリヰタ。
    嶽本 野ばら
     296 ★★★☆☆
     【ロリヰタ。】 嶽本 野ばら 著  新潮社

     《ロリータ、ロリコンとは違うんだぞ!!》

     出版社/著者からの内容紹介より
    ゆるされぬ僕達をつないでくれるのは、携帯メールだけでした。たとえ「非常識」と誹られようと、汚名を着せられようと愛しく、君を想う――。“乙女のカリスマ”が綴る、インモラルな純粋小説。


     ロリータもロリコンも知らないが、野バラさんの文章は好きな部類に入ります。でも、この本でロリータのことを少しは知ることができました。ロリータファッションは、ロゴなどちんぷんかんぷんでしたけど。
     この本もモチーフは野バラさん自身なのでしょうか、息遣いが聞こえてくるような小説でした。編集者に連れられて行った銀座の文壇バーで先輩作家に挨拶に来ない、そして悪口を言われ、グラスの水割りをぶっ掛け、啖呵をきるところなど凄みも感じました。
     少女との関係が、もどかしくもあり、純真であり、愛おしくもあり、切なくもありました。

     「ハネ」も短篇で野バラさんらしい作品で良かった。

    カフェー小品集  嶽本 野ばら

    • 2006.10.10 Tuesday
    • 21:23
    カフェー小品集
    カフェー小品集
    嶽本 野ばら
     250 ★★★☆☆
     【カフェー小品集】 嶽本 野ばら 著  青山出版社

     《古きよき喫茶店、そんな喫茶店もだんだんと少なくなってきた》

     出版社 / 著者からの内容紹介より
    あの『ミシン』で鮮烈なデビューを遂げた嶽本野ばらの初の小説文庫化です。 互いに頑なな誇りを持つが故、すれ違い、翻弄されつつも惹かれあう「僕」と「君」の恋愛風景の数々―。京都・東京・鎌倉・小樽と、著者自らが偏愛するカフェーを巡り、その時空から紡ぎだした、夢ともうつつともつかない短編・掌編12本を収録。 他の作品群にもつながる作家独自の美意識が色濃く映し出された好著。ファン必読の一冊です!


     この本に出てくるカフェー
    みゅーず    京都市中京区
    フランソア   京都市下京区
    若王子     京都市左京区
    クンパルシータ 京都市中京区
    宵待草     東京都三鷹市
    ミニヨン    東京都杉並区
    ミカワ喫茶 糸きりだんご 東京都三鷹市
    クラシック   東京都中野区
    ミルクホール  神奈川県鎌倉市
    ヴィオロン   東京都杉並区
    スカラ座    東京都新宿区
    光       北海道小樽市


      カフェが正しいのかわからないのだが、嶽本野ばらさんの題名は、カフェーになっている。こだわりがあるみたいだ。
     この本は、喫茶店・カフェーを舞台にした短篇物語である。

     何年か前にカフェブームというのがあって、吉祥寺、下北沢、代官山、自由が丘など行ったことがある。あるところでは、椅子が全て同じものでなかったり、くつろげるように和式で畳だったり、店員がオーダーや支払いを全てやるなどいままでのカフェでは考えられないスタイルを取っていた。雑貨とのコラボ、ブックとのコラバだったりする。メニューなどもそうである。
     ただ、この本に出てくるカフェーは、どちらかと言うと古い形式の店である。所謂昔の喫茶店です。あの古い感じの名曲喫茶店などです。

     これを読んでいたら、昨日、下北沢から井の頭線に乗って井の頭公園駅で降りて、公園を通って吉祥寺に向かうルートにしたのですが、井の頭公園駅の目の前にこの本に出てくる「宵待草」というカフェーがあるのです。一度来たので知っていましたが、そのときは満員で入れませんでした。この本に出てくるカフェーに一度行ってみたいものです。

    ミシン  嶽本 野ばら

    • 2006.01.16 Monday
    • 17:51
    ミシン
    ミシン
    嶽本 野ばら

    16 ★★★☆☆
    【ミシン】 嶽本野ばら 著  小学館

    《純粋な人ほどこの現代は住みにくいものなのか》


     「世界の終わりという名の雑貨店」
     「ミシン」
      2編

     野ばらさんの世界は、あやふやな現代が純粋な少女の生き様を現すことで成り立っているように感じる。世に取り残されている人に光を当てることで現代が見えてくる感じだ。
     2作品共、最後は恐い感じもします。でも、手にとって、この本を読むと野ばらさん世界に涙してしまうのだ。
     

    ツインズ―続・世界の終わりという名の雑貨店  嶽本 野ばら

    • 2005.11.28 Monday
    • 22:11
    ツインズ―続・世界の終わりという名の雑貨店
    ツインズ―続・世界の終わりという名の雑貨店
    嶽本 野ばら

    234 ★★★☆☆
    【ツインズ】 嶽本野ばら 著  小学館

    嶽本野ばらさんの作品は、【エミリ】しか読んでないのですが、このときの印象が大変良かったのだが、この作品は、ちょっとわかりずらかった。

     【下妻物語】は、映画を見たが最高に面白かった。嶽本野ばらさんもこんな作品を書くのだろうか、と思ったが洋服とかファッションとか、出てくると納得してしまった。【下妻物語】の本を読みたいものです。

     この作品は、【ミシン】の「世界の終わりという名の雑貨店」の続編らしい。【ミシン】をまだ読んでいないからわからないが、【ミシン】の「世界の終わりという名の雑貨店」とは、大分違う印象のようである。
     新興宗教と少女、売春と少女、その少女との愛情、ツインズだから。
     
     『……人を愛する為には覚悟が必要なのです。僕は今迄その覚悟を持つことが出来なかった。何もかもを諦めたといいながら愛の為に全てを犠牲にする諦めがあることを知らなかった。悦びも悲しみも切なさも苦しみも何もかも受け入れる覚悟、怒りをも虚しさをも過ちをも偽りをも潔く受け入れる覚悟を持つ者だけが、人を愛することを赦されるのです。…… 』(本文より) 

    エミリー  嶽本 野ばら

    • 2005.01.22 Saturday
    • 14:56
    エミリー
    エミリー
    嶽本 野ばら

    【エミリー】 嶽本野ばら 著  集英社

    《コルセットは、何の象徴か》

    昨日は、のんびりしてしまった。近頃は、週末は
    いつもこうである。夕方になって、吉祥寺まで、
    散歩に行く。

    【エミリー】には、3編の作品がある。
    「コルセット」という話は、好きである。
    死と恋愛も隣り合わせにあるのが不思議である
    が、人間は肌のぬくもりも求めているが、本当の
    恋なら常識とか、倫理とか、体裁とか、拘束から
    抜け出していけるのか。
    こんなことは、現代でもいっぱいにあるような話で
    なかなか良い作品でした。

    PR

    calendar

    S M T W T F S
          1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    30      
    << April 2017 >>

    BLOG LIST

    カウンター

    本・読書ブログが一杯

    にほんブログ村 本ブログへ

    emo

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recent trackback

    recommend

    始祖鳥記
    始祖鳥記 (JUGEMレビュー »)
    飯嶋 和一
    読みたい作家がいる。
    読みたい、読みたいでとき(時間)が過ぎる。

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM