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    図書館の水脈  竹内 真

    • 2008.01.05 Saturday
    • 21:41
    図書館の水脈 (ダ・ヴィンチ・ブックス)
    図書館の水脈 (ダ・ヴィンチ・ブックス)
    竹内 真
    JUGEMテーマ:読書

     08−006 ★★★☆☆
     【図書館の水脈】 竹内 真 著  メディア・ファクトリー

     《村上春樹氏を好きなんだなー…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    学生時代に図書館で暮らし、トンデモ本を読み漁ったことのある売れない作家。本好きで、小説に描かれた世界を旅したくなる若いカップルのナズナとワタル。二つの別々の物語は、『海辺のカフカ』という物語に導かれて一つの流れとなる。そこには光り輝く水脈があった。村上春樹氏の作品をリスペクトしてやまない著者によるトリビュート小説。



     『海辺のカフカ』をまだ読んでないので、どうかと思ったが読んでよかった。村上春樹さんの他の作品も一杯出てきて楽しい読書だった。『ガープの世界』は、映画を見ているが、いつか読めたい小説だと思っているのが、こんなところで出会うとは思っていなかった。芦花公園というのが、徳富蘆花というのを知らなかった。芦花公園にまだ行ったことがないので、今度行ってみよう。徳富蘆花という人とは、非常に近いところで繋がっているので、その噺は、またの機会書こう。でも、この作品は、心地よい感じの作品だった。


     面白い物語というのは人を動かす力を持っている。人々の感情を動かしたり思考を促したりする力があるのだ。その力が勢い余って物語と現実を取り違えさせたりもするけれど、楽しませたり励ましたりという善なる力だってたっぷりと持っている。私はやはり、そんな力を信じたいのだ。(本文より)

    風に桜の舞う道で  竹内 真

    • 2006.03.21 Tuesday
    • 20:31
    風に桜の舞う道で
    風に桜の舞う道で
    竹内 真

    63 ★★★☆☆
    【風に桜の舞う道で】 竹内真 著  中央公論新社

    《10年後の現実があり、10年前の懐かしさがある青春小説》


     大学受験の失敗した若者たちが桜花寮に入ってくる。その1990年と10年後の2000年の物語だ。1990年の月々と2000年の月々とが交互に出てくる。

     1900年は、18、19歳の予備校生の日常のたわいないことが一杯出てくる。2000年は、28,29歳の現実感、世間感、世界感を持ち合わせている。だが、桜花寮で過ごしたことは、忘れられない。晶を中心にして10年間の何かが見えてくるか。誰にでもある男のほろ苦い?感じの青春物語だ。

    じーさん武勇伝  竹内 真

    • 2005.11.26 Saturday
    • 22:14
    じーさん武勇伝
    じーさん武勇伝
    竹内 真

    232 ★★☆☆☆
    【じーさん武勇伝】 竹内真 著  講談社

      「神楽坂ファミリー」
      「かえってきたじーさん」
      「じーさん無敵艦隊」   

    竹内さんの出世作である。「神楽坂ファミリー」で小説現代新人賞を取っている。
     何しろ、スーパーじーさんの話だ。「神楽坂ファミリー」は、家族の話ではあるがメインはじーさんの話である。

     このじーさんは、スゴイのだ。80歳にして何人に囲まれて喧嘩しても負けない。ばーさんに似てるからと言って、30代の女性と結婚する。サイパンで沈没船を引き上げに行く。

     こんなじーさんは、今まで見たことがない。
     後半は、海賊が出て来たり、アメリカ、フィリピン、インドネシアの艦隊が登場したりするのだ。読んで楽しくなるエンターテイメントな作品なのだ。

    自転車少年記  竹内 真

    • 2005.11.23 Wednesday
    • 22:17
    自転車少年記
    自転車少年記
    竹内 真

    229 ★★★★★
    【自転車少年記】 竹内真 著  新潮社

     この本をようやく見つけ出した。田舎に帰る時間に読んだ。良かった、うーん良かった。爽やかな感じが通り抜けていく感じである。爽快無類の成長小説。
     若い時期に読んだ、井上靖【夏草冬涛】を思い出していた。分厚い本であったが一気に読んだ記憶が甦ってくるのだ。少年が大人になるまでの成長小説。

     昇平と草太の二人が自転車を通して、成長していく物語だ。4歳から29歳まで話だ。そこには、常に自転車が登場してくる。これを読んで、感動するか、しないか、そんな問題ではなく、子供の頃の郷愁を感じるのだ。読み出したら止められなくなる。それは、男性ならわかる何かを感じるからであろう。

     でも、ここでは草太の彼女・奏さんのことを書いておく。
     奏さんは、オーケストラのクラリネット奏者である。ツアーでドイツに行き、いろいろなことがあって、ベイエ先が演奏を指導してくれることになる。演奏を聴いてのこれが感想・指導なのだ。
     「……少し、楽譜を追いかけすぎているんじゃないかな。ミスタッチを恐がって、音が縮こまってるみたいだった」
     「そうだね。表面的に言えばそういうことになる。別に言い方をすれば、それは間違えないための演奏なんだ。聴き手に何かを伝えるための音楽じゃない」
     「いいかい、間違えないための演奏をしていると、ただ楽譜をなぞっているだけになってしまう。楽譜を忠実に再現することだけをを目指すから、たった一音ミスがあっただけでその曲全体が死んでしまうんだ。だけどね、何かを伝えようとする音楽は、ちょっとくらいのミスがあっても崩れない。むしろその失敗さえも魅力に変えていくことができるんだよ」


    カレーライフ  竹内 真

    • 2005.07.19 Tuesday
    • 18:26
    カレーライフ
    カレーライフ
    竹内 真


    136 ★★★☆☆
     【カレーライフ】 竹内真 著  集英社

    《カレーライス》

     それでも僕は、カレーライスが大好きだ。
     人は死ぬものなのだと知ったのは、カレーライスを食べた後だった。
     その死が僕とカレーを結びつけ、もう一つの死が僕の背中を押した。
     長く奇妙なその旅に、僕の平穏な生活は丸ごとのみ込まれていった。
     それでも僕は、カレーライスが大好きだ。
     カレーライスを作る時、無闇やたらと幸せな気分になることがある。
     僕らみんなが、何か大きなものに包まれているような気がするのだ。    (帯文より)

     <大>表紙からカレー色で、内容もカレーの大盛で食べてがまだ明日分までカレーがたっぷり残っているといった感じの本だ。祖父が洋食屋をやっていて、お盆の孫にカレーライスを食べるのが毎年の行事だったが、そんな日に祖父が亡くなった。その時、5人の孫がいた。二十歳前にして、主人公・ケンスケの親父が癌で亡くなる。親父は祖父の洋食屋を買い戻してくれていた。親父はケンスケが調理学校を出てカレー屋をやると思っていたのだ。それから、カレーの旅が始まるのだ。富士5湖、アメリカ、インド、沖縄を廻ってカレーの研究?するのだが。青春小説だ。特にインドの部分がやはり印象に残って良い。

     カレーの歴史から、スパイスのあれこれから、カレーについて一杯出てくる。勿論、5人のいとこたちの話や、祖父の話を織り交ぜてある。店が始まる前で終わっているが、折角ならば店が始まってからの物語も興味があるのだが。それにしても長い、2段書きの460ページは、なかなか先に進まないのだ。どうにか、面白いので読むことが出来た。

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