くねくね日記
田口 ランディ
【くねくね日記】 田口ランディ 著
【からだのひみつ】田口ランディ著と一緒に買ってきた。【コンセント】【アンテナ】を読んだとき、田口ランディさんとはどんな人だろうかと感じていた。どんな人か、わからなかったが写真が掲載されていたのと、日記で大体こんな感じな人というのがわかった。
日付のあとに題目が付いていて、テーマが分かりやすく、読みやすい。
ごく普通な感じの女性であり、主婦であり、お母さんであるが、さすが作家という観察力と好奇心はすごいものがある。
当然に作家の人が住んでいる場所とか、食事するお店とかが気になってくる。日記にそのことがたびたびに出てくると、どんな所、どんなお店だろうかと思ってしまう。
誰でも今年の元旦から日記を付けようと考え、1冊の日記帳を本屋から慎重に選び出して買ってくる。だが、早くて3日目、遅くても10日目で日記帳がまず開けられることはない。ある作家に言わせると元旦に始める根性がよくない、書こうと思いついた日から付け始めると以外と長続きするらしい。
日記帳スタイルで多くの作家が本を出している。
山本文緒著【そして私はひとりになった】という中に11月13日付けの日記は、木村拓哉と同じ日が誕生日だけどキムタクは大勢か、2人かで楽しく祝っているだろうな、それに引き替えわたしはひとりで部屋でだれも祝ってくれるひともいない、ひとりで情けない。
この日記の本は、各週とか、各月とか,テーマがわりと明確である。ダイエット、お酒、ファッションとか、決まっていて、私達にも長く続けることに参考になりそうだ。
私達が日記を付けるといつのまにか、日誌になってしまうことだ。
参考にある1日は
起床7時半過ぎ、顔を洗い、歯を磨き、湯を沸かしコーヒーを飲む、11時過ぎに床屋に行く。
帰りに昼食、夕食の食材を買う、家に帰ってテレビを見るが面白いものをやっていないので、本を読む。夕方に荻窪の本屋まで散歩を兼ねて出掛ける。