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    ひさしぶりにさようなら  大道 珠貴

    • 2006.06.07 Wednesday
    • 21:52
    ひさしぶりにさようなら
    ひさしぶりにさようなら
    大道 珠貴

    128 ★★☆☆☆
    【ひさしぶりにさようなら】 大道珠貴 著  講談社

    《こういう主人公より、すこしはまだましなのかなー》

    (著者からの内容紹介より)
     いちど入ったら抜けられない、こわくてたのしい家族の生活。

     新・芥川賞作家が贈る[無敵の家族小説]!

     ずっと怠惰に生きてきたら、怠惰同士がめぐり合い、結婚し、その後も怠惰なのだが、どこかでちゃんとまわりから、認められ、夫婦らしくなってきたのだった。そうして、ときが経つにつれ、赤ん坊もこうしてちゃんと成長した。まわりが言うほど、しっかりしていないわけでも、危なっかしいわけでもない。――(本文より)


     「ひさしぶりにさようなら」
     「いも・たこ・なんきん」  2編

     大道さんの得意な、特異な主人公、もっと特異な家族の話。 
    こういう人もいるんだ、こういう風にだけにはなりたくないなーと思うのだ。
     でも、こういう生活に慣れると抜け出させなくなるのかなー。
     人間って、どんなところ、どんな風にでも生きている、不思議な生物なのだ。 

    傷口にはウォッカ  大道 珠貴

    • 2006.05.31 Wednesday
    • 23:36
    傷口にはウォッカ
    傷口にはウォッカ
    大道 珠貴

    121 ★★☆☆☆
    【傷口にはウオッカ】 大道珠貴 著   講談社

    《男だっていつも傷を抱えている人もいます?》

     (著者からの内容紹介より)
     女の人って、いつも傷を抱えてるようなもんじゃない? ここに。
     こころの傷口にウオッカを吹きかけ、痛みをたしかめながら生きていく。永遠子、40歳の恋愛遍歴。
     40歳の今、恋人である寿一郎を手放せばもうあとがない、とも思う。でもそれは焦りからくるものじゃあない。それならそれでいいのだ。もうそれで恋愛というものが終わるとわかっているならば。しかし恋愛は思いがけずしてしまう。自分でも予定していないとき、不意に。<本文より>


     痔の話、性交の話。
     弟、妹1、妹2は結婚しているが、40歳・永遠子は独身。
     40歳・永遠子は、大道さんの独特の世界なのだ。

    後ろ向きで歩こう  大道 珠貴

    • 2006.05.06 Saturday
    • 18:44
    後ろ向きで歩こう
    後ろ向きで歩こう
    大道 珠貴

    99 ★★★☆☆
    【後ろ向きで歩こう】 大道珠貴 著  文藝春秋

    《夫婦ほど身近にいてわからないものはない》

     (「MARC」データベースより)
     後ろ向きに歩けば、景色がちょっと違って見えるかも…。結婚しても、夫婦は他人。心の中では別のことを考えている。距離があるからこそ見えてくる、リアルだけれどユーモラスな男と女の物語。


     「後ろ向きで歩こう」
     「旬」
     「他生の縁」 3編

     帯文より
     「喧嘩別れじゃないんだから、俺はあなたに自由にしてもらって、今もとってもすいすい気分よく生きています。もう結婚なんてごめんです。」
     後ろ向きに歩きながら言っている。顔は非常にまじめくさっている。風の流れと共に手を泳がせているらしい。すいすい気分よく生きてる、という生きかたそのものように。
     「はあ」
     小嶋さんはぽかんと見送る。
     なんとなくヘンな夫婦三組のストーリー。

     夫婦というものの微妙な関係を現している。
     「後ろ向きで歩こう」の主人公・小嶋さんの日常・生き方が、今までの大道さんのキャラに出て来なかったように感じたが読みやすかった。また、私が住んでいた駒込が出ていて、良く行った《六義園》まで作品に出ていて懐かしかった。

    素敵  大道 珠貴

    • 2005.11.15 Tuesday
    • 22:20
    素敵
    素敵
    大道 珠貴

    227 ★★★☆☆
    【素敵】 大道珠貴 著  光文社

     方言は、時として愉快になったりもするが、大変な意味合いに勘違いを受けることもしばしばある。その一つが、熊本弁で『なおす・なおし』と言う言葉である。  
      『その書類をなおして帰ってくれ』  
     *書類のどこかを手直して帰れと、一般的に考える。
     熊本弁では、『なおす・なおし』は、仕舞うことを言っているのだ。 
     一般的に言うと、こうなる…。
      『その書類を俺の机の中に仕舞って帰ってくれ』 

     熊本では、ツキアゲのことを『てんぷら』と言う。
     東京に来て、立ち食い蕎麦屋でてんぷら蕎麦を頼むと、蕎麦の上に小エビと野菜のかき揚が乗ったものが出てきて、ツキアゲでないのに驚く、頭のなかはてんぷら=ツキアゲのイメージに出来上がっているからである。でも、何回か経験すると蕎麦屋では、てんぷら=かき揚になってくる。
     では、普通の天麩羅のことを何んと言うかと言うと、これも『てんぷら』と言うのであるから、おかしなものである。
     天麩羅が出て序でに、熊本では刺身につける醤油は、甘くまったりしている。見た目にもどろっとした感じだ。関東では、薄口で辛く、さらっとしているのが多い。千葉の居酒屋で熊本風な醤油が出てきたのには驚いた。一緒にいた同僚は気持ちが悪いと言って醤油を関東風なものに変えていたが、私は懐かしくて、それにつけて食べていた。

     この本は、短編・5編で、その会話の部分が福岡弁・博多弁でなっている。 
     九州出身の私には、この会話はほとんどわかるが、ほかの地方の人たちが読んでわかるのだろうか。会話のニュアンスの意味合いを理解するのが難しいのではないかと思ったりする。
     夫婦、恋人、親子、友人―の愛情を微妙で不思議な関係を描いている。
     

    背く子  大道 珠貴

    • 2005.05.31 Tuesday
    • 13:02
    背く子
    背く子
    大道 珠貴


    106 ★★★☆☆
     【背く子】 大道珠貴 著  講談社

     秋山駿氏絶賛!

     子供の、魂の内部の動きといったものが、よく描かれている。子供の魂?それは、人間の意外さや現実の事件に出遭って、初めて眼を見張るようにして驚く、心の動きそのものだ。
     そうか、人間は本来はこういう生き物なのだ、と、改めて強く感じた。子供の魂は、すべてのものに鋭く感応し、思考は直截である。私もこんなふうに生きたのだろうか?
     子供にとっての事件は、日常の微細なものであるから、精しく物語る必要がある。そこに、いかにも日本的な生活の姿が濃密に展開する。


     
     この物語は、いつ頃の話だろうか。
     『むごたらしい』と言う九州弁が浮ぶ作品である。
     九州弁で語れる子供からの視点で語れる作品である。
     父親、母親、親戚、廻りの人たちの濃厚な人たちが、言動、行動が、何か黄味が悪い。

    しょっぱいドライブ  大道 珠貴

    • 2004.01.17 Saturday
    • 01:22
    しょっぱいドライブ
    しょっぱいドライブ
    大道 珠貴

    【しょっぱいドライブ】 大道珠貴 著 

    芥川賞受賞作品である。
    30歳過ぎた女性と60歳を超えた男性のほのかな恋愛話である。人のよいオジサンである。女性の家族にお金を貸しても返せと催促しないのだ。親はもとより、兄、それと彼女がお金を借りているが、いつもどおりの関係なのだ。大地主ということだが、こんな人もいるのだろうかと思ってしまう。
    軽トラックでのドライブである。

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