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    見えない誰かと  瀬尾 まいこ

    • 2007.07.26 Thursday
    • 21:08
    見えない誰かと
    見えない誰かと
    瀬尾 まいこ
     07−195 ★★☆☆☆
     【見えない誰かと】 瀬尾 まいこ 著  祥伝社

     《教職というところで働くということは、…》

     出版社/著者からの内容紹介より
    「以前の私は人見知りが激しく、他人と打ち解(と)けるのに とても時間がかかった。社会に出てからも、わざわざ親しくもない人と一緒に何かするくらいなら、一人でいたいというつまらない人間だった。でも、……」
    誰かとつながる。それは幸せなことだ……
    待望の初エッセイ!
    「はじまりやきっかけはめちゃくちゃであっても、いくつかの時間を一緒に過ごすと、何らかの気持ちが芽生(めば)えるんだなあって思う。(中略)気持ちが形を変えていったんだって思う。いつもいい方向に動くとは限らないけど、接した分、やっぱり何かは変わっていく」
    「私のそのときの毎日を 楽しくしてくれている人は、確実にいる」


     瀬尾さんの日常というか、学校のこと、教職のこと、家族のことが語られている。
     それは、それは大変な思いの日常だろう、それが書いてあるのだが何か胸に残ってこないのだ。小説の文面と違って、何かのったりした文章なような気がした。

    温室デイズ  瀬尾 まいこ

    • 2007.03.17 Saturday
    • 19:40
    温室デイズ
    温室デイズ
    瀬尾 まいこ
     07−75 ★★★☆☆
     【温室デイズ】 瀬尾 まいこ 著  角川書店

     《こんなに学校は壊れているのか……》

     出版社/著者からの内容紹介
    今最注目の作家が贈る、痛くて沁みる極上青春小説。
    トイレでタバコが発見される。遅刻の人数が増える。これらの始まりの合図に教師たちはまだ気づかない。私たちの学校が崩壊しつつあることを。私には一体何が出来るのだろうか……。心に染みる極上青春小説。


     こんなに学校は崩壊しているんでしょうか、現役の先生が書いているのだからそうなんでしょうか。いつの時代でも、集団・組織があればいじめは多かれ少なかれあると思います。
     この本に出てくる教師は、現実から逃避していますが、それが現実だと思いたくありません、そこに立ち向かっていく教師もいるはずだと思っています。『みちる』も『優子』も多感な時代にこんな時・時間を過ごしていいのでしょうか。人生で一番、楽しく夢見るころなのにと思ってしまいます。
    学校と言うのは、教育の場でいじめの場ではないはずのにと思っています。子供の心は、教師や両親には見えないのでしょうか、見えたら自殺など起きませんからね。
     この本で、何か解決の糸口が見つかるのでしょうか。
     読んでいて伊佐瞬くんがいい意味で何か、凄く活躍してくれると勝手に思っていましたが。

    強運の持ち主  瀬尾 まいこ

    • 2006.05.17 Wednesday
    • 00:25
    強運の持ち主
    強運の持ち主
    瀬尾 まいこ

    110 ★★☆☆☆
    【強運の持ち主】 瀬尾まいこ 著  文藝春秋

    《物語としては、面白いのだが…》

    (「MARC」データベースより)
     元OLの売れっ子占い師、ルイーズ吉田は大忙し! ある日、物事の終末が見えるという大学生の武田君が現れる。ルイーズにもおわりの兆候が見えると言い出して…。表題作ほか3編を収録した連作短編集。


     久々の瀬尾作品を読んでみた。
     うーん、普通っぽい感じだ。ところどころに瀬尾さんらしいところを感じるのだが、期待感が大きいだけにちょっとどうかなと思ってしまうのだ。  ほのぼのとしたものはとれるのだが、占い師の話が普通っぽい…。

    卵の緒  瀬尾 まいこ

    • 2005.09.29 Thursday
    • 13:50
    卵の緒
    卵の緒
    瀬尾 まいこ

     189 ★★★★★

     【卵の緒】 瀬尾まいこ 著 マガジンハウス 坊ちゃん文学大賞受賞作

     瀬尾さんの作品の魅力は、温かい優しい言葉がたくさんちりばめられていることです。言葉の使い方が巧いのです。何気なく日常に使う言葉が生き生きしたものになるのです。それが、読者にとって途轍もなく気持ちよく心豊かにしてくれるのです。

     [卵の緒]は、家族のあり方を問うています。『僕は捨て子だ。』で始まる文章は、何かを暗示していますが、最後の方では、その答えを出しています。どんなミステリーにもない心温まる解決策です。母・君子、息子・育夫、朝井さん、池内君と登場人物が魅力たっぷりなのです。読後は、幸せ一杯にしてくれるのです。

     「7´s blood」は、瀬尾さんの作品の設定の巧さを出しています。

    図書館の神様  瀬尾 まいこ

    • 2005.09.11 Sunday
    • 15:47
    図書館の神様
    図書館の神様
    瀬尾 まいこ


    175 ★★★★☆
     【図書館の神様】 瀬尾まいこ 著  マガジンハウス

     瀬尾さんの本職である国語教師の言葉の楽しさ、文学の楽しさを教えてくれる本でもあった。文芸部のたったひとりの垣内君が三年生を送る会と主張大会で文芸部の発表をするのが、これである。
     「文学を通せば、何年も前に生きてた人と同じものを見れるんだ。見ず知らずの女の人に恋することだってできる。自分の中のものを切り出してくることだってできる。とにかくそこにいながらにして、たいていのことができてしまう。のび太はタイムマシーンに乗って時代を超えて、どこでもドアで世界を回る。マゼランは船で、ライト兄弟は飛行機で新しい世界に飛んでいく。僕は本を開いてそれをする。」(本文より)


     このほんは、出会いを通して傷ついた心を再生していく物語である。2時間くらいで読んでしまうのがもったいないほどに思ってしまいました。高校のバレーボール部の部員が自殺してしまい、その傷が残ってしまう。人生へのやるせなさだけが残る、こんなときに神様は意外と近くにいるもんだ。会う人がそれぞれ良い人なのだ。特に垣内君が抜群に良い味を出しているのだ。

    幸福な食卓  瀬尾 まいこ

    • 2005.09.08 Thursday
    • 15:51
    幸福な食卓
    幸福な食卓
    瀬尾 まいこ


    173 ★★★★★
      【幸福な食卓】 瀬尾まいこ 著  講談社

     読み出して、直ぐにこれって傑作だ、大傑作だと思ったのだ。何かが感じさせられる、何かがこの本にはあるのだ。【優しい音楽】【天国はまだ遠く】と瀬尾作品を読んで、それほど感じなかったが、それは、この本のための助長だったのか。それが伝われるか、どうか書いてみる。

     現代社会が持つあやゆい幸福感、家族関係がもつバランス、何も無い高校生活。
    どこの家族もかろうじてどうにかバランスを保っている。一つ何かが崩れると家庭もなくなってしまう。この本は、それを見事に表現しているのだ。

     教師を辞め薬剤師の資格を取る父(自殺未遂した父)、閉塞感に悩まされて一人アパートで暮らす母、成績優秀なのに大学に行かず無農薬野菜を作る農業団体で仕事をする兄、普通な中学生な妹?。一杯問題がありそうだが、瀬尾さんの文章は温かく、優しいのだ。それと何より読みやすいのだ。一見、幸せに満ち溢れているように感じるのだが、やはりどこかがおかしいのだ。1行、1行に今・現代を語る何かが凝縮されている。故に傑作、大傑作なのである。

    優しい音楽  瀬尾 まいこ

    • 2005.06.05 Sunday
    • 12:43
    優しい音楽
    優しい音楽
    瀬尾 まいこ

    109 ★★★☆☆
     【優しい音楽】 瀬尾まいこ 著  双葉社

     「優しい音楽」
     「タイムラグ」
     「がらくた効果」

     瀬尾さんは、現役の中学校の国語教師だと言うことを先日のテレビ放送で知った。言葉の楽しさを教えていきたい、みたいなことを言っておられた。そのなかで筑摩書房の松田さんが、瀬尾さんの作品は物語の設定の巧さを挙げていた。

     「タイムラグ」「がらくた効果」など、設定が効果覿面である。

    「タイムラグ」
     不倫相手の娘を預かって、結婚反対の親に会いに行って不倫相手の結婚を認めさせる。こんなことをなかなか思い付かないのでは。


    「がらくた効果」
     同棲中の女性が、『拾ってきちゃった』で始まる物語。ホームレスが同棲中の家にいることで二人の中が微妙に変化していく。登場人物、三人とも温かみがあるのだ。


     瀬尾作品の何故か、ほのぼのの幸福感に包まれるのは何なんだろうか。

     

    天国はまだ遠く  瀬尾 まいこ

    • 2005.04.08 Friday
    • 17:59
    天国はまだ遠く
    天国はまだ遠く
    瀬尾 まいこ


     ★★★☆☆

     【天国はまだ遠く】 瀬尾まいこ 著  新潮社

    《自然と再生》

     都会の会社生活に疲れ、北に行き、自殺をはかり、そこは天国だったはずだが?

     この作品の内容は、よくドキュメント番組の題材にされるものだ。
     都会での生活、何を目差して生きていこうとしようとしているのか、ふと立ち止まった振り返ったとき、そこには考える力さえなくなっている。田舎の美味しい空気を吸って、美味い物を食べて、そこそこの熱い人情に触れ、生きる意味の扉が開かされていく。だが、そこには、田舎は居場所ではなく、いつかは都会に戻っていくことになる。

     この物語では、21日間で都会に帰っていく。
     
     民宿・田村のキャラクターが抜群に良い。時には突き放し、時には優しく、人生の再生の方向性に導いている。
     この女性には彼氏がいる。相談できないのかなー?
     でも、良く出来た物語だ。


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