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    ストロボ  真保 裕一

    • 2005.10.11 Tuesday
    • 21:59
    ストロボ
    ストロボ
    真保 裕一

     199 ★★★★★
     【ストロボ】 真保裕一 著  新潮社

     「遺影……五十歳」
     「暗室……四十二歳」
     「ストロボ……三十七歳」
     「一瞬……三十一歳」
     「卒業写真……二十二歳」

     写真は、実に素直に現実という回答を写すものだ。
     どんなに若いと思っていても写真は、否が応でも老けた年相応な結果を出して、現実を映し出してくれる。そして、写真は撮る人の心構えもわかるのだ。
     だが写真を少しでも学ぶと現実が変わってきてくるのだ。たとえば女性を撮るときは、顔の皺が出ないように絞りを上げて、被写体にも光を当てるようにする。それが男性を撮るときは、逆に皺を出して精悍な感じにする。
     又、写真は、朝と昼では色の具合が全く異なるのだ。太陽の影響があるからだ。自然の草花を撮るときは、朝一番のときが良いようだ。朝の柔らかい光で草花が生き生きとして撮れるからだ。写真を勉強すると自然も身近になってくるものだ。
     写真を撮る人の技量が同じならば、どれだけ被写体に愛情が注がれるかで、確実に現像された結果が違ってくる。愛情があればあるほどに写真に深みが溢れてるのだ。

     この本は、カメラマン・喜多川光司(北川浩二)の、そのときどきにスポットを当てて物語が語られている。写真と人生の話であり、真保さんの作品としては深みが感じられるのだ。でも沢山の本を読んでいる訳ではないからエラソウには言えないが。

    ダイスをころがせ!  真保 裕一

    • 2005.08.18 Thursday
    • 17:41
    ダイスをころがせ!
    ダイスをころがせ!
    真保 裕一

    162 ★★★☆☆
     【ダイスをころがせ!】 真保裕一 著  毎日新聞社

     「選挙青春小説」と帯文にある。
     選挙、今時期なので読んでみることにした。
     総合商社をリストラにあった駒井健一郎は、元新聞記者で故郷・静岡県秋浦市からの衆議院選立候補を決意した高校陸上部の親友にして恋敵・天知達彦の秘書として、選挙日まで活躍する物語である。この国を変えるために。そして自分を変えるために。

     選挙の裏舞台が細かく書かれていて、選挙も個人・無所属で出馬しようとすると大変さが良く出ている。ポスター1枚も間違って貼れば、違反なるなど、こと細かく場面に出しています。それと選挙は、地盤、看板、鞄と言われていますが、一番は、お金が掛かること、これはボランティアを当てたりなど。34歳、国の未来を思う気持ちの下、純真な考え方が基本のようです。読んでいて面白いのですが、もっと人間っぽく深い場面があっても良かったような感じでした。


      この本を読んで、あえて小泉政治を問いたいのである。
      国と地方自治体の財政赤字 <色:#ff0000> 約1007兆 
      国民一人あたり <色:#ff0000>約807万

      生まれたばかりの赤ちゃんから老人まで、借金 807万を背負わされているのです。変革を旗印にした小泉総理、だが実態は赤字は増額していくばかりのようです。今度の郵政民営化法案が衆議院で可決され、参議院では否決されて、小泉総理は衆議院を解散して国民に真を問うと言う事のようです。が、考えてみると大多数の与野党問わず、議員が構造改革には賛成しています。郵政民営化法案を小泉総理自ら国民に向けて細かく説明したのだろうか、ほとんどの国民が郵政民営化法案がどんなものか答えられる人は、ごく少ない人たちだと思います。衆議院選挙で700億から1000億のお金が掛かるそうです。また、借金が増えるのです。小泉総理は、衆議院で郵政民営化法案に反対した自民党員・37人に膝を突き合わせて、法案の趣旨を説明して賛成してくれるように対話をする努力は考えなかったのだろうか。

      

    灰色の北壁  真保 裕一

    • 2005.07.13 Wednesday
    • 18:32
    灰色の北壁
    灰色の北壁
    真保 裕一


    133 ★★★☆☆
     【灰色の北壁】 真保裕一 著  講談社
     
     「黒部の羆」
     「灰色の北壁」
     「雪の慰霊碑」

     現在は、中高年の登山ブームだと言う。この本にも、こんな一文が出ている。

     中高年の登山者が増えるのも無理はない、と思った。人生のピークを超えてしまい、家にも会社にも居場所を見出せない者が多いのだ。せめて大自然の中に身を置くことで、生きている実感を得たいと願う、切実なる動機がひそんでいる。(本文より) 

     
     ある意味当たっていると思うが、今は男性より女性の方が多いように思うとき、女性は居場所を見出せないのではなく、自然の中に身を置くことの方がより多いのではと思うのですが。

     3篇とも、山の偉大さと人間の死の対比を描いているようでもある。
     私など山登りと言っても軽装で行くのしか想像できないが、ここで書かれているのは、冬山の本格的なものである。私も登山家を知っているが、正月はいつもその人は冬山を登っていた。正月、その人を見かけた、そしてその人の奥さんに会ったら、今年の正月はニュースを真面目に見なくてもよいから、ほっとしてます、と言っていた。いつも、死と隣りあわせなのだ。
     
     山岳小説と言えば、昔は新田次郎作品と決まっていた。【孤高の人】を読んでエラク感動した日を思い出す。加藤文太郎の実話で庭で野宿したり、リュクに石を入れて背負ったりの場面が思い出されるのだ。これらの作品を読んで山への思いを膨らませていた時代だった。
    でも、東京一高い山、雲取山に登ったのがせいぜいだった。
     

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