忘れ雪
新堂 冬樹
【忘れ雪】 新堂冬樹 著 角川書店
12歳の小学生と17歳の高校生が7年後に再会する約束
で始まる物語。純恋物語と帯に記してある。
7年後、片方は覚えていて、片方は忘れている?
ところが8年後に会うことから?
映画か、テレビドラマになっているのだろうか?
最初のテーマが良かっただけに、後半のストーリが?
でした。
八方美人男さんサイトの【書評は後出しジャンケンか_
『定年ゴジラ』考】を読んで、言い得てなるほどと思って
唸ってしまった。
一部を紹介すると、
「中略 すでに完成した小説を読み、それについていろい
ろと意見する書評の基本は、後出しジャンケンと同じなの
だ。なんといっても相手は先に手のうちを明かしてくれる
のだから、その気になれば、褒めるこも貶すことも自由自
在だ。 ただ読んで[つまんねえ]とひとり呟くのならかまわ
ない。
だが、その意見を公にする場合、少なくとも書評する作品に
対して、それなりの態度でのぞむ必要がある。」
* 【八方美人な書評ページ】は、今までに見た中では、良く
まとまっていて、文章が巧いサイトだと感心しました。