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    僕の行く道  新堂 冬樹

    • 2007.04.13 Friday
    • 21:37
    僕の行く道
    僕の行く道
    新堂 冬樹
     07−103 ★★☆☆☆
     【僕の行く道】 新堂 冬樹 著  双葉社

     《なかなか、いい話なんだけど、……》

     出版社 / 著者からの内容紹介より
    「愛は奇跡をおこす…」全264ページ。そこにあるのはただ、親子の愛と信頼の物語。静かな感動があなたを包む、感涙のハートフルストーリー。


     母を尋ねて3000里みたいな話。
     母を尋ねて東京から小豆島までの工程に起きることで子供の成長する話。
     母に会えるのか、そこで起きる奇跡とは、…。
     良く出来ているが、何故かジーンとするものが出て来なかった。
     どうしてだろうか、もっと深みみたいなものが欲しい、作り物みたいに読んでいて感じたのだ。すんなり、さくさくと読んでいける本である。

    あなたに逢えてよかった  新堂 冬樹

    • 2007.01.16 Tuesday
    • 19:56
    あなたに逢えてよかった
    あなたに逢えてよかった
    新堂 冬樹
     07−15 ★★☆☆☆
     【あなたに逢えてよかった】 新堂 冬樹 著  角川書店

     《この人という人に出会うということ》

     内容(「BOOK」データベースより)
    もし、かけがえのない人が自分の存在を忘れてしまったら?記憶障害という過酷な運命の中で、二人はひたむきに生きてゆく。心に深く刻まれた“あの思い出”に願いをこめて―新堂冬樹が“絶対の愛”を真正面から描いた「忘れ雪」「ある愛の詩」に続く純恋小説3部作、完結篇。


     ちょっと読み続けていると、なんとなくあらすじが分かってくるのが何とも言い難い感じがする。純愛小説をてんこ盛りした作品だ。
     夏陽・22歳の前に現れた純也・24歳に胸をときめかすことになっていくのだが、…。純也は、記憶障害という病魔にさいなまれていく。夏陽の純也への想いは、増すばかりである。新堂ワールドに溢れる感動ものの作品だ。

     主人公が紅茶専門店に勤めているいるので、紅茶のことが詳しく書いてある。ダージリンなど数種類しか知らないが、この本を読んでキャンディというのを飲みたくなってくる。

    誰よりもつよく抱きしめて  新堂 冬樹

    • 2005.12.03 Saturday
    • 00:52
    誰よりもつよく抱きしめて
    誰よりもつよく抱きしめて
    新堂 冬樹

    237 ★★★☆☆
    【誰よりもつよく抱きしめて】 新堂冬樹 著  光文社

     この作品は、夫婦愛を描いている作品なんだろう。
     『女性自身』に連載された作品だから、女性受けするのは間違いない。
    不完全潔癖症(眼につく物が少しでも不完全な形をしている元通りにしないと気が済まないこと)になった夫・童話作家と妻・月菜の物語。それが原因?でセックスレス7年。 
     妻・月菜の前に一人の訳ありの年下の男性が現れ、夫にも千春という同じ病気を持つ女性が現れるが。 
    月菜と友人・早智子との結婚観の相違とは。
     この作品を解く鍵に童話が巧く使われている。

     この本を感じたことは、主人公・月菜は随分古風な?考えの人なのか、今どきこんな考えの人もいるのだろうか。やっぱり、こんな人が多いのだろうか。 
    でも最後に気になる夫の不完全潔癖症は、改善されたのだろうか。
         

    背広の下の衝動  新堂 冬樹

    • 2005.10.09 Sunday
    • 22:03
    背広の下の衝動
    背広の下の衝動
    新堂 冬樹

     197 ★★☆☆☆

    【背広の下の衝動】 新堂冬樹 著  河出書房新社

     今のサラリーマンに休息の場所はあるのか。

     そんなサラリーマンを題材にしている四編である。

     「団欒」は、あの国民的テレビマンガ【サザエさん】をパロディー化している作品だ。婿養子・マスオさんから見た家族というものは……。
     なかなか分かりやすい話だ。家に帰っても休まる場所がない、唯一あるのはトイレぐらいなのだ。義父、義母、義弟、義妹に、そして一番気を使わなくてならないのは妻なのである。近頃、何年も【サザエさん】をまともに見てないが、この本を読んでテレビ【サザエさん】を見たら、マスオさんの悲哀が浮かんで笑ってなどいられなくなるだろう。

    三億を護れ!  新堂 冬樹

    • 2005.06.03 Friday
    • 12:46
    三億を護れ!
    三億を護れ!
    新堂 冬樹

    107 ★★☆☆☆
     【三億を護れ!】 新堂冬樹 著  徳間書店

     冴えないサラリーマンが、宝くじで三億円を獲得する。
     彼の三億円を巡って、ドタバタ劇が始まる。
     妻、娘、詐欺師、やくざ等々、一杯、彼の三億円を狙ってくる。
     前半までよいが、後半はついていけなくなる。
     最後のオチは、私でも考えられるものだった。

     でも、何で高額賞金者が誰だかわかるのだろうか、ここの本では銀行員が賄賂をもらって教えているのだが。

    銀行籠城  新堂 冬樹

    • 2005.04.04 Monday
    • 20:26
    銀行籠城
    銀行籠城
    新堂 冬樹


    ★★★☆☆

     【銀行籠城】 新堂冬樹 著  幻冬舎

    《理不尽・不条理》

      ひとりの人間が生まれてきて、ある程度成長すると不条理とか理不尽を感じることになる。自分の容姿とか、家庭の貧乏とかに。なんで、もっと美人に生まれなかったとか、もっと裕福な家庭に生まれなかったとか、そういった類のことを最初に考えることになる。
     小学、中学、高校生につれ不条理とか、理不尽とかが、増幅されてくる。それは社会に対しても向けられるようになってくる。それの行く着く先が事件だったりすることになる。
     不条理とか理不尽を感じることに鈍感だったり、何も感じることがない人は、幸せであるが、誰もが何らかなものを感じてもっているだろう。

     
     五十嵐は、あおぞら銀行中野支店に押入った。
     用意周到な準備をして、冷酷なまでの言動・所作、彼をこれまでにかきたてるものは、何か。銀行員・お客を全裸にして人質・盾として、警察に立ち向かう。人質が逆らうようなら、容赦なく拳銃で撃ち殺すのだ。映画でいうR18ではないか、と思わせる内容だ。
     五十嵐の要求は、何か。

     息詰まる作品だが、ラストの展開がある程度読めても最後の瞬間になってくるとやはり目頭が熱くなる。
     この世の中、理不尽・不条理なことが多すぎる。
     毎日、何人もの人たちが自殺していることだろうか。
     五十嵐よ、気持ちはわかるが皆歯を食いしばって生きているんだ。

     読み終えて、そんなことを言っている私がいる。

    忘れ雪  新堂 冬樹

    • 2005.02.16 Wednesday
    • 13:45
    忘れ雪
    忘れ雪
    新堂 冬樹

    【忘れ雪】 新堂冬樹 著  角川書店

    12歳の小学生と17歳の高校生が7年後に再会する約束
    で始まる物語。純恋物語と帯に記してある。
    7年後、片方は覚えていて、片方は忘れている?
    ところが8年後に会うことから?

    映画か、テレビドラマになっているのだろうか?
    最初のテーマが良かっただけに、後半のストーリが?
    でした。

    八方美人男さんサイトの【書評は後出しジャンケンか_
    『定年ゴジラ』考】を読んで、言い得てなるほどと思って
    唸ってしまった。
    一部を紹介すると、
    「中略 すでに完成した小説を読み、それについていろい
    ろと意見する書評の基本は、後出しジャンケンと同じなの
    だ。なんといっても相手は先に手のうちを明かしてくれる
    のだから、その気になれば、褒めるこも貶すことも自由自
    在だ。 ただ読んで[つまんねえ]とひとり呟くのならかまわ
    ない。
    だが、その意見を公にする場合、少なくとも書評する作品に
    対して、それなりの態度でのぞむ必要がある。」
    * 【八方美人な書評ページ】は、今までに見た中では、良く
    まとまっていて、文章が巧いサイトだと感心しました。

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