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    ちいさな衝動  白石 公子

    • 2005.11.30 Wednesday
    • 22:10
    ちいさな衝動
    ちいさな衝動
    白石 公子


    235 ★★★☆☆
    【ちいさな衝動】 白石公子 著  新潮社

     「背中のボタン」
     「あとひとつ」
     「初夏のワンピース」
     「どこにでもいる女のひとり」 4編

     一日、精一杯生きているのに、どうして光り輝かないのだろうか。

     「背中のボタン」は、母親が亡くなっておかしくなった父、妻子の愛のために家を出た姉、恋人に約束を袖にされた私・主人公。
     彼氏に会う予定なので、新しいワンピースを会社に着ていく。
     会社の目線・視線が何かを感じるのだが……。
     飼いなされた人生とは……。何か、儚い人生……。
     女・31歳とは、どんな年齢だろうか。

    はずかしい  白石 公子

    • 2005.08.07 Sunday
    • 17:58
    はずかしい
    はずかしい
    白石 公子


    152 ★★★☆☆
     【はずかしい】 白石公子 著  白水社

     白石公子作品 持っているもの一覧

     【ままならぬ想い】 文藝春秋 △
     【いろいろの哀しみ】 朝日新聞社 △
     【読書でござる】 昌文社 {スリープ}
     【いやいや楽園】 朝日新聞社 △
     【十八歳の寿司】 幻冬舎 △
     【ブルーブルーブルー】 世界文化社 △{スリープ}印は、未読


     白石さんの本は、どのエッセイも読んでいて心地良く、何冊か読んでいる。5冊か、今度ので6冊目か、結構読んでいる。白石さんは、詩人・女・40代・独身・一人暮らし、そんな人のエッセイである。また、荻窪住まいらしく頻繁に荻窪周辺の話題が出てくるのが良い。
     
     
     今回も20項目があるが、
    「腰痛と読書」
    「春のうららの水毒」
    「パンツの線かパンツのゴムか」
    「女優になれない」
    「書棚の庭、あるいはブックオフの匂い」
    「花が嫌イデス」などが特に面白い。


     「パンツの線かパンツのゴムか」は、女・40代しかわからない話?、「女優になれない」は、唇の上に腫れ物ができる話などが良い。
     「書棚の庭、あるいはブックオフの匂い」は、私もよく行く、ブックオフ荻窪北口店のことが書いてある。古本の匂い、コミックの若者のエネルギーなどなど興味深いのだ。

    十八歳の寿司  白石 公子

    • 2004.06.15 Tuesday
    • 11:38
    十八歳の寿司
    十八歳の寿司
    白石 公子

    【18歳の寿司】 白石公子 著

    《何故か、懐かしい?》

    エッセイ集である。
    この人は、三姉妹の二番目だと書いてある。
    母親のこと、長女のこと、妹のこと、勿論本人のことも
    書いてあるが女系家族ならではの話しが多い。
    少女時代の懐かしさが可笑しく切ないエッセイである。エッセイ集である。

    いろいろの哀しみ  白石 公子

    • 2004.01.20 Tuesday
    • 01:25
    いろいろの哀しみ
    いろいろの哀しみ
    白石 公子

    【いろいろの哀しみ】 白石公子 著

    《本は僕に何を教えてくれるのか。》

    冒頭(始まりの前に)に「人間のこころは不潔だ。実験の解剖台か、肉屋のまないたのようだ」という言葉が記されている。
    一家族の話である。長女がメイン、長女が溺愛する弟、長女が何故か憎んでいるが下のフロアに住んでいる会社社長の母親、動物の剥製にとりつかれて地方に住む父親。長女が溺愛する大学生の弟のために彼女を世話することが普通なのか、イビツなのか?正式に別れている母親が男を家に連れ込むのは、普通なのか、イビツなのか?それを批難する子供たちだがそれが普通なのか、イビツなのか?自分の世界に入るために家族と別れる父親は普通なのか、イビツなのか?結末は、血が繋がっている家族だということだろうか。

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