作家小説
有栖川 有栖
18 ★★★☆☆
【作家小説】 有栖川有栖 著 幻冬舎
《この本を読んで作家になる人は、本当のプロかもしれない?。》
「書く機械」
「殺しにくるもの」
「締切二日前」
「奇骨先生」
「サイン会の憂鬱」
「作家漫才」
「書かないでくれます?」
「夢物語」 作家だらけの連作小説。
作家に纏わる話のオンパレードである。
ミステリでコメディでホラーな、作家の日常。と背文に書いてあるが全くその通りです。
「奇骨先生」は、作家の富田奇骨先生のところに高校生の図書部員の島貫君と吉沢さんがインタビューに行くのだが、……。現代の読書・出版事情がわかる。読書する人たちには、是非読んで欲しい。
「書く機械」「締切二日前」「サイン会の憂鬱」など作家にしかわからないことかも知れない。