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    水底の光  小池 真理子

    • 2007.02.26 Monday
    • 21:29
    水底の光
    水底の光
    小池 真理子
     07−56 ★★★☆☆
     【水底の光】 小池 真理子 著  文藝春秋

     《女、恋には仄かなプライドがあります》

     出版社 / 著者からの内容紹介より
    闇夜の蛍、霧に浮かぶ花火、東京湾の夜景……。イルミネーションに託して、ひとりで生きる女たちの仄かなプライドを描いた傑作短篇集


     「パレ・ロワイヤルの灯」
     「水底の光」
     「闇に瞬く」
     「愛人生活」
     「冬の観覧車」
     「ミーシャ」    6篇

     「水底の光」
     突然、東京タワーが見たくなった。見たくて見たくて、たまらなくなった。(本文より)で始まる。
     お互い結婚して、子供もいる二人が東京タワーが見える高層ホテルで、ひと時の瞬間、そこはあたかも水底のようであった。大都会の夜、大きな光、小さな光、点滅する光。
     二人は、明日はどこに、どうなっていくのか。

     失ったものの大きさに喘ぎながら、
     私はやっぱり、失ったものを書いた
            ――小池真理子  
     (帯文より)


    青山娼館  小池 真理子

    • 2006.10.22 Sunday
    • 19:56
    青山娼館
    青山娼館
    小池 真理子
     264 ★★☆☆☆
     【青山娼館】 小池 真理子 著  角川書店

     《女性の気持ち・感情は、わからない?》

     内容(「BOOK」データベースより)
    東京・青山にある高級娼婦の館。そこは、愛と性に疲れた男女がもう一度、生き直す聖地でもあった。死と隣り合わせの生、職業としての性、悲しみと怒りに彩られた人生の意味―。最愛の娘と親友を失った奈月(32)の絶望と再生の日々を描き、現代の愛と性とモラルの極地に行き着いた衝撃の長編小説。


     未婚の母となったものの三歳になった子供を事故で失った主人公・奈月が高校時代の友人・麻木子と会って、その彼女が亡くなって、その縁で高級娼婦で働くことになる。そこで出会うこととは、…。

     麻木子が奈月に娼婦の説明をしているくだりだが、
     「あたりまえだけど、恋愛感情なんか、全くないのよ。それどころか初対面で、全然趣味じゃなくて、気持ち悪い、って思っちゃうような男の人にも抱かれなくちゃいかないのよ。サービスしなくちゃいけないのよ。恋人のふりをしてくれ、って頼まれたら、そうしなくちゃいけないのよ。一緒に着飾ってフランス料理食べに行って、僕のことを愛してくれますか、って聞かれて、もちろんです、心の底から愛してます、だなんて答える、笑っちゃうようなお芝居をして、その後高級ホテルのスイートルームに行って、後ろから抱きつかれながら夜景を眺めて、すごく気持ちの悪い、唾液でべとべとして糸ひいちゃうようなキスを首すじや肩に受けて、僕のことを愛してる、と言いなさい、なんて言われて、愛してます、本当に、なんて言って、言いながら鳥肌がたって、それでも感じてるふりをして、ベッドに連れてかれて、好きなように遊ばれて、バスルームできみのおしっこする姿を見せてほしい、って言われても嬉しそうにうなずいて……そういうことなのよ、この仕事って。わかっている?」
     小池さんの作品にしては下品なような気がする。娼婦だからと言う意味ではなく、内容のことだが、奈月の母が男遊びをするような人だし、麻木子の死に方の引き金もだし、最後の方の部分だけが文学的な匂いがするのだが。死と愛と性、こういう娼婦みたいな設定でなくてはならなかったのかなー、と思ってしまいます。

    夏の吐息  小池 真理子

    • 2006.09.13 Wednesday
    • 23:08
    夏の吐息
    夏の吐息
    小池 真理子
     223 ★★★☆☆
     【夏の吐息】 小池 真理子 著  講談社

     《ソフィア・ローレンの「ひまわり」の映画見たくなる本》

    出版社 / 著者からの内容紹介
    世界のどこに行っても地の果てにいても私はあなたを待っている
    豊饒の時を迎えた女たち 6つの愛のかたち
    この世のものは、こんなふうにすべて自分になじんでいるのだ、とわたしは思った。カズや浅丘はもちろんのこと、いろいろとうまくいかない仕事や人間関係にしたって全部、それなりにわたしになじんでいる。手垢のついた家具みたいになっているし、今はそうでないものも、そのうちきっと、そうなっていくに違いないのである。<「春爛漫」より>


    「秘めごと」「月の光」「パロール」「夏の吐息」「上海にて」「春爛漫」6篇

     「パロール」が良い。
    こんなにしんみりして切ない話が小池さんの作品にもあるのだ。
    亜希子・33歳は、叔母の店のカウンターの客が気になる。その客・古賀は、65歳、夏の間は富山の立山で砂防工事に行っている筋肉質な男だ。古賀の生きた人生を知ったときに、亜希子は何を感じたのか。これは、良かった。
     他、「秘めごと」など、小池さんらしい作品だ。

    愛するということ  小池 真理子

    • 2006.07.12 Wednesday
    • 21:30
    愛するということ
    愛するということ
    小池 真理子

    162 ★★★☆☆
    【愛するということ】 小池真理子 著  幻冬舎

    《愛することは自分自身との戦いなのか》

     (「MARC」データベースより)
    恋愛。この苦しさから、どうやって逃れようか-。快感と絶望が全身を貫く、甘美で強烈な実験的恋愛小説。『星星峡』2004年1月号~2005年5月号に掲載された連載を単行本化。


     愛するということは、やみくもに対象に溺れることではない。むしろ、その逆である、ということをわたしは知ったような気がする。息もできないほど溺れながら、見ている。聞いている。味わっている。感じている。考えている。… (本文より)

     本の最後に上のような結論みたいな文章が出てくる。
     久しぶりに小池作品を読んだが、何か恋愛小説が新鮮に写って、意外と楽しく読んだ。「愛するということ」と言う題名からにして真剣に、そのことを問い詰めた物語だろうか。でも、愛もいつか終わりがくると冷静に考えればわかるが、愛しているときには愛は永遠に続くと思ったしまうのであるのだ。

    エリカ  小池 真理子

    • 2006.03.07 Tuesday
    • 20:47
    エリカ
    エリカ
    小池 真理子

    54 ★★★☆☆
    【エリカ】 小池真理子 著  中央公論新社

    《恋というのはわからなくなる。女性というものも》


     恋に溺れながら、私の愛は渇いていく――。急逝した親友を偲んで親友の不倫相手だった男と会ったエリカは、彼から甘い言葉を浴びせられ、やがて逢瀬を重ねるようになるが……。高ぶるほど空虚、充たされるほど孤独。現代の“愛の不毛”に迫る、待望の長篇恋愛小説。(紹介文より) 
     
     主人公・エリカ・41歳・独身。
     男に言い寄られる、最初は抵抗を感じるが、いつの間にか、恋に溺れる。

     あること・ところから、男と別れる決心をするのだが……。

     「誰かのことをほんとに好きになった時、好きって表現できなかったり、誰かが自分のことをほんとに好きになってくれた時も、その人の気持ちが伝わってこなかったり。うまくいかないんですよ、いろんなことが。多分この人は自分のこと、好きでいてくれるんじゃないかな、って想像することはできるけど、本当にそうなのかどうかはいつだってわからないんだ。それなのに、なんとなくにこにこして、ふだん通りにつきあい続けて、そのうち、つまんないことでギクシャクし出して、気はつくと、本当にあったはずの愛も消えちゃってたりする」(本文より)                             
                                       これは、若い店員の男が言っている言葉だが、これならわかるが、主人公・41歳・エリカの恋の気持ちは少ししかわからない。私の恋愛体験不足だけなのか、悲しくなるのだ。 

    雪ひらく  小池 真理子

    • 2005.05.16 Monday
    • 14:02
    雪ひらく
    雪ひらく
    小池 真理子


     ★★★☆☆

     【雪ひらく】 小池真理子 著  文藝春秋

    《女、四十代は》

     「おき火」
     「最後の男」
     「ほの暗い部屋」
     「雪ひらく」
     「場所」
     「パラサイト」

     小池さんの作品は、女性の性的な内面を巧く描く作家である。

     女40代の主人公の話が、この本に載っています。
     女40代の哀しい性、逞しい性、切ない性…。
     夜ごと、人を恋し続ける物語です。

    月狂ひ  小池 真理子

    • 2005.01.10 Monday
    • 15:12
    月狂ひ
    月狂ひ
    小池 真理子

    【月狂ひ】 小池真理子 著  新潮社

    《恋狂ひにオチルとは》

    3つのドラマがおりなす、恋(不倫?)の話です。
    主人公の母と医者との恋、主人公の相手の父
    が書いた恋、そして主人公の恋、いずれもが
    恋(不倫?)なのです。 

     女という生き物の不思議。その不安、その烈
    しさ、その自意識、その純粋さ、その愚かさ、
    その諦め、その矛盾、その情愛深さ、その悲しさ
    、その孤独、その性的欲望の強さ、メスという
    名の肉体、その性器……。(本文より)

    恋でオチルときに月夜の変化を挙げていますが、
    どうなのか。46歳の主人公には、母の重みが
    あったはずが?。でも一度だけの人生でこれは
    と思う人が現れたら、恋にオチルことの人生は、
    素晴らしいことだと思います。 

    夫婦公論  小池 真理子, 藤田 宜永

    • 2004.09.18 Saturday
    • 13:12
    夫婦公論
    夫婦公論
    小池 真理子, 藤田 宜永

    【夫婦公論】 藤田宜永・小池真理子 著  集英社文庫

    《夫婦のバトル・エッセイ》

    夫婦作家のエッセイである。
    テーマを決めて両方が書かれている。

    夫婦の会話
    男   確かに、私は無類のおしゃべりです。しかし、自己
        正当化と簡単に判断するのは軽率です。私のお
        しゃべりは、謙虚さの顕れなのです。
         カフェバーのカウンターで黙って、酒を飲んでいる
        だけで、女の方から私を誘ってくるだろうなんて、
        おこがましいことは一度たりとも考えたことはあり
        ません。
         また夫婦となってからも、たえずカミさんを笑わせ
        喜ばせていなければ、いつか他の男に心を奪われて
        しまうのではないか、と不安にかられるのです。

    女    そんなにしゃべりたいことがあるもんだろうか、と
         不思議にで、最初は相当、面食らったが今では
         慣れた。生返事をしながら右耳で彼のおしゃべりを
         聞き、左耳でTVの音声を聞き取る、というカミワザ
         的なこともできるようになった。彼のおしゃべりを阻止
         し、逆に私が言いたいことだけをしゃべり返すコツも
         覚えた。やれやれ。
          夫(妻)の無口が原因で、夫婦の関係がおかしく
         なるケースはあっても、夫(妻)の饒舌が原因でお
         かしくなることは少ない。何故か。無口は誤解を
         生むが、饒舌が生むのは、せいぜい騒音だけだか
         らである。
         (本文より)

    男がおしゃべりで女が無口な関係は少ないような気がします
    が、お互い無口だったり、おしゃべりだったりだとうまくいくの
    でしょうか。騒音がいつか、騒音に思われなくなってきたら?
         

    瑠璃の海  小池 真理子

    • 2004.09.10 Friday
    • 13:05
    瑠璃の海
    瑠璃の海
    小池 真理子

    【瑠璃の海】 小池真理子 著  集英社

    《瑠璃というのは、どういう意味か?》

    バス事故で夫を失った三十代なかばの女性と、
    娘を失った男性、突然の悲劇に、結びつけられた
    二人は、同じ孤独の淵で愛し合い、終末に向かう。

    本当の愛とは、
    求め合う愛とは、
    最後の結末は、こうなってしまうのか。
    この本を読むと誰もが真実の愛はしてないし、
    誰もが中途半端な愛なのかと思ってしまいます。

    忘我のためいき―私の好きな俳優たち  小池 真理子

    • 2004.05.18 Tuesday
    • 11:15
    忘我のためいき―私の好きな俳優たち
    忘我のためいき―私の好きな俳優たち
    小池 真理子

    【忘我のためいき 私の好きな俳優たち】 小池真理子著

    《映画 素晴らしきかな日々》

    数年前から映画を見るようになって映画を楽しさが
    少しはわかるようになった。
    が、俳優の名前まではわからないありさまである。
    この本は24人の俳優が出てくる。

    一人に《ジュリエット・ビノシュ》という俳優さんのことが書いてある。
    【イングリッシュ・ペイシェント】を見たとき、この女優さんは
    どこかで見たことがあると気になっていた。
    この本を読んで【ダメージ】という題名の映画ということが
    わかった。
    テレビで偶然にも何回か見て強烈な印象を受けた。
    どこにでもいそうで、存在感があるのだ。
    映画ファンなら名前も、どんな映画に出ているかは、
    皆知っていることだろうが?
    最近では【エデンの彼方に】と【めぐりあう時間たち】に
    出ている人(ジュリアン・ムーア)が同じ人だと気が
    つかなかったくらいだ。

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