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    ジョン・レノンを信じるな  片山 恭一

    • 2007.05.24 Thursday
    • 00:20
    ジョン・レノンを信じるな
    ジョン・レノンを信じるな
    片山 恭一
     07−143 ★★★☆☆
     【ジョン・レノンを信じるな】 片山 恭一 著 角川書店

     《ジョン・レノンの死は、何かを変えたのか》

     出版社/著者からの内容紹介より
    中学時代からの恋人と別れ、自らの存在根拠を失ったぼくが夢の中で出会ったジョンとの会話を通して、確かな場所を求めて彷徨いつづける…。変わりたい、けっして変わらない自分へ…魂との邂逅の物語。

     内容(「BOOK」データベースより)
    大学院進学をひかえ、理想の人物ジョン・レノンの死と中学時代からの恋人との別離を体験したぼくは、自分の世界が終わったかのように感じていた。ロック喫茶、テニスコート、夏の海岸、野球場…。現実への違和感をかかえながら彷徨するぼくの目のまえに、ジョン・レノンがあらわれた。彼は言った。「わたしは自分だけのために歌を作り、自分だけのためにうたうんだ」変わりたい、けっして変わらない自分へ…。ぼくはたしかな場所をもとめて彷徨いつづけた。清冽で切実な魂との邂逅の物語。



     ジョン・レノンの死がもたらしたのは何か。
     若者は彷徨う続ける、…。

    最後に咲く花  片山 恭一

    • 2006.10.03 Tuesday
    • 22:26
    最後に咲く花
    最後に咲く花
    片山 恭一
     243 ★★★★☆
     【最後に咲く花】 片山 恭一 著  小学館

     《人間だけが死を認識すると言われている?》

     内容(「MARC」データベースより)
    男は、ある女性から自殺幇助を頼まれた。愛と死。そして、その先にあるもの…。「世界の中心で、愛をさけぶ」の作者が新たな地平を拓く恋愛長編。


     この本は、良かった。
     何がと言われると困るのだが、恋愛よりも今の現状に於ける世界がどんなふうになっていて、主人公がそれに対しての考え方・哲学みたいなものが書いてある部分が良いのだ。
     ファンドマネージャー・永江・39歳が主人公で、ものの捉え方が、もう50歳くらいな感じがして、スーパーマンみたいな気もする。資本主義、世界経済、臓器移植、BSEなど等、小説だからわかりやすく、なるほどと思って頭に入りやすい。
     二人の女性との関わり方が、【一瞬の光】白石一文著に出てくるのに似てる気がするが、愛と死について考えさせられる。

    空のレンズ  片山 恭一

    • 2006.06.26 Monday
    • 23:12
    空のレンズ
    空のレンズ
    片山 恭一

    147 ★★☆☆☆
    【空のレンズ】 片山恭一 著  ポプラ社

    《ヴァーチャルの世界、よくわからないi》

     (「MARC」データベースより)
     インターネット上で出会った4人の少年少女たちが向かった世界はヴァーチャルなのか現実なのか…。謎のキーワードに導かれながら彷徨う彼らを次つぎと襲う奇妙な出来事。生と死のはざまに揺れる愛と再生の物語。

     
    片山さんは、こんな世界も書くのか。
     映画の世界ならわかるだろうが、小説だとよくわからない。
     ヴァーチャルの世界だから自由に動きまわるのだ。



    きみの知らないところで世界は動く  片山 恭一

    • 2005.06.07 Tuesday
    • 12:40
    きみの知らないところで世界は動く
    きみの知らないところで世界は動く
    片山 恭一


    110 ★★★☆☆
     【きみの知らないところで世界は動く】 片山恭一 著  ポプラ社

     長者番付の作家部門の10位以内に確か片山さんの名前があった。セカチュウは、やはりスゴイのだ。売れていないようだが売れている。この本も題名を変えて、売り出されたようである。若者の愛・生・死みたいものを書いてある。

     主人公の俺とカヲルとジーコがメインだ。
    高校生で俺とカヲルは、将来結婚して暮らすのだ、と言う。それに対してジーコは、20代で生涯の夢をかなえることは、もう目標がなく恐ろしいことだと言う。

     ジーコは、言う。
    一番好きな人と一緒にいるために結婚したのに、子供が入るのはおかしいと言うのだ。何かが足りないから子供をつくろうとするのだとも言う。そのときは、一番ではなくなっているのだ。
    読んでいると理屈は、わからないこともないのだが、こんなことを高校生が言えるのがすごいことだ、と私は単純に思ってしまうのです。

    もしも私が、そこにいるならば  片山 恭一

    • 2005.03.19 Saturday
    • 10:43
    もしも私が、そこにいるならば
    もしも私が、そこにいるならば
    片山 恭一


     ★★☆☆☆

     【もしも私が、そこにいるならば】 片山恭一 著  小学館

    《死の追想》

     「もしも私が、そこにいるならば」
     「鳥は死を名づけない」
     「九月の海で泳ぐには」
     
     上の3編の短編からなっている。
     どれもが片山節になっている。
     死の持つ意味合い・印象を巧く書いてある。
     母の死と恋と、病院で会った人の死と恋と、教師である自分に何かが?。
     『一瞬のような一生。一生のような一瞬』

    雨の日のイルカたちは  片山 恭一

    • 2005.01.29 Saturday
    • 14:47
    雨の日のイルカたちは
    雨の日のイルカたちは
    片山 恭一

    【雨の日のイルカたちは】 片山恭一 著  文藝春秋

    《イルカが話のシンボルになっているが》

    表題作を含め4作品があるが、「彼らは生き、われ
    われは死んでいる」が、特に良く、なんだかジーン
    とくる作品であった。
    「9・11後の世界」という大まかなテーマで書き継い
    だ作品集だという本人のコメントが帯文に出ている。
    ホームヘルパーの主人公が、テロリストたちよりも
    自由と解放のために戦う兵士たちより、[老い]で
    死んでいった老人の方が価値があるのでは、と。

       「人生というのは、本質的に人間を小馬鹿に
      にしているようなところがあるな」中原さんが間
      延びした声で言った。「忙しがって、競いあって
      、慌ただしく生きて、わけもわからずに死んで一
      生を終わる。いったい何のために、何をしている
      ことになるのか」
      
       中略

       生き急いだというべきか、死に急いだというべ
      きか、おれにはわからない。だが結局のところ
      、老いを知らない人生はだめなのではないか。
      一口に生と死と言うけれど、人生は生と死の
      あいだに広がるなだらかな時間で、そいつは
      絶えず老いとともにある。老いることが脱落し
      て、生きることが死ぬことに直結してしまう人
      生は、いかに国旗や勲章や精霊や宣約によ
      って粉飾されていようと、粗忽者の人生でしか
      ない。
        (本文より)

    主人公は、何歳なんだろうか、ラグビーをできる体に
    ガタがきているので、30歳後半なのか?。
    こういう考えができることに、感心するのである。

    表題作の「雨の日のイルカたちは」は、若い女性が
    主人公の話である。10代で人生は、終わってしまう
    あとは付けたしなのか、現代の人たちに多いのかな
    と思い、妙に切なくなる作品だ。
    ひとつ、イヤミを言うと[イルカ]は、関係あるのか、と
    言う素朴な疑問が残った。
     

    満月の夜、モビイ・ディックが  片山 恭一

    • 2004.09.27 Monday
    • 13:20
    満月の夜、モビイ・ディックが
    満月の夜、モビイ・ディックが
    片山 恭一

    【満月の夜、モビィ・デイックが】 片山恭一 著  小学館

    《モーツァルトとバス釣り好きな人は必読かも?》

    俗に【セカチュウ】でヒットした片山さんの作品を読んでみた。
    この作品は、村上春樹さんの【ノルウェイの森】に似ている
    そうだが、十何年前に読んだのでどうかなと言う程度である。
    片山さんの世界があるので、これはこれでよいのではと思ったが
    どうだろうか。
    この作品の出だしが男からの視線というか、語り口を感じた。

      …    …    …
     両親の関係が崩壊していく過程は、一つの教訓をぼくに
    もたらした。結婚は偶然の産物に過ぎない。何かの原因で、
    どちらか(あるいは双方)が自分たちの結婚生活に情熱を
    失えば、夫婦など素粒子みたいに簡単に崩壊してしまう。
    どんなに運命的に見える出会いも、一緒になってから冷静
    に振り返ると、若気の至りか勘違いであったことに気づく。
    そして「おれは(わたしは)たまたまそこにいた相手を、
    たまたまそこにいたというというだけの理由で、生涯の
    伴侶にしてしまったのでないだろうか(しら)」という、
    パスカル的な崩壊にとらわれる。
     世の中の夫婦が子どもをつくるのは、一緒に暮らして
    いる相手が、じつは生涯の伴侶でもなんでもなく、偶然
    という運と不運によって、たまたま契りを結ぶに至った、
    きわめて蓋然的な存在である、ということにみんな薄々
    気がついているからではないだろうか。

    中略

    どうしてぼくたちは、はずみや勢いで選んでしまった相手と
    ステディな配偶関係を結び、あたりはずれにかかわらず、
    生涯の大半を共に暮らすなどという不合理を延々とつづけて、
    いるのだろうか。

      (本文より)

       …     …     …

    世界の中心で、愛をさけぶ  片山 恭一

    • 2004.08.27 Friday
    • 12:54
    世界の中心で、愛をさけぶ
    世界の中心で、愛をさけぶ
    片山 恭一

    【世界の中心で、愛をさけぶ】 片山恭一 著

    《人間の死は共感を呼ぶのだろう。》

    今年、一番話題に上がった本だろう。
    映画化されたり、テレビでドラマ化されたりでメディアを
    賑わした作品である。題名も出版社の編集者が付け直した
    と聞く。300万部?売れた作品はどんなものかと期待を
    こめて読んでみた。
    題材は、好きな女性が白血病で死んでいくと言う、どこかで
    聞いた物語である。
    純粋にこの本を読む人にとっては、凄い衝撃を受けて涙が
    止まらないだろう。書評みたいな感じで読む人にとっては、
    ありきたりに思ってしまうのだろう。
    僕には、良く出来ている本だと思う。
    女性の感情が書かれかたが少ないが、おじいちゃんが
    出てくるのが巧い。

    『……「好きな人を亡くすことは、なぜ辛いのだろうか」
     黙っていると、祖父はつづけた。
     「それはすでにその人のことを好きになってしまったから
     ではないかな。別れや不在そのものが悲しいのでない。
     その人に寄せる思いがすでにあるから、別れはいたましく
     、面影は懐かしく追い求められる。また、哀惜は尽きる
     ことがないのだ。すると悲恋や哀惜も、人を好きになると
     いう大きな感情の、ある一面的な現れに過ぎぬとは
     言えないかな」
     「わからないよ」
     「人がいなくなるということを考えてごらん。こちらが最初
     から気にも留めてない人がいなくなっても、わしらはなん
     とも思わんだろう。そんなのはいなくなることのうちにも
     入らない。いなくなって欲しくない人がいなくなるから、
     その人はいなくなるなるわけだ。つまり人がいなくなる
     ということも、やはり人に寄せる思いの一部分であり
     える。人を好きになったから、その人の不在が問題に
     なるのであり、不在は残された者に悲恋をもたらす。
     だから悲恋感のきわまるところは、いずれも同じなの
     だよ。別れは辛いけれど、いつかまた一緒になろうな、
     というようにね」』 (本文より)

    *表紙の写真が川内倫子さんだ。

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