スポンサーサイト

  • 2013.07.17 Wednesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -

    田畑文士村     近藤 富枝

    • 2009.09.13 Sunday
    • 12:04
    JUGEMテーマ:読書
     09−090  ★★★☆☆ 
     【田畑文士村】 近藤 富枝 著  中公文庫

     《何故、田畑に文士村が出来たのか、…。》

     内容(「BOOK」データベースより)
    大正三年、田端に居を定めた巨星・芥川龍之介を慕い集う室生犀星、萩原朔太郎、堀辰雄、中野重治ら多くの俊秀たち。美術村田端をたちまち文士村に変貌させた人間芥川の魔術師的魅力に迫り、芸術家たちの濃密な交流を活写する。膨大な資料と証言でまとめあげた澄江堂サロン物語。

    神保町の怪人       紀田順一郎

    • 2009.08.11 Tuesday
    • 17:04
    JUGEMテーマ:読書
     09−086 ★★★☆☆  【神保町の怪人】 紀田順一郎 著  東京創元社  《古本名の数々が出てきて私としては為になる小説》    内容(「MARC」データベースより) 本と古本を巡る奇々怪々な人々を巻き込んで起こる様々な事件。「展覧会の客」「「憂鬱な愛人」事件」「電網恢々事件」の三編を収録する、古書ミステリ最新作。

    日本橋バビロン    小林信彦

    • 2009.08.07 Friday
    • 00:44
    JUGEMテーマ:読書
      09−085 ★★★☆☆
     【日本橋バビロン】  小林 信彦 著  文藝春秋

     《商売人、商人の歴史、それは日本橋であった》

     内容(「BOOK」データベースより)
    かつてわが国有数の盛り場でありながら、震災と戦災により、その輝きを失った日本橋。その地に創業享保八年、江戸、明治、大正、昭和と九代続いた老舗和菓子店「立花屋」。街の歴史のなかに家族の営為を書きとめた、胸うつ「栄華と没落の叙事詩」。

    タタド   小池昌代

    • 2009.06.06 Saturday
    • 11:09
    JUGEMテーマ:読書
     09−063  ★★★☆☆ 
     【タタド】 小池昌代 著   新潮社

     《小池さんのものは、いつ読んでも言葉の使い方が上手い、…》
     
     内容(「BOOK」データベースより)
    20年連れ添った夫婦とそれぞれの友人。50代の男女4人が海辺のセカンドハウスに集まってくる。海藻を拾ったり、夏みかんを齧ったり、あどけないような時間のなか、倦怠と淡い官能が交差して、やがて「決壊」の朝がやってくる―。川端賞受賞作「タタド」、海辺で夫を待つ女と、風、砂、水、光による侵食を描く「波を待って」、同級生夫婦の家での奇妙な住みこみの仕事を描く「45文字」。全3篇収録の傑作短篇集。川端康成文学賞受賞。

     

    読書戦争―知的生産を守るために   紀田 順一郎

    • 2009.04.11 Saturday
    • 23:47
    読書戦争―知的生産を守るために (三一新書 885)
    紀田 順一郎
    JUGEMテーマ:読書


      09−046 ★★★☆☆
      【読書戦争】 紀田順一郎 著  三一書房

     1978年の発行です。読書にまつわる話題が満載の本だった。昭和53年ころがどんな時代だったのか。大学生は岩波文庫を持っているとダサいと思われ。麻雀荘が学生で溢れかえっていたようだ。そのときの読書事情がわかる本だ。

     


    とっておきの本の話  紀田 順一郎

    • 2009.04.09 Thursday
    • 23:58
    とっておきの本の話 (1983年)
    紀田 順一郎
    JUGEMテーマ:読書

     09−044 ★★★☆☆
     【とっておきの本の話】 紀田順一郎 著  実業之日本社
      
     なつかしい本、おいしい本、とっておきの本など、古書がらみの話で、私個人的には参考になる本の話題が一杯の本だった。昭和58年発行の本で、この時期でも大学生が本を読まないことが話題になっている。



     
     

    すばらしき愚民社会   小谷野 敦

    • 2009.04.04 Saturday
    • 19:54
    すばらしき愚民社会 (新潮文庫)
    すばらしき愚民社会 (新潮文庫)
    小谷野 敦
    JUGEMテーマ:読書

     09−043 ★★★☆☆
     【すばらしき愚民社会】 小谷野 敦 著  新潮文庫

     《小谷野節がわんさか、わんさか…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    日本の「大衆社会」は、新たな段階に突入した。三流大学が増殖し、物を知らないバカでも大学に入ってしまう。さらにネットという匿名の場の出現により、バカが堂々と意見するようになった!だが本当に「愚民」を呼ばれるべきは、大衆に媚びる、軟弱な「知識人」どもではないのか!?世間を敵に回す覚悟で彼らの欺瞞を叩く、過激かつ痛快な大衆論。文庫化にあたり補論を追加した。


     NETで小谷野敦氏のブログを見ていたが、会社のパソコンではほとんどのが見られなくなったので見る機会が少なくなった。(仕事の合間にだが)よく論争をしたりしているが、それが社会のためなのか、自身のためなのかが良く分からない。誰それが、こういうことを発表しているが、どうも違うのではないかなど、興味があるところは念入りに読む。


    氏神さま・春雨・耳学問   木山 捷平

    • 2009.03.29 Sunday
    • 10:32
    氏神さま・春雨・耳学問 (講談社文芸文庫)
    氏神さま・春雨・耳学問 (講談社文芸文庫)
    木山 捷平
    JUGEMテーマ:読書

     09−039 ★★★☆☆
     【氏神さま・春雨・耳学問】 木山 捷平 著  講談社文芸文庫

     《都会と田舎の匂いを感じさせられた》

     内容(「BOOK」データベースより)
    井伏鱒二の色紙にある“捷平は愿人(げんじん)なり”のように、つつしみ深く、含羞のある、飄々たるユーモアに遊ぶ精神。掘り返された土に陽があたる田園や、父母や妻子の風景を、いわば“魂の故郷”を、都市の文明に決して汚されぬ眼で、こよなく暖かく描き続けた、作家・木山捷平の自由なる詩心。正に“人生を短篇で読む”絶好の初・中期珠玉の飄々短篇集。


      古本の世界では、人気のある作家。岩阪恵子の解説では本来詩人と書いてあった。ところどころにある詩は素朴でいい。小説は、どうだろうか、よく分からないが人間味は出ているが。読みが足りないのかすばらしいまでいかない。金曜日のトークで荒川洋治さんが、あの私小説を認めない三島由紀夫が木山捷平だけは別格だとか言っていたらしい。


    眼中の人  小島 政二郎

    • 2009.03.12 Thursday
    • 23:48
    眼中の人 (岩波文庫)
    眼中の人 (岩波文庫)
    小島 政二郎
    JUGEMテーマ:読書


     09−036 ★★★★☆
     【眼中の人】 小島 政二郎 著   岩波文庫

     《芥川竜之介や菊池寛の当時の様子が分かり面白い作品だった、…》

     出版社/著者からの内容紹介より
    年少より鴎外・荷風に傾倒していた著者(一八九四―一九九四)が,芥川竜之介や菊池寛の知遇を得て文学に開眼してゆく経緯を描いた自伝的長編小説.文学修業の途上で自分を啓発してくれた人々をつねに眼中にあって忘れられない人として語る大正文壇史でもある.鈴木三重吉や『赤い鳥』にまつわるエピソードも興味深い. (解説 大河内昭爾)


      先日、所沢まで行き《彩の国古本まつり》を見てきた。メインは八階の大きな会場だが一階でも古本、おもに文庫本が並んでいて、この【眼中の人】岩波文庫が目に入って買った。それから何日もしないうちに阿佐ヶ谷<ブ>で箱入りの【眼中の人】を発見し買った。まあ、そんな訳だから読めと誰かが言っているのだろうと思って読み出した。いやー、この本は面白かった、何が面白のかだが、芥川龍之介、菊池寛の二人のことが出てくるからだ。小島政二郎が芥川、菊池に会ったことの日常が出てきますので、芥川、菊池の様子がわかります。小島から見た芥川、菊池の人物像が出てきて、それを小島自身が振り返っています。芥川龍之介、やはり天才か、器量が大きい人。菊池寛、迫力があり強烈な個性の持ち主、人情深い。この対比が楽しい。肝心な小島政二郎は、何でこんなに卑屈な考え方なのか、慶応の教授?なのにと思ってしまった。精神状態は私めに似ていますが、自分の考え方というのに自信がないのです。そのまえに自分の考え方が周りの人の言動で揺れてしまうのです。小島政二郎の大先生と比較してはいけませんが。芥川龍之介、菊池寛より何歳か小島が年下なのですが、小島政二郎は100歳まで生きています。そのことだけでも小島政二郎はエライ人・エライことだと思います。


     

    父への手紙  窪島 誠一郎

    • 2009.02.24 Tuesday
    • 05:48
    父への手紙 (ちくま文庫)
    窪島 誠一郎
    JUGEMテーマ:読書

     09−028 ★★★☆☆
     【父への手紙】 窪島 誠一郎 著  ちくま文庫

     《実子ではないのかという気持ちが、実母探しに…》

     筑摩書房の内容紹介より
     作家・水上勉の実子として話題をよんだ著者が、養父母との葛藤に悩みながらついに父に出会うまでの、幼いころからの年月を綴った人間の記録。実母を探し続ける話、…。


     だれでも一度はひょっとして、この親の子ではないのではと思ったことはないだろうか。有名な子孫ではないのか、な〜んて。筆者はあまりにも違う容姿に疑問を持ち、両親に聞いても何も話してくれない、そこで実母探しを続けるのだが、…。筆者には失礼だが、ミステリーな作品を読むような気持ち・面持ちで読んでしまった。そうしてたどり着いた先とは、…。
     この作品は、NHKでドラマ化されているようで見てみたいものだ。

    PR

    calendar

    S M T W T F S
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31      
    << March 2024 >>

    BLOG LIST

    カウンター

    本・読書ブログが一杯

    にほんブログ村 本ブログへ

    emo

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recent trackback

    recommend

    始祖鳥記
    始祖鳥記 (JUGEMレビュー »)
    飯嶋 和一
    読みたい作家がいる。
    読みたい、読みたいでとき(時間)が過ぎる。

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM