手のひらのトークン (新潮文庫)
安西 水丸
09−059 ★★★☆☆
【手のひらのトークン 】 安西 水丸 著 新潮文庫
《ニューヨークって、どういうところか…》
内容(「BOOK」データベースより)
1969年、ニューヨーク。五年間勤めた東京の大手広告代理店を辞めた“ぼく”は何の目的もないまま、後を追ってきた恋人の里美とふたりで、この地で暮し始めた。ベトナム戦争とサイケデリック・アートの時代のニューヨークがぼくたちに教えてくれたこと、それは…。青春の迷いとあせりの中、恋人とともに過ごした日々をセンシティブに描く、文庫書下ろし都会派小説。
安西水丸さんは、ニューヨークで仕事をしていたんだ。そのときのことを小説として書いた作品。当時のニューヨークの事情も分かるが、それほどに読書した感じではなかった。 安西水丸さんは、村上春樹さんとの共著で知った方だから、イラストレーターとしての方が強く、小説家としては?。村上春樹さんで言えば、村上春樹さんの作品の中に、この安西水丸さんの本名、ワタナベが小説などに使われているようだ。【ねじまき鳥クロニクル】にも出ていたなー。それと、……。