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    押入れのちよ  荻原 浩

    • 2007.02.08 Thursday
    • 22:24
    押入れのちよ
    押入れのちよ
    荻原 浩
     07−39 ★★☆☆☆
     【押入れのちよ】 荻原 浩 著  新潮社

     《「押入れのちよ」カバーの表紙の絵のとおりの物語です》
     
     内容(「MARC」データベースより)
    今ならこの物件、かわいい女の子(14歳・明治生まれ)がついてきます…。幽霊とサラリーマンの奇妙な同居を描いた表題作ほか、「木下闇」「殺意のレシピ」「介護の鬼」など全9話を収録した、ぞくりと切ない傑作短編集。


     「お母さまのロシアのスープ」「コール」「押入れのちよ」「老猫」「殺意のレシピ」
    「介護の鬼」「予期せぬ訪問者」「木下闇」「しんちゃんの自転車」 9篇

     怖いのに、切ない。
     笑えるけど、哀しい。
      15年前のかくれんぼから、姿を消してしまった妹の運命を垣間みる夜(「木下闇」)、不毛な結婚生活に終止符を打つため、殺人計画を実行する夫婦が過ごす夜(「殺意のレシピ」)、愛らしく不憫な幽霊と失業中サラリーマンが、奇妙な同居生活をはじめる夜(「押入れのちよ」)――。 心を震わせる荻原印の傑作短篇集。
    (帯文より)

     ブラック・暗いなー。
     笑う前に、何か哀しくなってしまう作品ばかりだった。

    四度目の氷河期  荻原 浩

    • 2007.01.05 Friday
    • 21:30
    四度目の氷河期
    四度目の氷河期
    荻原 浩
     07−4 ★★★☆☆
     【四度目の氷河期】 荻原 浩 著  新潮社

     《クロマニヨン人って知ってますか!!》

     内容(「BOOK」データベースより)
    人生を語るには、早すぎるなんて言わせない。ぼくは今日から、トクベツな子どもになることにした―何をやっても、みんなと同じに出来ないワタルは、ある日死んだ父親に関する重大な秘密を発見する。その瞬間から、少年の孤独なサバイバルゲームは始まった。「自分」を生きるため、本当に大切なことって何?『明日の記憶』の著者が描く、今ここにいることの奇跡。感動青春大作。17歳の哀しみと温もりが、いま鮮やかに甦る。


     この本、第136回の直木賞候補作になっているのを読んでいて知った。どうなんだろうか、私には、最後の方はちょっと胸にくるものがあるが、全体にジーンとくるものが少なかったが。
     感動青春大作、17年と11か月の感動巨編?。「四度目の氷河期」の題名からして、凄いのだが、もっと心の内なるものだけじゃなくなんだろう、今の時代のことを描いて欲しい気がするのだが、私だけだろうなー、皆大変な褒めようだから。
     ちょっとインターネットで氷河期を調べたら、四度目の氷河期が終わって、今度、五度目の氷河期だそうである。びっくりしたのは、温暖化が進むと氷河期がやってくるそうである。どうも海流の流れによるらしい。これらは、私が理解して正しいければであるが。インターネットで氷河期を調べてみて下さい、するとここに書いたのがもっと詳しくわかりますので。でも、この本では、まだ四度目の氷河期が終わっていなくて、間氷河期だそうだ。

     地球の歴史から言えば、今はつかのまの夏だ。人類はみんな宿題を片づけないまま、永遠に夏が続くと信じこんでいる。計画性のない小学5年生のみたいに。 (本文より)

     ぼくらの足もとにある大地や、頭の上に広がる空は、けっして人間の都合で存在しているわけじゃないんだ。ある時は大地を氷で閉ざしたり、ある時はとんでもなく温度を上昇させたり、人生の祖先や、太古の生き物たちは、何度も地球に裏切られてきた。一万年ぐらいの単位で考えれば、いう落ちるかわからない気球に乗っているようなもの。ただでさえ危うい居場所なのに、みんなそのことを忘れたふりをして、気球に針を突き刺すようなことばかりしている。
     生まれる子どもの数が少なくなるのは由々しきことだ、なんて何十年か先の自分たちの寿命のかぎりの心配はするけれど、このまま世界中で人間が増え続けたら百年後や千年後の地球がどうなっちまうか、誰も考えようとしない。
     一万年前の大地は真っ白だった。一億年前の空は赤かった。一万年後の大地は何色だろう。空の色は何色だろうか。
     (本文より)

     何か、こんなことを書いているとやっぱりいい本なのでは、と思えてくる。それもそうだ、直木賞候補作になっている作品にもなっているし、やっぱり読み手の努力・理解度が足りないだけなんだろうか。主人公・ワタルの生い立ちから青春を通して、今抱えるものに疑問と警鐘をしているのだろうかとも受け取れて、凄い作品なのかも知れないのだ。

    僕たちの戦争  荻原 浩 

    • 2006.09.07 Thursday
    • 18:53
    僕たちの戦争
    僕たちの戦争
    荻原 浩
     216 ★★★★☆
     【僕たちの戦争】 荻原 浩 著  双葉社

     《愛と青春のタイムスリップ・ウォー。戦争小説?》
     
     内容(「BOOK」データベースより)
    “根拠なしポジティブ”の現代のフリーターと、昭和19年の「海の若鷲」にあこがれる軍国青年が時空を超えて入れかわった!それぞれの境遇に順応しつつも、ふたりはなんとか元の時代に戻ろうとするが…。おもしろくてやがて切ない、愛と青春の戦争小説。


     2001年9月12日のフリーター尾島健太・19歳と1944年9月12日飛行術練習生石庭吾一・19歳とが入れ替わる話だ。この話のバックボーンは、平和の尊さ、それに反して、戦争のむごさ、はかなさ、残酷さを描いているのだろう。
     が、2001年の青年が1944年に来て、戦争を目の当りにしての戸惑い、1944年の青年が2001年に来て、そこにあるものは平和を通り過ぎた日常だった。
     小説だから、面白く書いてあるが、何で今日の日本があるのか、それなりの犠牲をはらって出来ているのか、考えさせられるものがある。1944年にある家族の情愛が2001年にあるが、それが希薄になっていないだろうか。親が子を思う、子が親を思う心とか。
     2001年から1944年に行ったときのギャップと1944年から2001年に行ったギャップ、この感覚を読むことが楽しく面白いが、そこにはかけがいのない人間という生き物たちがいるのだ。 

    あの日にドライブ  荻原 浩

    • 2005.12.30 Friday
    • 00:58
    あの日にドライブ
    あの日にドライブ
    荻原 浩


    258 ★★★★☆
    【あの日にドライブ】 荻原浩 著  光文社


     この本に、新たに職業も変えたために円形脱毛症になるくだりが出てくる。
     私も上場会社にいた時、小さな事務所を立ち上げるので参加しないかとの誘いがあった。余り、そのことは考えていなかったが、ある日寮の浴室で洗髪しているときに顔を上げたら頭の真ん中にまん丸の空間がある。ものの見事に毛がそっくり無くなってしまっているのだ。ビックリ仰天である。隣で洗っていた人が何を驚いているのか訝しげにしていた。翌日、病院に行ったら、『直ぐに直りますよ、注射にしますか、塗り薬にしますか』、『どちらとも直りますか、なら、塗り薬でお願いします』、情けない。それで決心して事務所設立に加わった。それから、いろんなことがあった。
     
     もう一度、人生をやり直すことができたら。
     もう一度、人生をやり直すことができるなら、どこからだろう。
      (本文より)

     この本は、銀行で支店長にたてついたことで一時にタクシー運転手になって働いている人の話だ。1流銀行を辞めてから、問うのである。順風満帆なら考えないであろう、『もう一度、人生をやり直すことができるなら、どこからだろう。』と。 
     この本は、何度か会社を替わったりしている人、リストラにあった人などには読むと主人公にダブらせる心境になるだろう。
     『もう一度、人生をやり直すことができるなら、どこからだろう。』、と私も思うのであるのだ。 

    メリーゴーランド  荻原 浩

    • 2005.10.13 Thursday
    • 21:58
    メリーゴーランド
    メリーゴーランド
    荻原 浩

     200 ★★★☆☆
     
     【メリーゴーランド】 荻原浩 著  新潮社

     この本読むとどうも役所というところは大変な異次元のように思えてしまう。まあ、これほどではないでしょうが。これだけでも読むと面白いのだ。一度、役所に行ったとき、こんなことがあった。中年の女性が書類を持ったままで待たされるようだ。その女性がいきなり『いつまで待たせれば気がすむの』と言ったがまるでカウンターに飛んでくる様子もない。『ここの責任者、出て来い』と今度は、大きな声で言い放ったのだ。だが、職員はポカーンとして遠巻きにしているだけだ。それでも直ぐ気が弱そうな男性職員がカウンターに来て対応していた。民間みたいに売り上げを出さないと給与をもらえないのでこうにはいかない。『責任者出て来い』と言うのは効き目があるということを改めて知ったのだ。

     36歳主人、都会から役所に転職して「アテネ村リニューアル推進室」に出向して、超赤字のテーマパークを立て直す「宮仕え小説」である。役所のこと、そこで働く人のことがよくわかります。
     【神様からひと言】みたいなユーモアがあり、【明日の記憶】みたいなシリアスもある。それがどっち付かずになってしまっている気がしてしまった。
     やっぱり最後は『役所ってヒマだなー』と思うだけある。

    オロロ畑でつかまえて  荻原 浩

    • 2005.05.11 Wednesday
    • 15:29
    オロロ畑でつかまえて
    オロロ畑でつかまえて
    荻原 浩


     【オロロ畑でつかまえて】 荻原浩 著  集英社  小説すばる新人賞受賞作

    《東北弁はどうも?》

     何冊目か、わからないが120ページ(全体の半分)までで読むのを止める。15ページくらいで読むのを止めるのは多いが、半分くらいまで止めるのは少ない。
     【神様からひと言】がとてつもなく面白かったので、これもと思ったがどうも東北弁が影響しているのか、いまひとつ付いていけなかった。
     ブログやそのほかでも、面白いという意見が圧倒的に多いのだが、私の体調に合わなかっただけかも知れない。
     この本は、村おこしの物語である。オロロとはオロロ豆のことであるがオロロ豆って本当にあるのだろうか。

    神様からひと言  荻原 浩

    • 2005.03.03 Thursday
    • 11:37
    神様からひと言
    神様からひと言
    荻原 浩


    【神様からひと言】 荻原浩 著 光文社

    《蟻社会でもこの法則か。》

      滅多に行かない居酒屋に行った。付き合いを断りきれない
    訳ではないが、断るのが面倒くさいだけなのだ。そこでは、
    会社の話題だけが現実身があり、よその子供の話などは、直
    ぐに何処かへ飛んでいく。あっーという間に1時間、2時間
    になる。この時間がもったいない。本なら何ページも読めた
    のにとは思わない訳でもないが。

     会社の研修で1/3、1/3、1/3ということを聞いたと思っ
    ていたが、ちゃんとした法則があるというのを、居酒屋で知っ
    た。
     『2:6:2の法則』組織の中で、上位2割が高い生産性を
    上げ、中位6割は普通で、下位2割がぶら下がっている、と
    いう経験則。上位2割が抜けても、残った8割のうちの2割が
    生産性があがり、『2:6:2の法則』になる。下位2割が抜
    けても、8割のうち2割はぶら下がる、これも、『2:6:2
    の法則』になる。結局、組織(会社)は、優秀な働きがいて、
    やる気のない人もいなければならないことになり、またポジ
    ションも忙しいところと退屈なところが出てくるのだ。

    明日の記憶  荻原 浩

    • 2005.02.16 Wednesday
    • 13:47
    明日の記憶
    明日の記憶
    荻原 浩


    【明日の記憶】 荻原浩 著  光文社

    《記憶と記録》

    書店で、話題になっているこの本を探していたがなかなか
    見つからない。
    ところが、は行の場所にちゃんとあるではないか。それも
    何冊も並んでいる。
    たぶん「おぎはら」を「はぎわら」と読み違えて置いたたのか、
    と思ってしまった。
    私は西荻窪駅を利用するのだが、何かの書類に通勤
    期間名を記するときに、先ず「荻」が出てこない、「萩」?次に
    「窪」などはそれらしき字になるがおぼつかいのである。
    今やパソコンで処理することがほとんどで、いざ文字を
    書こうにもすんなりと出てこなくなった。困ったもんだ。

    この本は、身につまされる思いがする。
    50歳のサラリーマンが若年性アルツハイマー症にかかっていく
    話である。
    アルツハイマー症がごく自然と、誰にでも忍び寄っている。
    本には、生きる希望があるように感じなく、なんとも重苦しい。

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