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    オアシス  生田 紗代

    • 2007.05.07 Monday
    • 19:11
    オアシス
    オアシス
    生田 紗代
     07−127 ★★★☆☆
     【オアシス】 生田 紗代 著  河出書房新社

     《会話が不思議といいという不思議、…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    ため息をひとつつく。哀愁ってやつだ―私が“出会った”青い自転車が盗まれた。呆然自失の中、私の自転車を探す日々が始まる。父は単身赴任、母は家事放棄の“粗大ゴミ”。私と姉と母、女三人の日常は、どこか不穏ながらも、永遠に続くかに見えたのだが…。第40回文藝賞受賞作。


    選評より
     母と娘の確執はたびたび描かれてきたテーマだが、ここにはメソメソした母娘の
     物語を異化する視点がある。 斎藤美奈子氏

     父親不在で閉塞的な日本の空気を活写する。読了後、その表現が活きている、
     と納得するに違いない。  田中康夫氏

     最近現れ始めた親子関係のパターンを、ユーモラスに書くクールさが、この書き手の
     魅力。  藤沢周氏 
     (帯文より)

     この作家、生田さんの本の魅力って何だろうか、と思って最初の作品を読んでみる。
     【まぼろし】よりも普通・深刻さがない物語だ。家族の確執、重いテーマがあるのに何か、明るい?のだ。料理のシーン、姉との会話のシーン等々、日常描写の素直な・普通の書き方。現代作家とは、この文体・文章も他のとちょっと違っているところが良いのだろうか。やっぱり不思議な作家かも知れない。

    まぼろし  生田 紗代

    • 2007.03.30 Friday
    • 20:30
    まぼろし
    まぼろし
    生田 紗代
     07−88 ★★★☆☆
     【まぼろし】 生田 紗代 著  新潮社

     《2編に出てくる主人公の女性の感情がうまくでている》

     内容(「BOOK」データベースより)
    「こんなはずじゃなかった」が母の口癖だった。記憶の中の母は、怒ってばかりだった。そして、私が高校三年のときに父と母は別れた。それから母とはもう、八年近く会っていない。なのに、なぜ今になって戻りたいなんて―。逃れることのできない母娘の確執を描く表題作他、会社を辞めて実家に戻った私が高校生の妹と過ごすあてどない時を描く「十八階ビジョン」を収録。


     「十八階ビジョン」
     「まぼろし」    2編

    「十八階ビジョン」
     主人公・22歳女性は会社に入社してから4ケ月で辞めて、実家のマンション・23階建ての18階に戻ってきた。両親が中国旅行に行っていない夏に妹・高校生と二人だけでの日常が淡々と語られている。主人公の気持ちの現し方が自然でいい。

     「まぼろし」
     8年前出て行った母が帰ってきたいという。「こんなはずじゃなかった」が母の口癖のはけ口の矛先は、主人公・亜紀ばかりに向けられていた。父も、兄も母を許しているが、主人公は、…。
     2編の主人公の女性の気持ちを表紙の道路に立つ女性の姿を映しているようだ。
     この装画を担当している石居麻耶さんは有名な人のようだ、詳しくはHPを見てほしい。今、話題の万城目学さんの「鴨川ホルモー」の装画も石居さんの作品のようだ。


       泣きたいとは、思わなかった。
       たぶん行ける、どこまでも行ける。
       どこにでも行ける。
     (帯文より)

    タイムカプセル  生田 紗代

    • 2006.10.15 Sunday
    • 00:30
    タイムカプセル
    タイムカプセル
    生田 紗代
     255 ★★★☆☆
     【タイムカプセル】 生田 紗代 著  河出書房新社

     《10年後に自分に手紙を書くとしたら…》
     
    出版社/著者からの内容紹介より
    不思議な色のパーカを着た少年との出会いにより、変化のない日常に流れ込んできた過去の時間。そんな中、10年前タイムカプセルに埋めた「自分への手紙」が届く。いま10年後の自分に手紙を書くとしたら…。文藝賞受賞後第一作!

    内容(「BOOK」データベースより)
    就活で面接60回敗退の従姉・桐ちゃんは、私の一年後の姿。未来から逃れるような大学生活のなかで偶然出会った“親友の弟”が、なんだか気になって…。


     初めて読む作家さんであるが、読んで楽しくもないが何か引かれる文体だ。
     主人公・3回生女子大生の日常がちょっと退屈な日々が書かれているだけだが。就職活動で60回も落ちている従姉・桐ちゃんとスーパーの女性下着売場でバイトとしている親友の弟・佐野弟とを対比させながら働くことの不思議さを描いている。スーパーで働いている宇田川さんの存在が気になった。彼女の存在は何を意味しているのかなー。

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