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    株式会社ハピネス計画  平山 瑞穂

    • 2008.04.25 Friday
    • 06:33
    株式会社ハピネス計画
    株式会社ハピネス計画
    平山 瑞穂
    JUGEMテーマ:読書

     08−069 ★★★☆☆
     【株式会社ハピネス計画】 平山 瑞穂 著  小学館

     《ハピネス計画?…》

     内容紹介より
    「幸せ」をめぐる怒濤のエンタテインメント
    婚約破棄、リストラ…不幸のどん底に落ちたサラリーマン・氏家譲が働くことになったのは「幸せ」を売る会社だった。そして、ある謎めいた女性が譲の運命を動かし始め…。怒濤のノンストップ・エンタテインメント!


     小説は現実と妄想の産物だが、それがうまくかみ合わないと…。
     株式会社ハピネス計画の前のストーリーでよかったのでは、と思う。
     
     
     

    忘れないと誓ったぼくがいた  平山 瑞穂

    • 2007.08.11 Saturday
    • 23:42
    忘れないと誓ったぼくがいた
    忘れないと誓ったぼくがいた
    平山 瑞穂
     07−209 ★★★☆☆
     【忘れないと誓ったぼくがいた】 平山 瑞穂 著  新潮社

     《少年の前に現れた少女は、…。君はホントに存在したの…?》

     内容(「BOOK」データベースより)
    たとえ世界中の誰もが君を忘れてしまっても、ぼくだけは君を憶えてる!君の存在を証明するのは、ぼくの手元に残されたたった数分の映像だけ。高校時代。優等生だったぼくの心を一瞬にして奪い去った君。大好きで、いつも一緒にいたくて仕方がなかった。なのに、いま、ぼくは君の顔さえも思い出せないんだ…。いったい、なぜ?君はホントに存在したの?―時の裂け目に消えゆく少女と、避けられない運命を変えようと必死にもがく少年の恋を描いた、激しく切ない恋愛小説。


     この表紙がいい、デザインがいいねー。『ラス・マンチャス通信』から2作目は、こういう作品だったのか。それは、ミステリアスな恋愛であり、純粋な恋愛だった。
     消えるということはどういうことか、…。違和感がなく読めたので、…。
     消えることができない人たちが空間に彷徨っているのだろうか、…。



    シュガーな俺  平山 瑞穂

    • 2007.06.07 Thursday
    • 20:45
    シュガーな俺
    シュガーな俺
    平山 瑞穂
     07−157 ★★★☆☆
     【シュガーな俺】 平山 瑞穂 著  世界文化社

     《いつかは、誰でも身に沁みる話でも、…》

     出版社/著者からの内容紹介より
    本書は、若年層の増加などで社会問題にもなっている糖尿病(糖
    尿病患者740万人、予備軍は880万人)がテーマの"世界初の糖尿病小説"です!
    8月から@nifty上で連載がスタートしたと同時に話題沸騰。すでに朝日新聞や
    讀賣新聞でも紹介され、ブログでは「シュガーフレンド」なる造語もできる盛
    り上がりよう。『ラス・マンチャス通信』(新潮社刊)で第16回日本ファンタ
    ジーノベル大賞を受賞した作家・平山瑞穂が自らの糖尿病体験をもとに、33歳
    で突然発症した、サラリーマンの遭遇する決して甘くない波乱の日々を描く。
    シュガーな人もノンシュガーな人も、とにかく面白く読めてタメになること
    間違いなし!の、一級のエンターテイメント小説です。


     本人のことを元にしているのだろうか、よく調べてありリアルである。
     糖尿病は今や社会問題にもなっているが、関心なくても読んで見ていたおいた方が良い、いつなってもおかしくない予備軍かもしれないからだ。
     世界初の糖尿病小説と言っているが別に固苦しい小説ではない、平山さんだからソフトな語り口であり読みやすい小説なのだ。

     私は1回だけ入院したことがあるが、病室が三人部屋で私以外の人が糖尿病患者だった。当時、二人とも年齢のいった人たちで、一人はがりがりに痩せて人で、もう一人は太った人で対照的だった。定期的に看護婦さんが血液を取りにやってきたりしていて、糖尿病は大変だなーと思ったものだ。
     ある日、がりがり痩せた人に食パンを買ってきてくれるように頼まれて、自宅に風呂を浴びての帰りに食パンを買ってきてあげた。翌日、いつもの検査のあとに看護婦主任が病室に飛んで来て、がりがり痩せた人に向かって、『あなた、何か食べたでしょう!ちょっとでも口にするとわかるのよ』と大声に叫んだ。がりがり痩せた人は何も言わない。私は、これはまずいと思って寝たふりしたが、『ハ、ハーンモンガさんあなた何か頼まれてでしょう』イエイエとしたのだが、『今度から頼まれても買ってきてあげてはだめですよ』と簡単に見破れてしまった。何度か、同じことがあったそうだ。
     がりがり痩せた人は、前にも食パンを食べて注意されたので今回は食パン1枚だけでガマンしたと言うのである。数値は現実を現しているのだ。
     この二人の共通点は大酒飲みだったようだ。

     この本を読むと遺伝とか体質とかもあるだろうが、何ごともほどほどに食べたり、飲んだりしなくてはならない気がしてきた。やっぱり、私は甘いものをよした方がいいんだろうなー。
     

    冥王星パーティ  平山 瑞穂

    • 2007.04.19 Thursday
    • 22:33
    冥王星パーティ
    冥王星パーティ
    平山 瑞穂
     07−109 ★★★☆☆
     【冥王星パーティ】 平山 瑞穂 著  新潮社

     《冥王星って、惑星からはずされたの、…》

     そこそこ美人。要領もいいし、頭だって悪くない。なのに、なんで私はいつも男の選択を間違っちゃうんだろう−。迷走する恋愛の果てに射しこむひとすじの光。透明に深く輝く青春小説。 (bk1 内容説明より)

     毎回作風が違う作品となっているが、最初の【ラス・マンチャス通信】を読んで2冊目だけど、どんどん読まされる感じは同じのような気がする。やっぱり巧いのだろう。

     女性間には、東野圭吾【殺人の門】を感じ、最後の終わり方には、豊島ミホ【エバグリーン】を感じたりで読んで楽しい。
     最後は、人生なんてこんなものだと考えると妙に納得しました。お互いの10年間を取り戻すことは無理なんだろう、ちょっと現実的だ。しかし、野村證券…違う、野原証券に入るとこんなに女性にもてるのだろうかと思ってしまった。
     全体を通して考えると男性作家の描き方な感じだ。
     平山瑞穂さんの作品も読む楽しみがあるようにも感じる。
      (読書日記より)

    ラス・マンチャス通信  平山 瑞穂

    • 2007.03.15 Thursday
    • 19:36
    ラス・マンチャス通信
    ラス・マンチャス通信
    平山 瑞穂
     07−73 ★★★☆☆
     【ラス・マンチャス通信】 平山 瑞穂 著  新潮社 第16回日本ファンタジーノベル大賞受賞作

     《僕を追ってくる「黒い染み」とは、……》

     内容(「BOOK」データベースより)
    僕は常に正しく行動している。姉を犯そうとした「アレ」は始末されるべきだし、頭の足りない無礼なヤンキーが不幸になるのは当然だ。僕のせいではない。でも、なぜか人は僕を遠巻きにする。薄気味悪い虫を見るように―。カフカ+マルケス+?=正体不明の肌触りが、鈴木光司氏の絶賛を浴びた異形の成長小説。第16回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。


     何か、読んでいて普通の日常か、異次元の日常なのか。
     不思議な物語だ。
     読み出すと止まらなくなり、引き込められていく私がいるのだ。

     少年・青年の語りで語れる。
     現世界で正義感を出すことの不気味さも感じる。悪意を正すことがもたらす結果のものとは、世情が狂っているのか。主人公・少年・青年は、どう折り合いつけていくのか。でも、どこかで世間というものにバランスを取って生きていくしかないのか。
     この本は、何かを訴えているのか。

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