レインツリーの国
有川 浩
07−41 ★★★☆☆
【レインツリーの国】 有川 浩 著 新潮社
《メールから始まる恋愛、でも……》
内容(「BOOK」データベースより)
きっかけは「忘れられない本」そこから始まったメールの交換。あなたを想う。心が揺れる。でも、会うことはできません。ごめんなさい。かたくなに会うのを拒む彼女には、ある理由があった―。青春恋愛小説に、新スタンダード。
有川さんの「図書館戦争」がスゴイ評判だが、100ページくらい読んで辞めた。ちょっと合わなかった。そして、この本をトライしてみたが、これはすんなりと読めた。
この本は、メールから始まる青春恋愛小説だ。こんな恋は、現代的であるが、中味は割りと古風な感じもした。メールのやりとりから、実際に会うようなるがそこからが二人の心がどういうに動くか。ここにちょっとしたことが、いや重大な問題が。その一つには、彼女が身障者だからか、こんなこと、言ってはだめか、読んでない人がいるから。
この本を読んでいると、私も耳鳴りがひどいからわかるところがいくつかある。静かなところは、耳鳴りを意識するので、どうも落ち着きません。それだから、逆に音がうるさいところがいいかというとこちらもダメです。結局、耳に意識がいってないならば良いわけです。