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    絲的メイソウ  絲山 秋子

    • 2007.03.29 Thursday
    • 19:39
    絲的メイソウ
    絲的メイソウ
    絲山 秋子
     07−87 ★★★☆☆
     【絲的メイソウ】 絲山 秋子 著  講談社

     《男っぽい性格でもないが、不思議な女性だ》

     出版社/著者からの内容紹介
    迷走、瞑想? 生きることは、ジグザグだ。ああ、人生はなんてジグザグにしか進まない! 「袋小路」からジグザグへ、いつもあちこちに本気で立ち寄り続 けて考えた、そして感じた。絲山秋子、初のエッセイ集。今の時代に鈍感でいることはできない。


     私は、ときどき絲山さんのHPの日記を見ている。
     えらく短くてよいと思っていたが、この本を読むとそんな性格なんだと改めて思ってしまう。が、新しくなってからのHPの日記は少々長くなってきたのが心配である。
     何か、この本・エッセイを読むと九州人の魂を持った江戸っ子な感じがしました。

    沖で待つ  絲山 秋子

    • 2006.08.07 Monday
    • 23:44
    沖で待つ
    沖で待つ
    絲山 秋子

     181 ★★★☆☆
     【沖で待つ】絲山 秋子 著  文藝春秋 芥川賞受賞作

     《男女でも同期としての繋がりは深いんだ》

    出版社 / 著者からの内容紹介より
    「おまえさ、秘密ある?」住宅設備機器メーカーに入社して福岡支社に配属された同期の太っちゃんと女性総合職の私。深い信頼と友情が育っていく。そして太っちゃんの死。太っちゃんとの約束を果たすべく彼の部屋にしのびこむ。選考委員会で高い評価を得た第134回芥川賞受賞作。他1篇併録。


     「勤労感謝の日」
     「沖で待つ」   2編

     「勤労感謝の日」
     絲山作品は、この年代に於ける感情がそのまま出ていることだ。勤労感謝の日に見合いをする話なのだが、何か痛快なのである。

     「沖で待つ」
     同期入社の男女の信頼を描く話。少々切ない話。
     絲山さんが働いていた設備機器会社なのか、デテールが細かく出ている。

     本文より
     「楽しいのに不思議と恋愛には発展しねえんだよな」
     「するわけないよ。お互いのみっともないことみんな知ってるんだから」

    ニート  絲山 秋子

    • 2006.05.07 Sunday
    • 19:42
    ニート
    ニート
    絲山 秋子

    101 ★★★☆☆
    【ニート】 絲山秋子 著  角川書店

    《絲山作品は、どうして読んでしまうのか》

    ( 著者からの内容紹介より)
     現代人の孤独と寂寥、人間関係の揺らぎを完璧な文体で描いた傑作短篇集。
    かけだしの女性作家と、会社を辞め、引きこもりをつづけて困窮を極める青年との淡い関係を描く表題作。大阪の彼女と名古屋の育ての母との間で揺れる東京のホテルマンを描いた「へたれ」他全5篇。気鋭の傑作短篇集。


     「ニート」
     「ベル・エポック」
     「2+1」
     「へたれ」
     「愛なんかいらねー」 5編

     「ニート」、「2+1」、こういう男女関係を書いたのが多いような気がする。どこかで繋がっているようで、どこかあいまいな関係。 
     「ベル・エポック」は、婚約者を亡くした女性の引越しの手伝い行く。その最後は、また会おうと言いながら、携帯番号を変えてしまうのだろうと思ったで結んでいる。友情?とか、案外、酷かも知れないがこんなものだろう。
     「へたれ」は、名古屋・育ての母?と大阪・恋人に揺れる思いを描いている。へたれ、へたれねー。人間って曖昧な感情があるだけだ。この恋人に懸命な時期もあるが、ふと何かの感情がふらっと入りこんでくると…。
     「愛なんかいらねー」は、凄い話だが、皆こんな性癖を持っているのかも?。ただそれを知らないだけかも。(ありえないなー、考えすぎか)
     絲山作品に惹きつけられて読んでしまうのだがどうしてだろうか。文体なのか、構成なのか、何なのか。公式HPの読者によるメール・インタビュー145の質問・回答でもわからない、何でだろう。
     

    海の仙人  絲山 秋子

    • 2005.12.14 Wednesday
    • 00:44
    海の仙人
    海の仙人
    絲山 秋子

    245 ★★★★☆
    【海の仙人】 絲山秋子 著  新潮社


     作家・絲山秋子さんの公式ホームページの天才宣言に自分が読みたい本がないので書くことにしたと述べている。果たして読者が絲山秋子さんにそうした思いが通じているのか。言えることは、絲山秋子さんでしかない文体であり、絲山秋子さんでしかできない感覚な文章であることは確かである。

     宝くじに当たって敦賀に住む主人公・河野勝男のところに「ファンタジー」がやってきた。「ファンタジー」とは、何者なのか。
     生きることの意味とは……。
    片桐妙子や中村かりんなど主人公の周りのキャラクターの方も楽しい。
     あっという間に読めるし、引き付けられていく。やっぱり絲山秋子さんは、凄いのだ。

    イッツ・オンリー・トーク  絲山 秋子

    • 2005.09.26 Monday
    • 14:07
    イッツ・オンリー・トーク
    イッツ・オンリー・トーク
    絲山 秋子

    187 ★★★☆☆
     【イッツ・オンリー・トーク】 絲山秋子 著  文藝春秋

     この作家のデビュー作である。
     第96回文学界新人賞受賞となり、芥川賞候補作になった作品である。

     【逃亡くそたわけ】は、最新刊であるがこのデビュー作を読むとなるほどとうなずくばかりである。登場する人物がおかしく、懐かしく個性に溢れているのだ。主人公の何とも不思議な感じだが、憎めないのだ。この感覚が良くわからない。よい意味でバイタリティがあり、自己主張もあるのだが憂鬱症なのだ。


     都会議員、元ヒモ居候、鬱病のヤクザ、痴漢などなどが主人公・橘優子の絡みの会話が面白い。あーっという間に読んでしまう、やはり文章にこの作家の感性があるのだろうか。

     もうひとつの【第七障害】も良かった。
     乗馬で人馬とも転倒して、主人公・女性は骨折したが、その馬は予後不良になり処分された。乗馬も止め、群馬から東京に変えたが、どうしても自分が殺したという思いがぬぐい去ることが出来ないのだ。そこからぬけ出ることが出来るのか。群馬の警察官の恋人を捨て、その妹とマンションに暮らし始めるのだが。読んでいると、訳がわからないがじんわりとしてくるのだ。

    逃亡くそたわけ  絲山秋子

    • 2005.09.18 Sunday
    • 15:30
    逃亡くそたわけ
    逃亡くそたわけ
    絲山秋子

    181 ★★★☆☆
     【逃亡くそたわけ】 絲山秋子 著  中央公論新社 直木賞候補作

     福岡市内の精神病院から脱走した二人が九州を縦断する物語。
     亜麻布二十エレは上衣一着に値すると言う幻聴が主人公に度々登場するのだが、資本論の言葉だがそうだが作家は大学の経済学部の出身だが、この主人公も経済学部に通っているのだろうか。

     この作品は、テンポもよく車の移動なので爽快感もある。二人の方言・言葉も面白い。また、ご当地のいきなり団子となごやんの登場などとにぎやかだ。
     躁・鬱とよくわからないが、誰もが少しずつは持ち合わせているのでは思っています。感情の高ぶりや、落ち込みなど誰でもがある、それがある度合いを越すと精神病になってしまうのか。この作品でも躁・鬱病の薬が出てきますが、この作家さんのホームページにも薬の効能が詳しく載っています。ついでにエッセイも読むと社会人として福岡に滞在したことがあり、九州のエッセイが一杯と載っています。

     私も九州人ですが、方言を聞くのは蓬田さんみたいに恥ずかしい気がしていましたが、この本を読むと別にそんな感情にはなりませんでした。博多弁と熊本弁とは、ちょっとニュアンスが違うのでしょうか。鹿児島弁は全く別物ですが、たしか江戸時代、外様大名のために他譜藩にわからない言葉にしたと聞いていますが。一度だけ鹿児島に行きましたが年配の人が何を言っているのか、全くわかりませんでした。そのとき本に出てくる長崎鼻にも行きました。


     この本は日常から開放されて、また自分自身を見つめる物語なのだ。

    袋小路の男  絲山 秋子

    • 2005.02.26 Saturday
    • 13:37
    袋小路の男
    袋小路の男
    絲山 秋子


    【袋小路の男】 絲山秋子 著  講談社

    《この人の最初の作品を読みたい。》

    家に帰りパソコンを開けて見たら、<WEB本の雑誌>
    の作家の読書道に今回は、絲山秋子さんである。偶然
    なのか、昨日の夜、今日読む本をこの本にするか、
    あと、【神様からひと言】荻原浩、【隣人】重松清に
    するか、迷ってこの本を鞄に突っこんだのだから。

    小学生時代に年間500冊読んだことが載っている
    のには、驚きただ者ではないなどと勝手なことを
    思う。ましてや、今日、麹町から新浦安の行き帰り
    で、この本を読んでしまった。川端康成文学賞を
    取っている作品なので、紅茶など飲みながらゆった
    りとした気分で読まなくては、と思い深く反省する。

    帯には、<現代の純愛小説>とあるが、ちょっと違う
    ように思うが、ならば何というのだろうか。無償の
    愛、これも違うし、何なのだろう。
    私は、オジサンと姪っ子とを描いた「アーリオ オー
    リオ」が好み作品だ。

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