あやまち
沢村 凛
07−27 ★★★☆☆
【あやまち】 沢村 凛 著 講談社
《29歳女性にあやまちは、あったのだろうか?》
出版社/著者からの内容紹介より
男と女、とり返しのつかない瞬間!
プレ「引きこもり」の女性が恋した男には秘密が。ファンタジー大賞受賞者初の書下ろし恋愛小説。
本物の恋はきっと、言葉を交わす前に始まるのだ。相手が近くに立ったとき、顔も見ることなく、気配だけで、もうとらわれているのだ。頭が理解するのは、ずっと後だとしても。――(本文より)
彼女が恋した男性には、秘密があってそれを知ったときにどういう行動するのか。前触れが長いが、最後にあっーという問題が出てくるが男に付いていく選択をするのか、それとも、……。
この本を読んで、恋をするということは、どういうことを指すのだろうか。本当に信頼して尊敬できるまでになってしまったことを恋と言うのだろうか。じゃ、彼女は、…。
この本、彼女があやまちをしたという風に写っているが、29歳の生き方にもう結論が出ているのか、何か問題提起をしているのだろうか。
若い女性に読んで欲しい本であるのだ。