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    猫に時間の流れる  保坂 和志

    • 2007.10.22 Monday
    • 13:00
    猫に時間の流れる
    猫に時間の流れる
    保坂 和志
     07−249 ★★★☆☆
     【猫に時間の流れる】 保坂 和志 著  新潮社

     《猫という生き方、…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    都会の小さなマンションに住む三人の男女。彼らの時間は常に穏やかに流れ、そして猫とともにあった―。束縛や既成概念にとらわれることを嫌い、「猫のように」ふわふわと生きていく人々。そんな彼らの周りに起きる出来事や交わされる会話を、柔らかく、しかし芯の通った筆致で描いた中編二編を収録。『この人の閾』で芥川賞を受賞した著者の、猫に対する深い愛と洞察に満ちた一冊。



     保坂さんの作品には、猫が出てくる、それもやたらと出てくる。あとがきに、猫への想いが出ている。猫が好きで、相当猫の観察もしている書き方である。猫が主役か、人間が主役か、そのどちらもが主役の本だった。

    もうひとつの季節  保坂 和志

    • 2007.01.11 Thursday
    • 21:53
    もうひとつの季節
    もうひとつの季節
    保坂 和志
     07−10 ★★★☆☆
     【もうひとつの季節】 保坂 和志 著  朝日新聞社

     《時間が流れる、ゆったりと流れる》

     内容(「BOOK」データベースより)
    鎌倉・稲村ガ崎に時間はながれる。クイちゃんと僕は今日も生きている。茶々丸といっしょに。猫と宇宙、便利屋の兄妹と自由律俳句のしあわせ。昔の写真をながめながら、うつらうつらと哲学する父子の語らいのなかで、ふと思うのだ。生は有限ではない、と。谷崎潤一郎賞受賞のロングセラー『季節の記憶』待望の姉妹篇。


     表紙の猫・茶々丸がカワイイのだ。
     僕、息子のクイちゃん、便利屋の僕の同級生・松井君、その妹・美紗ちゃん、と忘れてならない猫・茶々丸とが織りなす、ある季節の物語だ。
     人生において、時間はゆったりでも確実に流れている。それが経験や年齢が何を証明してくれるのだろうか。
     クイちゃん、茶々丸を見ながら、《物事は変化する》哲学を語られるのだ。

    途方に暮れて、人生論  保坂 和志

    • 2006.12.30 Saturday
    • 20:20
    途方に暮れて、人生論
    途方に暮れて、人生論
    保坂 和志
     333 ★★★★★
     【途方に暮れて、人生論】 保坂 和志 著  草思社

     《読んで、じっくり噛締めて、何かを感じる本だ》

     内容(「MARC」データベースより)
    「希望」なんて、なくたっていい-。「いまここにいること」を肯定し、人生のあいまいで複雑な豊かさについて粘り強く考え、丁寧に言葉をつみかさねていく。読めば読むほど世界の広がりが増していく、不思議な人生論、26編。


     1章 「生きにくさ」という幸福
     2章 老いることに抗わない
     3章 家に記憶はあるか?
     4章 想像力の危機

     いつか、この人の小説を読みたいと思っていた。が、最初がこの本になってしまった。初めての作家さんでこういう人生論という題名が付いているので難しいかと考えていたが、読んでいてすんなりと入っていけた。それは、共感する部分も数多くあったこともあるが、ものの見方にも感心させられるものがあったことだ。
     現代の状況を誰でもどういう風に見ているのか、作家は、人間より経済を優先する社会とかを嘆いている。その章ごとにテーマがあるが、そのひとつひとつが意味深い内容なのだ。

     希望や可能性という考え方は、「時間とともに進歩する」という信仰に乗っている。しかし私の小説の登場人物たちは(……)ただ、自分がここにいて、しゃべる相手もここにいる、それでじゅうぶんないかと思っている。
     「それでじゅうぶんないか」と思えるということは、いまここにいる自分と相手を肯定することだ。 ― 本書より
     (帯文より)

     小説については、
     小説というのは言葉に対する一種の″音感″が発達していればけっこう簡単に書けてしまう(少なくともそれくらいでなければ小説家としてつづけられない)。しかし自分の中にある雲みたいな霞みたいなものを小説という形式に入れるにはものすごく時間がかかる。それはもうその途上にいる本人にとっては、本当に到達点があるのかどうかわからない質の時間でありプロセスだ。だからつまり、<あやふやさ>や<よるべなさ>しかない。しかしそれから逃げることはできない。私はすでに十数年、小説家としてやってきたけれど、信じられるのは<あやふやさ>や<よるべなさ>しかないと思う。 (本文より)

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