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    世界中が雨だったら  市川 拓司

    • 2006.03.24 Friday
    • 20:28
    世界中が雨だったら
    世界中が雨だったら

    64 ★★☆☆☆
    【世界中が雨だったら】 市川拓司 著  新潮社

    《この本に作家自体満足しているのだろうか》


    帯文の『ここにいるのはもうひとりの僕です。』と出ているが、今までの本の内容と違っていた。私には、ちょっとこれーなーにと言った感じでした。作家の別の引き出しなんでしょうか、作家さんも大変なんだ、と思いだけが浮かびました。
     「琥珀の中に」「世界中が雨だったら」「循環不安」の3篇。
     何んだか逃げ場所を捜しているみたいな作品だ。        

    弘海 -息子が海に還る朝  市川 拓司

    • 2006.02.07 Tuesday
    • 16:56
    弘海 -息子が海に還る朝
    弘海 -息子が海に還る朝
    市川 拓司

    35 ★★★☆☆
    【弘海 -息子が海に還る朝】 市川拓司 著  朝日新聞社

    《家族の絆がテーマ、でも何だか変な気がする》


     息子・弘海のことを日記に付ける父親、それをかたわらのソファーでまどろんでいる母親。
     弘海の生まれてからの成長に合わせて、日記を綴る。大きくなると、原因不明な病気にかかる。体調は悪く、学校は休みがちである。えっー、死んじゃうーのと思ってしまう。が、そうでもないのだ。海に還るのだ。
     夫婦愛、家族愛、一杯詰まっている話は、わかるのだが、どうも暗い感じがしてくるのだ。そういう風に感じるのはおかしいのだろうか。 

    そのときは彼によろしく  市川 拓司

    • 2006.01.11 Wednesday
    • 17:58
    そのときは彼によろしく
    そのときは彼によろしく
    市川 拓司


    10 ★★☆☆☆
    【そのときは彼によろしく】 市川拓司 著  小学館

    《優しいだけでは、つまらないときもあります。》


    >繋がる、繋がる話だ。
     磁力より重力より強い絆・縁。
     分厚い本だ、でも会話部分が多いので早いテンポで読める
     優しさとファンタジーに溢れる本だ。

    恋愛写真―もうひとつの物語  市川 拓司

    • 2005.05.22 Sunday
    • 13:51
    恋愛写真―もうひとつの物語
    恋愛写真―もうひとつの物語
    市川 拓司

     ★★★☆☆

     【恋愛寫真 もうひとつの物語】 市川拓司 著  小学館

     この作品は、若い女性には泣けるんでしょうね。
     エピローグの話のもっていき方がうまいです。恋愛写真という題名も最後で納得しましたが、この場面は文章が映画には勝てないかなーと思いました。大学生の恋愛・片思い?の物語です。ようやく恋が成就したのだが、彼女はいなくなった、何故……。

     「初めての恋が彼女たちを大人にしたの。愛することによって成長をして、成熟する。そして束の間の青年期を終えると、その季節を知ることなく足早に去ってしまうーー」
     「これは病気と言うより、ひとつの生き方なのよ。彼女たちはこうやって生きていくの。生まれて、恋とともに成長して、そして短い生を終える。蜻蛉の生き方を病気だとは言わないように。そうでしょう?彼女も彼女なりの生き方で人生を全うしたのよ」(本文抜粋)

     人間の恋愛があって、死があると、どんな作品でも切なく哀しくなります。

     

     

    いま、会いにゆきます  市川 拓司

    • 2005.05.02 Monday
    • 15:48
    いま、会いにゆきます
    いま、会いにゆきます
    市川 拓司


     ★★☆☆☆

     【いま、会いにゆきます】 市川拓司 著  小学館

    《幽霊は雨が好き》

     「見てから読むか、読んでから見るか!」
     昔、角川文庫の宣伝文句だったように思う。映画とタイアップしてというか、自前で角川春樹事務所でやっていた。【人間の証明】【戦国自衛隊】【金田一耕介シリーズ】などがそうである。そんなことを思い浮べた。何か、この本・映画のテレビの映画コマーシャルを見すぎたせいだろうか。映画は、大盛況だったようだ。
     
     亡くなった奥さんが幽霊として出てくる話である。幽霊でも温もりがある?。これには終わりの方に説明もあるが、ジャンプしてきた?わからない。それは、別として近頃読んだ【雨恋】も雨の時間に幽霊として出てくるが、この本も雨の時期に出てくる。雨と幽霊とは関係があるのだろうか?。

     この本は、純真な愛の物語だろう。
    父親と息子が心配で母親が幽霊として戻ってきたのだろうか。この父親が病気持ちなのである。そのために小学生1年生がしっかりしている。
     二人のなりそめの物語でもある。
     

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