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    バナールな現象  奥泉 光

    • 2007.06.17 Sunday
    • 20:28
    バナールな現象
    バナールな現象
    奥泉 光
     07−167 ★★★☆☆
     【バナールな現象】 奥泉 光 著 集英社

     《戦争と東京での日常生活がどこかで、…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    1991年1月17日、湾岸戦争が始まった。砂漠の戦場から遠く離れた東京の郊外で、妻の出産を待つ大学講師・木苺の凡庸な日常に突然、暗黒の陥穽が口を開く。モーセのトーラー、鴉、理不尽な暴力の予感、そして改竄される歴史。様々な謎が顕在し、現実は虚構に侵蝕されてゆく。あの日を境にして世界は変わってしまったのか?21世紀の今日に鮮烈に屹立する、戦争と狂気の時代を黙示した問題作。


     恥ずかしいが、この本に出てくるニーチェの思想のことがあまり理解できていない。が、この本面白かった。イラク戦争と主人公・大学講師・木苺との日常との比較がどこかで繋がっているのか、戦争という狂気の時代という世界に、私たちは何が出来るのだろうか、無力なだけか。

    ノヴァーリスの引用  奥泉 光

    • 2006.10.07 Saturday
    • 09:28
    ノヴァーリスの引用
    ノヴァーリスの引用
    奥泉 光
     245 ★★★☆☆
     【ノヴァーリスの引用】 奥泉 光 著  新潮社

     《 「死は一つの自己完結である」(本文より) 》

     内容(「BOOK」データベースより)
    十年前に起きた学友の不可解な死。深夜の大学図書館屋上からの墜落は事故か自殺か、それとも他殺だったのか?恩師の葬儀をきっかけに再会した当時の関係者たちの推理が、やがて不気味な謎を浮かび上がらせる。「犯人」はこの中にいるのか?死の真相をめぐり、物語ることによって歪み始める記憶の迷宮。第十五回野間文芸新人賞、瞠目反・文学賞をW受賞した傑作メタ・ミステリがついに復活。


     ノヴァーリスの人がどういう人か知らなかったし、出てくる内容もマルクスなどちょっと堅めだが、この本は面白かった。何故か、奥泉さんの文章に惹き付けられる。
     一人の死を、十年後に語り合う、亡くなった石塚が属していた研究会仲間4人がその死の真相をめぐりあうのだが。亡くなった石塚の言動、心情、感情、行動で見えてくるものが主人公を考えさせるようだ。

     「生は、死の発端である。生は、死のためにある。死は終わりであると同時に始まりであり、別離であると同時にいっそう近しい自己完結である」(本文より)

    石の来歴  奥泉 光

    • 2006.07.27 Thursday
    • 22:10
    石の来歴
    石の来歴
    奥泉 光


    175 ★★★★★
    【石の来歴】 奥泉光 著  文藝春秋  芥川賞受賞作

    《石に来歴があり、人間にも…》

    内容(「BOOK」データベースより)
    「石には宇宙が刻印されている」レイテで戦友から聞かされた言葉によって、岩石に魅せられた男。戦後、彼に訪れる苦難とは!?現在と過去、夢と現が交錯するなかで、妻は狂気にいざなわれ、子は死にもてあそばれる。華麗にしてペーソス溢れる文体で、時と心との織りなす迷宮を描ききる、気鋭の芥川賞受賞作。


     「石の来歴」
     「三つ目の鯰」 2編

     5冊の奥泉作品から、この本を読んでみた。早くから読んで見たい作家であるが、最初の1ページでまあー次にするか、となって延び延びになっていた。よーし、と腹に決めて手に取った。最初の何ページは、難しいそうだったが、7,8ページになると意外と読めるのだ。

     「石の来歴」  
    石に魅せられた主人公の話だが、これが凄い話なのだ。独特な文章も読み慣れると、この重い話に酔いしれる。この本を読んで、秩父の長瀞に何回か行ったことを思い出した。

     「三つ目の鯰」、この話も良かった。 
     主人公・大学生の父の葬儀から始まる。キリスト教、教会など知らないことが出てきて、宗教のことが身近に思える。これは楽しかった。

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