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    洗面器の音楽   藤谷 治

    • 2009.04.18 Saturday
    • 07:43
    洗面器の音楽
    洗面器の音楽
    藤谷 治

     09−050 ★★★☆☆
     【洗面器の音楽】 藤谷治 著   集英社

     《ミステリーなのか、藤谷治の構成の巧みさ…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    ラブホテルで惨殺された、身元不明の全裸女性。それはかつて私が情事を重ねた娼婦なのか?そもそもこの“小説”を書いたのは、誰だ…?奇怪なデビューから10作目、常に進化する作家「藤谷治」の、不敵な企み。



     藤谷治さんは、下北沢にこだわりの書店を持っている。
     http://www.ficciones.jp/
     
     この本は、ユニークな構成で形づくられている。ミステリーなのか。ページ177、一気に読める。それにしても、この作家はイロイロなスタイルの本を出している。【おがたQ、という女】、【恋するたなだ君】、【いなかのせんきょ】など、どれもが楽しい本だ。

    誰にも見えない 藤谷 治

    • 2008.02.16 Saturday
    • 12:21
    誰にも見えない
    誰にも見えない
    藤谷 治
    JUGEMテーマ:読書


    08−032 ★★★☆☆
     【誰にも見えない】 藤谷 治 著  小学館

     《家族、友人繋がっているようだが、ひとりぼっち…》

     内容紹介より
     私、わがままに生きてる。だけど一人ぼっち
     有名私立中学2年生の瑠菜は、ごく普通の生活をしていた。でも、「親友、親友」と口だけで連発する友人、仕事人間のエリートサラリーマンの父、そのなれの果てのように寂しく高級老人ホームで余生を過ごす祖父、そしてお金のことしか考えていない母――。わがままに、何不自由なく暮らしていたはずなのに、自分は独りぼっちで、まわりの人にとっていつもいなくても同じだ、とある日考えてしまう。気が付けば、瑠菜は、富士の青木ヶ原樹海に向かうため、電車に乗っていた。そんな時、彼女はふしぎな老人に出会う。美しい心が、美しい心と響き合い、やさしい奇跡が、今、生まれる。



    文中の老人のことば、
     「瑠菜ちゃんの、最後のばんさんは、まだまだ、なかなか、来やしないよ。死ぬのはむずかしい。それに苦しいし、痛い。だけど、そうやって死ぬのに、人生は値する。これは、死なないで、がまんして、生き続けてみなきゃ、分からないことだ。
     がまんするのが、いやなら、わがままに、生きなさい。むしろ、わがままに、生きたほうがいい。人にめいわくをかけないで、わがままに生きるのは、かんたんなこっちゃないが、それができれば、人生は豊かになる。それに、がまんして、生きても、わがままに、生きても、いつか、どかかで、自分に、自分で、おとしまえをつけなきゃ、ならない時が来るんだから」


     女子中学生、家庭環境など恵まれていても、何かこころは、空虚だ。
     これから続いていく人生をどうやって過ごしていけばいいのか。
     わがままに生きても、人生。
     がまんして生きても、人生。
     どちらに生きても、かんたんでは過ごせない、それが、人生か。
     

    いなかのせんきょ  藤谷 治

    • 2007.04.09 Monday
    • 21:23
    いなかのせんきょ
    いなかのせんきょ
    藤谷 治 
     07−99 ★★★☆☆
     【いなかのせんきょ】 藤谷 治 著  祥伝社

     《日本の清く正しき選挙とは、…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    四方を深い山々にかこまれた鍵田原郡戸蔭村―。莫大な借金を残し引責辞任した前村長の後を受けまして、村議・深沢清春は助役・平山忠則に村の建て直しを請われます。村長におさまった清春の改革によって、戸蔭村は平和な村になりましたとさ…と参るわけがございません。なんと清春を推した平山が対立候補として出馬!おまけに土建屋、材木屋、村会議長―村中の有力者が推薦人にずらり。ここに戸蔭村、数十年ぶりの選挙戦が勃発したわけでございます。人も足りない、金もない。あるのは村への想いだけ。ないない尽くしの深沢清春、家族を頼りに打って出た、一世一代の大勝負の行方や如何に!?全国1億の有権者に贈る、これぞ日本の清く正しき選挙小説。


     現代、どこの自治体でも莫大な借金を背負っています。
     どうしてだろうか、どこの自治体でもやって来たのを真似ただけなのに。
     それにしても、どこかおかしい気がする。急にこうなったわけではないのに。
     今まで、ずっと税収が右肩あがりになると考えていたのはずだが、それはもうとっくに終わってしまっている。

     この本を読むと選挙のこと、自治体の原点がちょっとわかります。
     村長、町長、市長など、やはり市民レベルの目を持つことが大事ではないのでしょうか。
     田舎・村の選挙は、この本に書かれているのに大いに似てます。あと、血縁何かもあります、だから結婚なども選挙に関わったりします。
     藤谷さんは、この本では講談調です、いろんなことにチャレンジしているようです。

    下北沢  藤谷 治

    • 2006.10.24 Tuesday
    • 21:23
    下北沢
    下北沢
    藤谷 治
     266 ★★★☆☆
     【下北沢】 藤谷 治 著  リトルモア

     《下北沢、何かが響きあう不思議な街だ》

     出版社/著者からの内容紹介
    消えた詩心、色づく恋心─。
    移ろいゆく街が包みこむ、愛すべき隣人たちの物語。
    多くの若者が憧れる町“下北”を舞台に、
    せつなく心揺さぶられる、渾身の書き下ろし長篇小説。

    下北でレンタルボックスのお店を営む僕は、
    ささやかながらも充実した毎日を送っていた。
    常連客の桃子さんに恋心を寄せる日々だったが、
    遂にデートの約束を取り付けたのだった。
    そんなある日、詩人・土蔵真蔵とのふとした出会いから、
    平穏な毎日は終わりをつげ、
    忘れられない日々が始まった…。

    読み終えた時、心に深い感動がわき起こる
    “純度100%の下北青春小説”の誕生です。


     「下北沢の懐は、深く、心は温かく、道は入り組んでいる」

     下北沢、ゴチャゴチャとした道、小さい店が雑多のあり、ギターを担いだ若いアンちゃんたちが右往左往して、もちろん若いお姉さんもウヨウヨしている、そんな印象だ。私は、昼間の下北沢しか知らないから、洋服屋があり、古着屋があり、雑貨屋があり、劇場がある程度しか知らない。そんな街の中で起きる物語だ。

     最後の章
     下北沢に来るのは簡単だ。
     今、君がどこにいようと、まず東京に出て、それから渋谷か新宿の駅に行って、渋谷だったら井の頭線、新宿だったら小田急線に乗ればいい。どっちも始発駅だから、来た電車に乗っちゃえば、最短で五分、最長でもまず十五分あれば、下北沢にたどり着く。
     で、たどり着いちゃえばもうこっちのもんだ。楽しめるだけ楽しんでってくれ。下北沢の懐は深く、心は温かく、道は入り組んでいる。たとえコッチの道が気に入らなくても、アッチの道には何かがある。それは一軒の店だったり、一着の服だったり、一枚のレコードだったり、一人の人間だったりする。街全体が君を待っていたんだと、ぼんわり感じることだってあるだろう。下北沢で君が見つける何かは、君が求めていたものっていうより、君のことをそれまでずっと待っていた、としか思えないものに違いない。
     君がこの本を閉じてから、最初に見る下北沢の街並み。それがこの物語のラストシーンだ。
     そしてその街並みが、君の物語の始まりになることを、僕は願っている。
    (本文より)

     藤谷さんのお店が下北沢にあり、主人公も作家自身なのか、と思っています。
       書店″フィクショネス″

    恋するたなだ君  藤谷 治

    • 2006.09.09 Saturday
    • 09:16
    恋するたなだ君
    恋するたなだ君
    藤谷 治
     219 ★★★☆☆
     【恋するたなだ君】 藤谷 治 著  小学館

     《七福神を言えたら、あなたもステキな恋に巡りあえるかも》

    出版社 / 著者からの内容紹介
    よしもとばなな氏推薦、涙+笑いの恋愛物語
    「うひゃー、たなだ君に愛されたい! この小説を嫌いな人と、私はきっと気が合わないと思う」と、よしもとばななさんが今、強く推している作家・藤本治氏の書き下ろし第3作です。
     道ばたで会った女性(しかも後ろ姿)に、一瞬にして恋に落ちてしまった主人公・たなだ君は、それから2日間、命の危険に身を晒し、投獄され、さまざまな災厄に巻き込まれ……。 おもしろキャラ全開の個性的かつ気になる登場人物、どこまでも果てしなく飛んでいく妄想の膨らませ方で構築する世界観及びそのディテールによる、全く新しいラブ・ストーリー。


     どんなブ男でも、何かに導かれて恋をする時がある。廻りの状況がどんなものかもわからないで。でも、ぼくは突進出来ない、躊躇する、夢想するしかないのだ。
     このたなだ君は、突き進んでいく。いろんなことが待ち受けていても。そこになにがあろうとも、その女性・まばさんの思いは一途だ。そこで見た愛・知った愛とは、…。
     いやー、面白い、おもしろい、オモシロイ。
     この本を読んで不思議キャラな人たちと不思議空間をさまよって、一時の疲れを癒されたらよろしいのでは。

     藤谷さんの経歴に下北沢に独自のこだわりの書店経営とある。さっそく、ネットで覗いてみた。
      
     『フィクショネス、下北沢のアトリエ、発信する書店.ficciones

    おがたQ、という女  藤谷 治

    • 2006.08.11 Friday
    • 23:03
    おがたQ、という女
    おがたQ、という女
    藤谷 治

     185 ★★★☆☆
     【おがたQ、という女】藤谷 治 著  小学館
     《変わったタイトル、読んで、おがたQに納得》

     出版社 / 著者からの内容紹介より
    「おがたQ」と名乗る主人公の謎の美少女の「おんなの一生」を、文化人の父・小林徳二郎になすがままの母、そのふたりが子育て放棄したため実質的な育ての親である沖縄県石垣島在住の神懸かり的な祖母・浦添マツ、そして大学の映画学科の愛すべき超まぬけ男・海野鉄男などくせのある登場人物などに絡めて描き出す。 「 」がひとつも出てこないベタベタとした粘着力のある「あらすじ文体」で紡ぐ、過剰なまでに切ない「ネガティブ・シンデレラ・ストーリー」。


     ひとりの女の生き方を描いた作品。
     独特の文体で、主人公が独特なキャラであるが、ストーリーが面白くて、先先を読みたくなる。おがたQが、突然映画にはまり出すくだりが分かるのが楽しい。私も十年以上映画を見てなくて、毎日のように映画を見だしたからだ。(DVDで)そして、この本に途中から映画の話が一杯出てくるが、ここに書いてあるのは私めは見ていない方が多い。
     表紙の次のページに沖縄の風景画が出てくる。鮮やかな画である。読んで、この絵を見て、読んで、この絵を見る、そして読み終わった、じっくり、この沖縄の絵を見ると、この本も数倍楽しく、嬉しくなる。

     

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