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    ぼくのボールが君に届けば  伊集院 静

    • 2006.02.06 Monday
    • 16:57
    ぼくのボールが君に届けば
    ぼくのボールが君に届けば
    伊集院 静


    33 ★★★☆☆
    【駅までの道をおしえて】 伊集院静 著  講談社

    《野球にもいろいろあるんだ、と思う》


    「駅までの道をおしえて」「シカーダの夏」「バラの木」「冬のかむり」「2ポンドの贈り物」「渡月橋」「花守」「チョウさんのカーネーション」8篇の短編集。

     人は誰でも言いしれない苦くほのかな過去を持っている。こんな人生ではなかった。それでも前向きに生きよう。そんな物語が一杯の本だ。
     この何篇かに野球の話が出てくる。極めつけは、この詩である。
     『長嶋茂雄選手を讃える詩。 サトウハチロー。
      疲れきった時 どうしても筆が進まなかった時 いらいらした時 すべてのもがいやになった時 ボクはいつでも 長嶋のことを思い浮かべる 長嶋茂雄はやっているのだ 長嶋茂雄はいつでもやっているのだ どんな時でも 自分できりぬけ 自分でコンディションをととのえ 晴れやかな顔をして 微笑さえたたえて グランドを走りまわっているのだ ボクは長嶋茂雄のその姿に拍手をおくる と同時に 「えらい奴だなァ」と心から想う ひとにやさしく おのれにはきびしく 長嶋茂雄はこれなのだ わが家でのんきそうに 愛児達とたわむれている時でも 長嶋茂雄は いつでもからだのことを考えている 天気のいい日には青空に語りかけ 雨の日には 天からおりてくる細い糸に手をふり 自分をととのえているのだ 出来るかぎり長く 出来るかぎり立派に 長嶋茂雄はそれだけを思っている その他のことは何も思わない ボクは長嶋茂雄を心の底から愛している 自分をきたえあげて行く 長嶋茂雄のその日その日に ボクは深く深く頭を下げる』 

    ぼくのボールが君に届けば  伊集院 静

    • 2004.09.08 Wednesday
    • 13:03
    ぼくのボールが君に届けば
    ぼくのボールが君に届けば
    伊集院 静

    【ぼくのボールが君に届けば】 伊集院静 著  講談社

    《野球にも普通に哀しみがあるのです。》

    9つの短編集である。
    9つとも読めば読むほど眼に涙が滲んできます。

    「主人は最後まで私にやわらかなボールを投げてくれて
    いたんです」
    「やわらかなボール?何のことですか」
    「キャッチボールですよ。野球はあまり詳しくありませんか?」
    「あまりね。けどキャッチボールくらいはわかるよ」
    「そのキャッチボールですが、あれは最初、やわらかなボール
    を投げ合うんです。相手が受けとり易い」
    「そうなんですか?」
    「はい。それがキャッチボールの基本です。やわらかなボール
    を相手も同じように投げ返して、そうして少しずつ離れていって
    速く強いボールを投げるように練習するんです。一方的に
    強いボールを投げて相手が受け止められないのは、キャッチ
    ボールじゃんないんです」  《本文より》

    ぼくが野球少年だった頃です。
    キャッチボールについては先生に厳しく言われました。
    相手の捕り易い胸に向かって投げるようにと。
    相手の捕り易いように心をこめてと。
    相手が捕り易く次の動作がしやすいようにと。
    遠い昔、野球少年だった頃は無我夢中だっただけでした。

    アフリカの燕  伊集院 静

    • 2004.04.08 Thursday
    • 02:34
    アフリカの燕
    アフリカの燕
    伊集院 静

    【アフリカの燕】  伊集院 静 著

    《夏目雅子さんが生きていれば!》

    アフリカ、マージャン、ギャンブルの話が多いエッセイ
    ただ、そればかりの話だけでない
    男にしかわからない切ない思いが満載
    まつ毛の長いキリンは小首をかしげて、こちらを見ている
    アフリカのこんな話が一杯出ている

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