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    退屈姫君 海を渡る  米村 圭伍

    • 2007.09.19 Wednesday
    • 12:47
    退屈姫君 海を渡る (新潮文庫)
    退屈姫君 海を渡る (新潮文庫)
    米村 圭伍
     07−235 ★★★☆☆
     【退屈姫君 海を渡る】 米村 圭伍 著  新潮文庫

     《めだか姫の活躍、いかに…》

     内容(「BOOK」データベースより)
    今日も江戸の上屋敷であくびをかみ殺していためだか姫。そこへ舞い込んだのは、夫である風見藩藩主・時羽直重が失踪、ついでに冷飯食い数人も消えたという大ニュース。姫が直ちに千石船を仕立て、お仙と海上を一路讃岐へ向かってみれば…。お城は六波羅景望なる謎の武士に牛耳られ、風見藩はまさに乗っ取り寸前。殿は何処へ。めだか姫は藩の危機を救えるのか。


     四国の風見藩まで海路、どのくらいかかるのか。
     今度は、お仙の兄、一八も出てくるが、天童小文五の出番が多い。
     六波羅景望の妖しい美貌とはどんなものだろうか。
     解説の「退屈姫君のおかげで退屈知らず。」に◎だ。

    退屈姫君伝  米村 圭伍

    • 2007.09.09 Sunday
    • 14:15
    退屈姫君伝
    退屈姫君伝
    米村 圭伍
     07−225 ★★★☆☆
     【退屈姫君伝】 米村 圭伍 著  新潮社

     《おきゃんな姫の活躍、いかに……痛快時代小説!》

     内容(「BOOK」データベースより)
    吹けば飛ぶよな二万五千石の小藩に五十万石の姫君が異例のお輿入れ。そのうえこの姫君、美貌ながら生来のいたずら好きときています。退屈しのぎに屋敷を抜け出し、江戸城下を探検、藩の六不思議の謎解きに血道を上げる日々。ところが、田沼意次も絡んだ陰謀まで探り当てたから、さあ大変。幕府隠密、くノ一、長屋の町人も巻き込み、姫の貞操と藩の命運を賭けた大勝負の始まり始まり。


     この本を読んだらシリーズがあるから大変だ。迂闊に人に薦めたら、あまりの面白さに、愉快さに、何で逆に薦めたか(仕事が手に付かなくなってしまった、本を読むために時間をとられてしまった)と怒られてしまったみたいなことが誰かのブログにっ書かれていたが、その通りで腹がよじれるほどの楽しさだ。

     この本は、普通の時代小説の文体と違って読みやすいのが、一番である。講談調、落語調なので、飽きないで読める。めだか姫とその廻りで活躍する人たちの活躍は、いかに!
    表紙にココがいる、ココ活躍したかなー、活躍したか。

     

    エレキ源内 殺しからくり  米村 圭伍

    • 2006.06.30 Friday
    • 22:53
    エレキ源内 殺しからくり
    エレキ源内 殺しからくり
    米村 圭伍

    150 ★★★☆☆
    【エレキ源内殺しからくり】 米村圭伍 著  集英社

    《読んでいて、楽しくなる時代小説なのだ。》

    (著者からの内容紹介より)
     平賀源内の遺した秘宝が巻き起こす陰謀!
     第十代将軍徳川家治の嫡子、家基の不可解な死を発端に起こる暗闘、陰謀。平賀源内の遺した秘宝をめぐって、源内の娘・つばめ、大田直次郎、謎の一団が繰り広げる奇想天外な、書き下ろし時代長編。


    面白い、大活動写真劇映画を見る思いだ。
     米村作品は、まだ2冊目だが、読んでいてほのぼのする時代小説だ。
     源内というのが題名に付いているので、平賀源内が主人公かと思ったが源内の娘が主人公の話だった。まあ、源内の残したものが話しの元であるのだが。
     時代小説にこんな文章の書き方もあるのか、と思わせる。読んで読みやすい、と言うか親しみやすいのだ。
     面白い、面白い。米村作品は、くせになるほど面白い。

    おんみつ蜜姫  米村 圭伍

    • 2005.08.28 Sunday
    • 16:19
    おんみつ蜜姫
    おんみつ蜜姫
    米村 圭伍

     166 ★★★☆☆
     【おんみつ蜜姫】 米村圭伍 著  新潮社

     ちょっと読むのも、しんどくなってきた。
     乃南さんの【駆けこみ交番】も30ページくらいで止めてしまった。普通なら読める作家さんと思っていたから、うーんと唸るばかりなのです。やはり、ちょっと疲れぎみなのか。こんなときは休憩すればよいのだが、電車の中で間が持たない。仕方なしに積本の中をあさっていたら、この本が出てきました。時代もの、読めるだろうか、と思って手に取ったら、これがなかなかに面白いのだ。


     何か、この本は変わっている。
     講談調?ではないが、読みやすい語り口で書いてある。まるで、映画の一シーンを見ているようである。新聞に連載されていたので飽きさせない筋書きである。これを楽しみに新聞が届くのを待っていた人も多かったのでは、と思った。
     
     あらすじは、蜜姫・九州豊後温水藩の末娘が、小藩の合併に立ちはだかる正体不明の刺客、巨大な陰謀に向かっていくのだ。海賊、武田忍びの者、尾張柳生、そして徳川天一坊ら次々と現れる難敵相手に四国、備前、尾張、江戸……行脚はつづく。蜜姫の一太刀は悪を正し、明日を切り開けるのか。(これは、帯文をそのままだ)


     暴れん坊将軍・徳川吉宗も出てくる、南町奉行大岡越前守忠相も出てきたり、もっとよいのは歴史の裏側まで書いてあり、大変にわかりやすいのだ。登場人物も母・甲府御前、笛吹夕介・武田忍び?、五平、雲吉など多彩で多才なのである。おーっと忘れてはいけないのが忍び猫・タマである。忍び猫・タマの活躍なしでは、蜜姫も事件を解決出来ないのだ。

      

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