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    死顔  吉村 昭

    • 2007.06.19 Tuesday
    • 20:23
    死顔
    死顔
    吉村 昭
     07−168 ★★★★★
     【死顔】 吉村 昭 著 新潮社

     《遺作短篇集、死に対する考え方が》

     内容(「BOOK」データベースより)
    生と死を凝視しつづけた作家が、兄の死を題材に自らの死生観を凝縮し、死の直前まで推敲をつづけた短篇「死顔」。死の静謐を期し、延命措置への違和が表明されている。著者の最期とも符合する表題作など、全五篇の遺作小説集。

     内容(「MARC」データベースより)
    自らの死を自覚して延命治療を拒んだ著者が、遺書のように書き残した短篇集。自らの最期とも符号する表題作など、全5篇を収録する。闘病と最期の刻を夫人・津村節子がつづる「遺作について」を併録。


     電車に乗って、吉村昭【死顔】を読む。吉村さんは去年亡くなったので遺作短篇集だ。この本を読むと何故自ら管を取り外して死を選んだかがわかるような気がするのだ。いろいるな死に対した経験があるので、自らの死に対する気持ちを持っている。胸に重いものでなく、ずしりとしたものが入りこんでくるのだ。

    再婚  吉村 昭

    • 2003.07.25 Friday
    • 23:25
    再婚
    再婚
    吉村 昭

    【再婚】 吉村昭 著

     一時期、吉村昭さんに凝ったことがあり、懐かしく読んでみた。
    【再婚】を読んでいて、あれこれはどこかで聞いたことがあると思った。最後の
    場面で思い出した。いまでも、NHKラジオの日曜日の午後9時ころから、「日曜名作座」と言っただろうか、森繁久弥さんと加藤道子さんとでやられている番組で聞いた記憶がある。

     小説のあらすじはこうである、奥さんが亡くなり、ずっと一人身だった主人公の男(60代)が回りの薦めもあり、再婚しようと決意して、何回か、見合いをするのである。そして、以前同じ会社にいて、その当時気に入っていた女性も旦那に先立たれ、一人身であり、会って食事をするのである。
    最後の場面とは、金を払おうとテーブルから先にたち、何気なく後ろを振り向くと、女性が爪楊枝を何本かを、ハンドバックに忍ばせているところを見てしまうのである。それで、男はどうするのかは、読者に問いかけて終わっている。

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